風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

ミツロウが柔らかくなくてはならない理由

2011-08-29 | ミツロウ・調律方法

      

            オリーブの木のパンフルート                       工房付近風景

パンフルート製作販売・吹きかた・音合わせ教室のパンフルート工房香原です。

パンフルートを吹かれるみなさんは「なんでパンフルートはこう頻繁に調律を繰り返さなくてはならないのだろう、一度完璧に

調律し最低1年ぐらい狂わない方法はないものかしら」と思われたことがあるでしょう。

しかし残念ながらそういう都合の良い方法はまだ見つかっていません。

「いやだなー」と毎回いやいや調律を行っていたのでは最後には本当にいやになりパンフルートを放り出すことになりかねません。

常温で柔らかく(冬は硬すぎず夏は手にべたつかない柔らかさ)適度にねばりのある品質の良いミツロウを使って楽に楽しく

パンフルートの音合わせをやっていきましょう。

なん百回とパンフルートの調律を根気よくおこなってこられた方はそのあいだにしらず知らず実力がついているもので、苦もなく

調律をすませることができるようになった頃には演奏のレベルも相当なものになっているはずです。

「自分は調律なんかとてもできない」と思われているあなたは「柔らかいミツロウ」を使えば簡単に手軽にできますよ。

パンフルート修理・ミツロウ音合わせの問い合わせは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。

広島パンフルート愛好会へもどうぞ。nakamura@an-pan.org.vcf