マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

アタリアと皇極天皇は同一?

2021年08月08日 07時18分19秒 | 歴史の翻訳
コロナ感染者数が急増している。と言っても陽性率が異常なだけであまり気にする必要はないでしょう。この騒動がいつ終わるかは見当もつかないのですが、支配者たちの究極の目的は富の独占なのだから、産業の寡占化が目標通り進めば満足するのだろう。
また、幸せを世界中で共有する気は全くないから貧困者がふえれば自分たちがより幸せに感じるのではないだろうか。
現状が続くとおそらく企業は大半の従業員を派遣に切り替えてゆくことになるだろう、正社員は本当に最小限にまで減らしてゆくことになる。また、現在のパワハラやセクハラ、マタハラ告発は企業家が社員を雇う気を徐々になくしてゆくだろう。
みんなが貧乏になると金はますます金持ちの元に集まる。まあ、今回のコロナ騒動を奇貨として格差拡大を狙っているのは間違いないのだから、国民は貧乏を嘆くより貧乏に慣れたほうが楽だろう。まあ、生きていればいいこともあるさ。
さて、愚痴はこれぐらいにして、歴史捏造の研究を続けよう。

毎日オリエントの歴史を勉強していますが一番難しいのが年代の確定です。歴史書というのは調べればわかることですがいわゆる暗号書なわけで、単純に書かれたものをそのまま受け取っていては真の歴史は見えてきません。歴史書を作った人たちはわかる人にはわかる、いわゆる「トリック」を埋め込んでいるはずです。
稲羽氏はそのトリックを女王に求めています。具体的に言うなら聖書のシバの女王をハトシェプスト女王で、卑弥呼をセベクネフィル女王に・・・・のように当てはめるように。
そして一番大きな暗号がセミラミスとなります。

なぜこのようなテクニックを使うかと言えば、各歴史書にはそれぞれの相対年代が存在します。現在のように世界統一の西暦年代がない中で各王朝の歴史はほぼ相対年代が使われます。各王朝が自分たちの相対的な年代を使って歴史を作ったのはやむを得ないし、それなりに正しかったとしても世界全体を見回すとそれでは困ることが出てきます。
まあ、聖書や中国史、朝鮮史、日本書紀などを残した史家は間違いなくユダヤ人であり、彼らはほぼ真実の歴史を知っていた。ただそのまま残すと彼らの不都合な真実がばれてしまうし、彼らが各地を征服してきた歴史まで明らかになってしまう。
そのために真実をオブラードにくるみ普通に読むと真実が見えない歴史書に仕上げたのです。ただ、ヒントを入れておかないと今度は自分たち自身が分からなくなってしまう。
そこで考え付いたのが同一人物の複製で、これの整合性を取ると年代の整合性も取れるということです。
卑弥呼がセベクネフィルと分かると我々はそれがエジプト第十二王朝でBC1806ごろのことだとわかるのです。魏志倭人伝ではAD180年ごろと習いましたよね。また、ハトシェプスト女王がエジプト十八王朝でBC1473ごろの人で、ソロモンが生きた時代が500年ほど古くしなければならないことが分かります。
さて、もう一人、最大のトリックがセミラミスとなります。なぜならオリエント史のすべての謎がここに集約されるからです。
S氏からセミラミスとニムロデの話を聞いたことがあります。ニムロデはサルゴンと勝手に決めつけていましたが、そうではなくサルゴン二世だった可能性が高いのです。もちろんまだ決定できません。というのも、ニムロデとアブラハムは同一の時代の人間だったのであり、アブラハムはソロモンより少なくとも百年は古いはずで、整合性が取れません。

ニムロデが世界征服の戦略を立てそれが現在まで継続されているというのが私の認識で、その始まりが紀元前12世紀のカタストロフなわけで、オリエント史の一番不明瞭な部分なのです。言うまでもなく、それがトロイ戦争につながります。

ではこのセミラミス女王とは誰なのか・・・・です。稲羽氏によると極端な話、則天武后でもありユダ王国のアタリヤでもあり、エジプトのタウセルトでもあると・・・つまり、それらは同一人物であり、我々歴史を研究する人間に与えられている重要なヒントです。

これで年代がはっきりできます。要は、WIKIに載っているアッシリアやヘブライなどの年表は当てにできないということになります。
さて、セミラミスも興味深いのですが、ユダ王国のアタリアも非常に興味深い女王です。母親がイゼリアと言い、フェニキア人でシリアの王女だったという。北イスラエル王国の王妃となり娘のアタリアをユダ王国に嫁がせ、南北ユダ国家をバール教にしてしまったという。このあたりに預言者エリアが登場してきます。中国の史書では孔子ですね。この時代にバール教、すなわち偶像崇拝を崇拝するアタリアとそれを攻撃するエリアの争いが起きます。この経過を研究してゆくと、この話がひょっとすると朝鮮史の善徳女王、日本における大化の改新と重ね合わせることができるように感じます。

トロイ戦争が白村江の戦いと同意だとすると、日本史では天智天皇と斉明天皇、そして中臣鎌足が登場します。そして朝鮮史では金春秋、善徳女王、そして金ユシンですね。悪役としてヒドンと蘇我入鹿・・・・役者はそろうのです。ひょっとすると聖徳太子はエリア?
ただし、聖書と書記では善悪が逆になりますがそこが面白い。要は、ユダヤ側、一神教側から見た正義とバール教側、つまり仏教側から見る正義は逆になるわけで、日本が神道の物部氏と蘇我氏の対立や聖徳太子と蘇我氏の対立が聖書の中に見えてくるのです。
これらの分析はあまりにも面白いのでもう少し時間をいただき研究を続けようと思います。
さて、セミラミスに関してはその次の段階ですね。

さあ、今日から連休です。コロナの影響で毎日毎日苦労の連続でした。本当はこれほど休みたくはないのですが、営業してもおそらく暇でしょうから思い切って休みます。さあ、時間があるので勉強をします。