Pの日誌

サイクリングと大学生活とPanasonicと…

道路特定財源の一般財源化問題

2008年11月10日 | Weblog
 自動車ユーザーから集めた自動車関係諸税を道路投資に充てるのは当然のように思えます。今回、一般財源化の正当性について考えてみます。

 自動車がまだ普及していない頃、一部の人のために道路整備を進めるという点で、自動車関係諸税は受益者負担の原則のもとに創設されます。自動車関係諸税は使途限定の目的税とされ道路特定財源制度が出来上がります。その後モータリゼーションによる自動車台数の激増に対して道路投資が間に合わず、暫定的に制定されたいわゆる暫定税率も加わり、莫大な財源をもとに道路整備は進められていきました。さらに、道路整備費は一般財源からも拠出されています。

 多くの人が自動車ユーザーとなった現在、当初の「一部の人の受益者負担」を根拠に創設された道路特定財源は、自動車ユーザーが増えれば増えるほどその規模が大きくなり、道路網は全国津々浦々まで張り巡らされるようになりました。確かに道路整備などの公共投資は、有効需要創出の経済政策としても機能したかもしれません。一方でその莫大な安定財源に群がる官僚や道路族議員により、無駄や不正が横行したのも事実でしょう。いまだ道路整備は不十分との声もありますが、これ以上、効率的な投資が行われるとは思えないでしょう。

 現状では道路特定財源制度により、自動車利用が増えれば増えるほど道路整備は進み、それがさらに自動車利用を促すという循環を招いてます。どこかで道路整備のスピードを緩めなければ、この循環は続きます。

 そこで持ち上がってくるのが、自動車関係諸税の廃止(減税)または、一般財源化の話です。一般財源化にあたり、自動車ユーザーだけに重い負担を課すのは不公平でしょうか?

 先ほど、「受益者負担」という言葉が出てきましたが、税負担の根拠は、その他に、「所得再分配機能」があります。要は、税の負担能力のある人からとる、ということです。累進課税の所得税や、酒税・タバコ税などの嗜好品にかけられる税もこの性格を帯びています。

 道路特定財源、もとい、自動車関係諸税の一般財源化は、この「所得再分配機能」から説明できるでしょう。すなわち、自動車関係諸税は酒税・タバコ税のような物品税であり、かつ自動車保有が…ぜいたく品…とまでは言いませんが、所得再分配上の税を課されるようなモノとしてはかられるのは妥当ではないでしょうか。端的に言えば、自動車保有者≒税負担能力のそれなりに高い人、ということです。受益者負担の税でなく、所得再分配上の税として、自動車関係諸税は使途の限定されない一般財源にできるのです。

 一方で、酒税やタバコ税はその政策的意図から高い税が課されています。タバコ税を、ショック療法で禁煙させる為、急に一箱1000円にするという話はどうなったのでしょう?同じく、自動車利用も環境問題などの点からあまり利用を促進すべきでない財なので、税率は上がることはあっても下がることはないのでは?日本の産業構造を考えればそんなに上がるとは思えませんが…。(07年度のCO2排出量は90年比15%増。京都議定書の目標は08年度~12年度の平均値で90年比-6%)

 一般財源化といっても、当面は自動車関連の支出(大気汚染対策、医療など)にまわされるようです。

お久しぶりです

2008年04月28日 | Weblog
こんにちは。ずいぶん長いこと放置してしまいました。新年度なので何かしら書いてみようと思ったわけですが、え~と、いざとなると何も書くことが思いつきません。これを機にまた書く習慣をつけよう…なんてことはない。こんな調子で今後もそんなに書かないんじゃないかと。そうそう、ネットはようやく開通しましたよー!でもパソコンが重いのでそんなにサーフィンとかニコニコとかしません。とくに後者は部でも厨毒者がいるとかいたとか。ではまた近いうちに。

"真"春合宿論再燃?

2007年09月03日 | Weblog
夏合宿は去年に比べ平穏無事に終わることができ、川遊びや観光など去年にないイベントもあったりして思い出多きものになりました。9月に入った今や、すっかり元の平穏な生活(=バイト三昧)に戻ってます。
今回は去年の教訓を生かして、4日目に3時台出発9時前目的地到着に代表されるような早朝出発、ゆとりコースが行なわれたのですが、部のメイン行事としてはいかがなものかという話になるわけで…。合宿で走りに時間とエネルギーを注ぎたいのなら
夏合宿=北海道?
春休み中に春合宿
となるのでしょうか?

軟禁状態?

2007年07月26日 | Weblog
今週末はパナレースがあります。何?知らない!?
知らない方はこちら
で、もちろん私はでたかったのですが、テスト期間中であることと、お盆に合宿に行くことでバイトを休むという理由から断念しました。
前者はともかく、後者については納得がいかない方も多いのでは。しかし8/9から一週間(=お盆)合宿、つまり自転車で仙台へ行くことを伝えたその日から、例外なく毎度のように非難を浴び、社員からは合宿へいくことを諦めるよう言われ続けるという状態なのです。もちろん何を言われようと合宿を諦める位ならバイトをやめるという話なのですが、某バイト先は非常に人員不足に悩まされ、自分が入った昨年10月から人数は増ず、今でも自分が一番下っ端の状態です。しかも、群馬じゃ理解ないなと思って今まで部活に入っていることを話さずにいたのですが…まぁ群馬故にかは知りませんが、誰一人として理解してもらえず…「仙台諦めたか?」「チャリンコなんて疲れるだけだろ」「結局は思い出作りか」のようなことを言われる始末。おまけに仙台に着いた後電車で帰ってくる、というのが大層お気に召さないようで。
まぁ向こうを言いくるめられないのは自分の中でこの趣味に対して自信がないからかもしれません。バイトは辞めたい気持ちでいっぱいなのですが、バイト同士の暗黙の了解でそれはあってはならない状況下です。結局は性格の問題ですかね…。
と、いう訳で、お盆以外はできるだけバイトに出て非難をかわそうとしている今日この頃です。

脱8S宣言

2007年06月26日 | Weblog
聞きしに勝る激坂に喘いだツール・ド・美ケ原は、1時間半をぎりぎりで切り47位という結果に終わりました。あの激坂はさすが、日本3大ヒルクライムレースの一つですねって悠長な事を言ってる輩がいるからいかんのですよ!なんだあの坂は!!第一、急な登坂の走行という自転車の利便性に欠ける一面をあえてあからさまにし、レースという形でスポーツにしてしまう気概がすばらしい! …なんてことを言ってると変態さんだと思われそうです。それにしてもゴールでの配給がトマトのみで雨の中下山してみりゃ焼そばが\400ってどうなんですかね。草津とはえらい違いじゃないですか。
粗捜しはこれぐらいにして、自分はいまだにローに入れられない状態で参加したため、ティアグラ9Sマイナス1のリア8Sでの参加はやっぱりキツイでした。いい加減直します…。
細かいことはルイガノ君の日誌に書いてあるようなのでそちらを参考に。ところで自分は、松本から特急に乗り、長野から新幹線で安中榛名まで行き雨の中帰りました。楽でしたけど\5300の出費でした。学割発行してればもう少し安かったでしょうけど。そして7時からバイトしました。ゆとりが欲しい昨今です。なお今回自分のデジカメは壊れてしまい写真はありませんので悪しからず(ルイガノ君が少々撮っているかも)