マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

ミニバブルに備えよ。

2013年01月14日 09時40分48秒 | ひとりごと
マヨちゃんがアマゾンのタブレット、キンドルを購入し大喜びで遊んでいるのを見て、パリはグーグルのネクサス7を買った。それ以来、どっちが優れているかの競い合いみたいなことになっている。キンドルは基本的に電子書籍を読む為の機器で、それ以外の機能はおまけと考えると、これは結構なおまけである。ネクサスはさすがグーグルで、まさに「大きなスマホ」である。スマホで出来ることの電話以外ならほとんどできるみたいだ。もちろんラインを使えば電話もできるのかも・・・知らないが・・・。
キンドルの弱点はまさにグーグルでないことで、グーグルの得意な分野、ナビ的なところやユーチューブ関連がお望みなら迷わずネクサスを選んだほうが良い。キンドルにも色々な裏技があるようだが、そう無理をする必要もない、あくまでキンドルの目的は文章を読むことなのだから。(ちなみに私は無料ゲームなど一つもやったことがない。興味もない。)

キンドルの特徴はなんと言ってもクラウドで、大量の文章をパソコンからクラウドへ送り、そこから自動的に端末に送ってくれる。文字は驚くほどみやすく、従来のように大量のドキュメントを持ち歩かなくてもよいのは素晴らしいことだ。
アマゾンには無料で読める本が結構たくさん用意されているみたいだが、著作権がなくなったような古い本が中心で、今のところわざわざ読みたいと思う本はなく、よほど退屈したらやってみようかな。
今一番悩むのは、キンドルのキーボードで、スマホを持ったことがないマヨちゃんはどうもタッチキーボードが苦手である。なんとか無線キーボードを買いたいのだが、動作保証をしているのが見当たらない。誰か使っている人がいれば教えてください。

さて、更新をさぼっていて申し訳ない。多くのコメントがあり、その返事を書くだけでも十分に勉強になってますよ。

まず、年頭に当たって、マヨの予測を述べましょう。

まず、安倍政権の成立によって久しぶりに好景気、つまりミニバブルの予感である。円安、株高、インフレがこの政権の第一の目標で、約20兆円の真水が世間にばらまかれる(実質的にはその数倍だと思われる)。どうして民主党は出来なかったのかと思うほど、この政策は景気を刺激するだろう。もちろん「国家の借金」は増えるが、もはや中央銀行主体の通貨政策が立ち行かないことはユーロ崩壊で証明されている。むしろ借金の額よりもマネーサプライ重視で、管理されたインフレという過去に例のない通貨政策へ世界中が移行するのだ。
つまり、Dの最後の砦、中央銀行制度が終焉を迎えたということである。
平成時代から始まったバブル経済とその破綻によるカジノ金融、これらすべてがDの仕業と言ってしまうのはやや酷かもしれないが,LIBOR問題で見えてきたように銀行は本来の投資により企業や産業を育成する能力が問われるようになるのだ。

予測として、少なくとも消費税率10%の導入まではかなりの好景気を見込むことが出来る。つまり、昭和の終わり以来久しぶりに世の中が動き出す。このチャンスに我々がしなければならないのは、平成になって積み上げてきた負債の整理と、その後に予想される不景気への備えである。バブルを経験した人はもちろん同じ道を歩むことはないと思うが、バブルを知らない世代は「上がったものは下がる」という絶対的な原則を頭に入れ、逃げ時のタイミングを見極めていただきたい。
私は現在61歳。老後に備え、今回のミニバブルの到来を最後のチャンスと心得ている。
さて、先日述べたように、戦後の日本を牛耳ってきた自民党の派閥政治の中の重鎮のほとんどは引退するか死亡してしまい、今回の安倍政権は比較的ドロドロ感のないさっぱりした印象である。
日本の行く末は言うまでもなく日米協調路線の強化であり、よく言えば共存共栄であり、悪く言えば米国従属である。公平公正ではあるが、自由競争、弱肉強食である。さらに、否応なくアメリカの軍事政策に協力することになる。日本人も覚悟を決めなければならない。日本だけが国際紛争から無関係ではいられないのだ。今回の安倍政権誕生はささやかな好景気と引き換えに、日本国も一流国として集団的自衛権を容認し、自衛隊は世界中に派遣されることになる。
つまり、国民の多くは繁栄のためならある程度の犠牲はやむを得ないという路線を選択したようだ。私個人の意志はそうではないが、民主主義というのは少数意見の尊重ではないということ。
安倍政権はタカ派と言われるが、石原(B)みたいな戦争大好き右翼と同調するようであれば日本は再び戦乱に巻き込まれる可能性が高いのだ。我々が今後注意しなければならないのはA&C(日本の支配者)がB(シオニスト)に同調しないようにということに尽きるのである。