坂之上サイクルけだな古民家(旧 東開フィット) 自転車情報

坂之上サイクルステイション(1998~2018)、坂之上サイクル東開フィット(2018~2022)中島のブログです

ほら☆できた 「久しぶりのシリーズ『ほら☆できた』で、雨の後の自転車ケアご紹介」

2014年05月18日 22時23分57秒 | ほら☆できた
今日は、降水確率が高くてサイクリング会は中止しましたが、小降りの中なんとなく風車まで走ってみました。


雨中走行の注意点も色々ありますが、また次の機会に…。


(例えば、路面に見えるオイルのシミは要注意です!かなり滑ります



☆☆☆☆☆☆☆☆☆






『雨の中走った後の自転車ケア』



自転車は外で使うものなので、当然雨の中で走っても大丈夫なように設計されてます。

とは言っても、悪コンディションでの消耗は激しいわけで、走行後の自転車ケアは気になるところ。

今回は、手早く簡単に出来るお手軽なケアをご紹介します。

(※時々は、ショップの有料ケアも併せてお受け下さいませ。)






まずは、帰ってきたら早速(まだ自転車が濡れてるうちに)、水道水でシャバシャバと流します。

雨は酸性雨で酸性、道路には凍結防止剤の塩化カルシウム(塩?)がまいてあり、どちらも金属に良くありません。

中性の水道水で流してしまいましょう。

「シャー!!っ」と強くかけてはいけません。

お花にかけるように、シャバシャバと爽やかにいって下さい。










ハイ! ここポイントです。

『タイヤとホイールのリム(ブレーキ面)』だけ、タワシに中性洗剤をつけてコスり洗いしておきます。

フレームは、水をかけながら手、または雑巾などで軽くなぞるくらいで。

基本的に泡をつけるのはリムとタイヤだけで、アチコチ泡つけてこすったりしないのがポイントです。
(ベアリングのところ、オイルが付いてるところには洗剤をかけません)










ホイールの泡もキレイに流したら、水を切ります。

車体を2~30cm持ち上げて、地面に前輪をトントンと、はい、後輪側も持ち上げてトントンと。
濡れた犬君や猫さんが、プルプルやるアノ感じです。

壊さないで下さいね。








後輪を持ち上げて、一番軽いギヤにシフトします。

ケガしないように注意して、ペダルを超高速回転で回します。(チェーンと後輪の水を飛ばします)

ローギヤでやらないと、ちょっとした危険を感じます。ご注意下さいませ。










はい!いつもより多めに回しております!










バスタオル等で、サドル・ハンドル→フレーム→ホイールと、上の方から下の方へと拭き上げていきます。

(※チェーン・クランク等の、油の付いているドライブ系は拭きません。)


ポイントです。

実は、雨の中走って一番汚れるのはリムのブレーキ面です。

中性洗剤で洗ったから、バスタオルも汚れません。

(ホイールを洗ってないと、バスタオルは真っ黒に…)










ドライブ系の水分は、ペーパータオルで拭いていきます。

チェーンは、ペーパータオルに柔らかめのオイルを染み込ませ拭けば、掃除と水気取りが同時に出来ます。









ワイヤーの出入り口や、サビが気になるところなどに注油しておきます。

はみ出した余分な油はペーパータオルで拭いておきましょう。









はい、最後にまたポイントです!

キレイにしたバイクを決して、

『仕舞い込まないで下さい!』

しまった…となります。文字通り…。

水分の入ったベアリングは、動かさずにいるとサビが発生して、固着してしまうんですね。


特にヘッドのベアリングはサビやすいので、ハンドルをグリグリ動かしてベアリング内部のグリースを馴染ませておきましょう。


で、また乗ってあげてくださいね。

(終了)