当パンフルート工房では音を開拓する精神で、常に新しい音作りに挑戦して行っています。
今年もやって来た知り合いの業者さんの養蜂箱。 これから製作予定のメダケのパンフルート管。
パンフルート製作家は竹や木を素材にパンフルートの形を作り、その音を世に問います。
この世に誕生したパンフルートにとって製作者が作り出した基礎的な音をさらに発展成長させてくれる演奏家と結び
つくことが最大の喜びとなります。
当然当パンフルート工房の音作りの工程を皆さんに紹介しなければその音を感じてもらうことはできないわけで、素材
である竹を切り出す時期から下処理・保管などの基礎的な音を決定する工程から音を花開かせる組み立て工程まで公開
してみなさんの判断材料とさせてもらっています。
これから製作するのは管の径を小さく設定したタイプのパンフルートを作っていきます。
このタイプのパンフルートは今までにホウライチクと松の２グループを作ってきましたが、今回は大量に材料が入手
できるメダケで少し多めの１０台ぐらいを組み立てようと準備しております。
同じ音域の管でも径が大きければ堂々とした音が出て、小さければ繊細な音が出ますのでこれから製作するメダケの
パンフルートは情感あふれる音を出してくれるよう最後の仕上げをおこないます。
パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合わせは082-894-0854または香原 良彦 <xiaxi@go8.enjoy.ne.jp>
までどうぞ。広島パンフルート愛好会教室へもどうぞ。nakamura@an-pan.org