グーグーパンダが語る 本当の幸せって何?

新刊『第3の幸せ』【60ページ無料プレゼント中】         

有名なキリスト教研究家が僧侶を絶賛した意外な言葉 人生を深める「今日は何の日」

2018-02-13 | 今日は何の日

今日2月13日は、内村鑑三(うちむら・かんぞう)の誕生日です。


内村鑑三はキリスト教の研究で知られていますが、このような意外な言葉を残しています。


我等の友はウェスレーなるよりもむしろ法然なり。ムーディなるよりもむしろ親鸞なり。


我国の源信僧都、法然上人、親鸞上人も亦我が善き信仰の友である。


ルーテル、ウェスレー、ムーディーに対するよりも、源信、法然、親鸞に対しより近く感ずるは止むを得ない」

         (1906年12月 『聖書之研究』)

※ルーテル、ウェスレー、ムーディーはいずれも有名なキリスト教徒

 

 

 

いよいよ出版!? オリジナル小説『フライザイン』

 

もしかしたら、近い将来『フライザイン』が出版されるかもしれません。

 「一カ月以内に、人生の目的を見つけられなかったら自殺する」という妹を助けるために、初めて生きる目的を探究し始めた兄と、愛する人が余命一カ月と宣告された天才哲学少女が出会う。そして……」という物語です。

小説『フライザイン』の続きです!

 

※第1回はコチラ

 

。。。

 


■17

突然の訪問で申し訳ありませんとか、お時間大丈夫でしょうかとか、一応、人間社会のルールと思しきことを言ってから、非常事態に追い込まれた(自分で追い込んだわけだが)僕は、懸命に頭を回転させ、とっさに思いついた言葉を吐き出した。

「あ、あの、実は、先生、えと、ちょ、ちょっと唐突に思われるかも知れませんが、えと、哲学では、えと、人生の、人生の意味について、どのように言わ、言われてるでしょうか。

今度レポートを、ええ、レポートを書こうと思ってまして、ええ、それで、なにかお勧めの本や、そのことについて教えている哲学者を、えっと、教えてもらいたなと思ってですね、それで、それでここにきたのですが」

教授は「ああ、そうですか」といった感じで、意外にもすんなり〝そうですね、何々という哲学者の何々という本なんかいいのではないかな〟と数冊、教えてくれた。

聞き慣れぬカタカナの名前と、難しい漢字をたくさん使った本のタイトルを必死にメモする。
汗が顔の側面を流れた。

さすが哲学科の教授は難しい本を読んでいるなと当たり前のことに関心しつつ、一刻も早くこの部屋を出たいという気持ちが蠢く。

メモを取り終えると僕はそそくさと「あ、ありがとうございました」とだけ言って部屋を出ようとした。すると、教授は僕を軽く呼び止めた。

「ああちょっと君ね、これだけは言っておこう」

「はい?」

「生きる意味を考えることはとても大事だけど、答えを求めてはいけないよ」

意外な言葉に思わず「えっ」と声をもらす。

「これは答えを出してはならない問題なんだ。生涯生きる意味を探究しつづける、これが哲学だからね」

「はあ」

僕は、うまい去り際を逃してしまい、なんとも中途半端な状態で部屋を出るはめになった。

廊下に出てドアを閉めると同時に、緊張を「ふう」と息に換えて吐き出す。ボブティはきちんと足をそろえて待っていてくれた。
頭をなでてやると、目を細め、グルグルとノドを鳴らす。

なぜ猫はノドをならすのだろうと考えた時期もあったが、ライオンだってノドを鳴らすと聞いてからは、《なら、猫がノドをならして当然》と、妙に納得し、以来、その疑問は出てこなくなった。

「なあ、お前の応援のおかげで教授からオススメの哲学書を聞き出せたぞ。初陣は成功だ」

ボブティに語りかけ、今度は背中をなでてやった。
ボブティは、気持ちよさそうに、鼻をなめながらノドを鳴らし続け、短い尻尾をピコンと立てた。

もう片方の手で、先ほど必死に書いたメモを取り出す。
汚い自分の字を見ていると、最後の教授の言葉が思い出されてくる。

「生きる意味は大事だから考えるのはいいが、答えは出してはならない」

《うーん、なら何の為に考えるんだろう》

どうも釈然としなかった。

図書館へと足を運び、教授が指定した本を検索用パソコンで調べると、意外にアッサリ見つかり、すぐ借りることができた。

哲学など勉強したことがない自分だが、理解できるだろうかとソロリ表紙をめくり、読み始めたが、一ページ目から、いや一行目から理解出来ないことに愕然とする。

あざけるような妹の言葉が蘇った。

《では、見つけてもらいましょう〝生きる意味〟とやらを》

 改めて大変な約束をしてしまったことが分かった。

「前途多難だ……」

暗黒のとばりに全身がスッポリと包まれたような気持ちになり、哲学書をだらりと手に持って外へ出る。名もしらぬ薄汚れた鳥が、プレハブの屋根の上をトントンと音を立て、跳ねながら歩いているのをボブティは興味津々に見つめていた。


。。。


┏━┳━┳━┳━┓
┃編┃集┃後┃記┃
┗━┻━┻━┻━┛

いかがだったでしょうか。

今後に活かしたいので、ぜひ、感想を聞かせてください。

 

 

一気に読みたい方は、コチラからどうぞ。(書籍化されるまでは無料)

↓↓↓

ここをタップ(クリック)

 

ではまた。 

コメント

無料プレゼント

新刊『本当の幸せになりたいあなたへ 人生を変える「第3の幸せ」』の最初の60ページ分を無料でプレゼント中  『第3の幸せ』の情報はコチラ