蕎麦

『蕎麦事件簿』
お蕎麦の乾麺が

冷蔵庫にあった。

今夜の夕飯は、お蕎麦屋さん風のお蕎麦に決定だっ！と調理開始。。。


まず台所を、見渡し薬味になりそぉな物をチョイス。
大鍋に水を入れ
火にかけた。


とろろ芋と長ネギと大根。。。とろろ芋と大根はすりおろし、長ネギは千切りに！


その間に鍋は沸騰。
乾麺を入れ始めた。

待てよっ
五人前作るには、何束だ？
何となく
説明書を見始めた。
１束二人前の
三束入りが２パック。


何となく
量が少ない気がしちゃい
乾麺を全部鍋に入れた。


こんなこと
他の家族に言ったら叱られる。
だから知らぬふりを通した。
けど
次第に罪悪感が襲い父に笑って申した。
「全部鍋に入れちった(笑)」と。


笊に入れ
流水にさらした蕎麦は
量が少ない気がした。だから、丁度良い量だと改めて錯覚した。


ざるそばっ
ざるそばと思ってたけど
母や妹が帰宅し
「寒いから温かいお蕎麦が食べたいなっ」

ということで

急遽
掛け蕎麦と
ざるそばの二種類に変更。

父と、ウーとまだ帰宅してなかった兄は
ざるそば

母と妹は
掛け蕎麦を。。。

ズズズー

すーすー

蕎麦を啜る音が奏でる食卓。

色々な薬味に幾つかの味を楽しみながら蕎麦を啜る。
気付けば
凄く満腹に。兄の分をとっとこうと制限しつつ
啜り啜り啜り
ズズズーズズズーズズズー
そひて、満腹の苦しさから
一休み。ワンコソバを夢見ながら
一休み。

少し時間が経って、
母と妹が「掛け蕎麦も食べる？」と声かけてくれたから
「少し食べてみたい」と、はいっ喜んで。

気付けば
完食。

再び一休み。

兄の分も兄の分もと思いながら、少しだけ再び蕎麦を啜る。
少しだけのつもりが
「少しだけ味見」を連呼しつつ箸がノンストップ。


しかしながら
兄の為に箸にブレーキかけた。

結局
お椀一杯分の蕎麦を残し
満腹に。

一体何人前だったかっ

ペロリ。

でも、父とウーしか知らぬ量。

その夜の
お蕎麦事件簿。

ドキドキ
スリルを感じつつ
ペロリ。
無神経極まりない自分自身の食欲。

日常の食卓の中では、
思い出に残りそうな
蕎麦事件簿。

本当に美味しかった。
だから
満腹満足満足！
ごちっ☆彡

・・・
【第二章】
別の日の夕飯。
その名も『炭水化物フルコース事件簿』

兄が夕飯を作ってくれた。
具のないシンプルなインスタントラーメン。。。腹ペコなウーは直ちに、白米をよそり
自分のラーメンだけにキムチをいれて、ピリ辛ラーメンライスをペロリと。
何か物足りないと思い残った汁を鍋にかけ、うどんの生麺を一旦水でさらしてから投入。
ピリ辛鍋焼うどんっの完成ということで完食。
ラーメン、ライス、うどん・・・
気付けば炭水化物のフルコースだっ！
ベースを作ってくれた兄に感謝と共に・・・
ごちっ☆彡