マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

たまには難しい話でも・・・

2012年07月20日 16時42分19秒 | 世界の支配者
いやはや、世界の金融界が揺れてますな・・・・。
現在はまだヨーロッパ中心だが、すでにその矛先は日本にも向かっている。一体国際金融界に何が起こっているのか?

本日のロイターを見てみると、「[チューリヒ/ワシントン 19日 ロイター] ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)不正操作問題で捜査対象となっている銀行が、当局との集団和解を模索している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。関係筋によると、集団で金融規制当局との和解を目指すかどうかについての協議は初期段階にある。協議に参加している銀行は明らかになっていない。
同問題では、シティグループ、HSBCホールディングス、ドイツ銀行、JPモルガン・チェースなどが当局の調査対象になっているとされる。
LIBOR問題では、先に英バークレイズが4億5300万ドルの課徴金支払いに同意。さらに世論の強い反発を受け、ボブ・ダイアモンド前最高経営責任者(CEO)らが辞任する事態に発展していた。」


うーん、いずれも世界を支配する巨大金融グループ達であり、彼らこそが世界を思うままに操っていたのではないか。
さらに、JPモルガンは先日デリバティブ取引で巨額損失を出しているし、HSBCは北陸銀行を迂回させるロシアとのマネーロンダリング疑惑まで浮上した。

さて、まずこのLIBORの不正操作だが、最初からイカサマが本職の連中なのだから、今さら不正などチャンチャラおかしいはずなのに、どうして今?という事だな。
HSBCという銀行も、元をただせば阿片の売り上げを英国に送金するために作られたマネーロンダリングが本職の銀行ではないか。モルガン銀行はデリバティブの大本締めで、必ずモルガンが儲かるように設計されていたはずなのに、どうして68億ドルもの損失を?
まあ、金融素人の私が難しいことを解説できるはずもないが、ちょっと前に,E勢力は現在のカジノ経済を苦々しく思っていて、イスラム金融を導入しようと考え始めていると書き、奇兵隊さんが「まさか?」と絶句したことは覚えているかな?・・・。

今問題となっている銀行がすべてD勢力と言うわけではなく、ABCDEそれぞれ関連はあると思う。ただ、実体経済とは全く関係なくマネーゲームに明け暮れ、もはやどこかでけりをつけないと「ばば抜きゲーム」が終わらない状況になっているという事だろう。
つまり、今回の騒動の根っこにはEとDとの熾烈な駆け引きにあり、バークレー銀行がまず人身御供となり、いずれ世界中の主要銀行、さらには中央銀行までも訴追されかねない話になってくる。まあ、そんなことになれば世界の経済界はパニックになってしまうため、とりあえず和解という話になる。表面上は和解金を払うことで納めるとしても、裏側ではカジノ経済を止めさせる重大な契約がなされることだろう。
Dというのは主に金融や資源の運用が得意。で、今回はそのお得意の金融を抑えられ、石油はスタンダード石油のひとり勝ちでしょんぼり、さらにウラン燃料では東日本災害で将来真っ暗。つまり、E勢力がDを完全に押さえ込んできたと言うことであるのかな・・・。

で、問題はEの実態なのだが、今まではプロテスタントという話だったが、違う云い方をするなら反カトリック、あるいは反イエズス会でもある。ローマ帝国はその昔東西に分かれ、西ローマ帝国は先に滅びフランク帝国となる。東ローマ帝国はその後も続き、ベネチアに滅ぼされた後復興したもののオスマン帝国に滅ぼされた。しかし、この東ローマ帝国のカトリック教会はところを変え、ロシア正教として生き残るのである。
つまりローマ教皇を担ぐD組織としてはロシア帝国=ロシア正教=ロマノフ王朝は敵だったわけで、プロテスタント側のEとしては敵の敵で味方になる。

細かな分析はまだまだこれからだが、結論からするならロシア革命からソ連時代まではほぼDの思うがままの状態だったが、ベルリンの壁が崩壊するころからEが逆転したということのようだ。つまりロシア正教が勢いを取り戻したのである。

金融の話と関係ないみたいだけど、世界的にE勢力がのしてきている状況の説明なんだよね。ややこしいけど、ご理解を・・・。