龍の貯金箱

日々のよしなしごとをそこはかとなく書き綴った日記…

恐怖体験

2006年12月23日 11時37分26秒 | Weblog
昨晩、忘年会(3次会)が終了後、
タクシーを捕まえて、家に帰った話。

「日本は好景気か?」と勘違いするぐらいのタクシー「賃走」
そうなんです、タクシーというタクシー、全部満員御礼。
もう手を挙げても止まっちゃくれない。

そんなんで、難波辺りを右往左往していると、
一人のイカツいタクシーの運転手が近づいてきて…

運転手「そんなんじゃタクシーは捕まらへんで」
俺「全然止まってくんないですね」
運転手「そりゃそうや。乗せたくないんやもん」
俺「運転手さん、乗せてくださいよ?」
運転手「あかんねん。予約しとる客がおってな。西中島まで行くんや」
俺「ちょうど俺も西中島まで行くんですけど」
運転手「ホンマか?ほんなら相乗りしていきや、ほな聞いてくるわ!」

そういうやりとりの後、コンビニから出てきた見ず知らずの
ちょっと大人しくも恐い感じの人と相乗りする事に…。

その車中、運転手の会話
「最近な、タクシー業界も物騒になってん。
よく刺されるしな、よく刺したりもするしな、もう辞めようかと思ってんのよ。
俺んとこ個人タクシーやしな。
それにしてもお客さん、ラッキーやったな。
普通、相乗りさせてくれるなんてまず無いからな。
二人で交渉して金額決めーや。
まあ、倍とったりせえへんから、ハッハッハ!」

刺されるかもしれない話の後に、お金の話とかされたら、
犯罪に巻き込まれるのかと不安になるものです。
運転手もお客さんも、どちらもイカツイのですから。
二人はグルなのかなと…。

そして西中島へ着いて、
片方の客「運転手さん、会社の経費で落とすんで、領収書下さい。」
俺「(会社?ってヤクザ??)」
運転手「ほんならあんた(俺)、お世話になっとき!」
俺「いやいやいいですって!せめて半分!」
片方の客「いいですいいです。まあまた今度ね」
俺「(…また今度!?)」
片方の客「いいですよ、どうせ経費ですし」
俺「いやいやいやいやいやいやっ!!!!!せめて1000円だけでも!」
片方の客「いいっていいって、とっとき!」

こんなやりとりが終わり、結局無銭乗車することで妥結。
とりあえず、Bダッシュで帰りました。
家とかバレないように細心の注意をはらいながら。
俺、幽霊とかお化けとかは全然信じないクセ、
ノンフィクションにはやったら弱いのです。

年末年始のタクシーにはご注意を。