さらに、無線LAN機能を搭載した「iPod touch」向けの、新しいiTunes Storeも発表された。「iTunes Wi-Fi Music Store」だ。無線LAN接続した「iPod touch」単体で楽曲の購入が可能になる。購入した楽曲は、次にMacやPCと「iPod touch」を同期したときに、自動的にMacやPCのiTunesにもコピーされるしくみだ。
この「iTunes Wi-Fi Music Store」は、「iPhone」でも利用できるようになる。そのためのiPhone用アップデータも近々提供されるとのことだ。また、すでにiTunes Storeのサービスが提供されている国なら、「iTunes Wi-Fi Music Store」はどこでも利用できるようになるという。
ところで、「iPod touch」には、「iPhone」と同じ指先でタップして文字を入力するソフトウエアキーボードが搭載されているのだが、これが日本語に正式対応している。入力はローマ字入力で、漢字仮名まじりの予測変換が機能する。携帯電話の文字変換に近い感じ、と思ってもらえればいいだろう。おかげで、Safariブラウザでのグーグル検索や、iTunes Wi-Fi Music Storeでの楽曲検索などが、日本語でできる。