マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

官僚が皇位を口にすると国が乱れる

2011年11月25日 20時33分41秒 | 古代史
あの禿げじゃなかった、羽毛田宮内庁長官ってまだその職にいたんだな・・・。
「宮内庁の羽毛田長官が、10月5日、野田首相と面会した際、女性皇族が一般の人と結婚すると、皇族の身分を離れる現行の皇室典範制度のもとでは、今後、皇族の数が少なくなるとの懸念を伝えていたことを明らかにした。」とのニュースが流れてきた。

いらんお世話なのだ、官僚や世論が皇位継承を動かすことはあってはならないことで、あくまで「お種」の継承は皇族が決めることである。もちろん外国の第二夫人がとやかく言うべき問題ではない。

今、韓流ドラマ「王と妃」全186話を見ているが、180話を突破しもうすぐ終わる。まったく逃げ場のない悲しい物語である。特に悲惨なのが燕山君という王で、彼の母親は中殿だったにもかかわらず陰謀により廃妃させられ、さらに賜死させられた。その事情は王に秘密にされていたが、即位するやその秘密を伝えたものがいて、激情した王は廃妃させた関係者を次々に処刑して行く。(有名なチャンゴムの父親は死薬を廃妃に運んだ一員である)
言うまでもなく廃妃させるというのは李王朝でなくても大変に難しいもので、名分なくして出来るものではない。ダイアナ妃も離婚してすぐに殺されたではないか。つまり王の生母は大変に権力を持つのである。
ドラマである以上、真実とはいえないものの、李王朝はその歴史を終えているため、韓国テレビはかなり赤裸々にその王朝の実態を描いている気がする。なぜなら、どう考えてもハチャメチャな王朝なのだ。特にひどいのは元老達で、王様よりも私有財産を築き、彼らの思惑で皇位継承も左右させていた。皇位継承が不安定なために、そこに権力の付け入る隙が出てくる。それは「女人天下」という同じく長編韓流ドラマにも描かれるが、日本で言えば大奥での暗闘と同様、陰謀、暗殺、濡れ衣・・・なんでもありである。

李王朝の弱点を指摘するなら、ひとつは中華の柵封体制に組み込まれていたという地政学的問題と明の承認を必要とする王朝の正当性、そしてあまりにも官僚・元老・外戚の力が強かったことであろう。
つまり、日本の皇室が今後とも継続されることを望むのなら、皇位継承は皇族たちで決めてもらうことで、ハゲみたいな官僚や政治家が介入することがないようにすべきである。

マヨちゃんは天皇制を望むのかって?
これは何度も言っているが、私はどんな政体でも構わない、共産主義でも社会主義でも、民主主義でも王政でも何でもいい。要は良い政治が行われればいいのだ。理想の政体などいまだかつてあったことなどないし、今後もないだろう。ただ、一番早いのは日本の天皇が王道を行えばいいのだ。現実は覇道だから困るのだ。

日本の場合、やはり権力は宮中(朝廷)にあった。戦後、天皇家が「金のユリ」作戦で得た資金からM資金が自民党にもたらされ、一党独裁の曲がりなりにも安定した政治体制が取られていた。それが中曽根の裏切りから行き詰まり、ついには電電公社の民営化で穴埋めされたのである。(このあたり、マヨのぼやきの記事を読んでください。またGoldwarriorsのダウンロードを希望の方はここをクリックしてください。もしくは直接PDFで第8章P80を参照してください。)

しかし、平成になりM資金は引き揚げられたと考えている。つまり、天皇が変わり、方針すべてが変わったのだ。それが現在の政治の混迷の始まりでもある。つまり、小さな金で政治が動くようになったのだ。
国民の貯金で財政投融資を行い公共事業で景気を支えるという角栄の開発した魔法の仕組みは封印され、国民の金を低金利で海外へ投資する仕組みが出来、日本国民は低成長で苦しむようになる。すべては「金のユリ」資金が国民のためではなく皇室のために使われるようになったからである。
以前に指摘した通り。日本の皇室は世界でも有数の金持ちで、豊富な金塊を売却し世界の株を買い占めているのだ。皇室が儲けることは結構なことだが、私は言いたい。それは覇道ですよと。
まあ、平成の覇道時代もそろそろ先が見えてきた、次は・・・という時にデビ夫人である。つまり、どっちかが覇道でもう一方が王道になるのかな?マヨちゃんには判断できません。現状では多少にしても愛子様の目が残っているということかな、まあ、我々がどうのこうのと言うことはないけど、デビさんはその目をつぶしたいと考えたのか。

さて、話は変わって亀井さんだ。新党を視野に「オールジャパンで我が国の国力をアップする方策を考えなければならない」と地方を含めた政治勢力を目指す考えを明らかにしたという。亀さんも郵政改革法案がいつまでたっても議題に上らないため、ついに堪忍袋の緒が切れたのだろう。当然である。あれほど約束したのだから。
が、問題はここからだ、なんと石原都知事、立ち上がれ日本の平沼さんに新党構想を打診したとか。自民でも民主でもない第三極は私も待ちに待ったもので、亀井さんが先頭に立ってくれれば一番なんだけど、でもなぁー石原都知事はいやだな。
明日は大阪市長選。なんと石原さんが橋下氏の応援に駆け付けている。どうしたのか?石原氏は大阪都構想を笑い飛ばしていたはずだろ、何か変だが、ちょっと変わった風が吹き始めたようである。どっちが勝っても楽しみはないが、民主でも自民でもない勢力が増えて行くほうが多少はましなのかな。予想?さあ、橋下でしょう。

おまけ

いよいよ寒くなってきたので、カレーうどんの季節である。シメシメ・・・。で、マヨちゃんはここで秘密兵器を投入した。前から秘密裏に準備してきた超強力な武器である。
わがうどん店の主力は「カレーうどん」で、おおむね6割から7割のお客がそれを注文する。問題は480円という値段で、かなり原価的に苦しいのである。どうしてもう少し高く設定しなかったのか・・・・と悩んでも仕方がない、これで評判を得たのだから。
この地方にCoco一番屋というカレー専門店があるのだが、繁盛の秘密がトッピングにあるのを我が秘密諜報員から聞いている。つまり、マヨちゃんの今回の戦略は「パクリ」なのだ。
作ったのは三種類。一つはカツカレーうどん、そして「えび」カレーうどん、最後に「チーズカレーうどん」。価格も思い切って高額にした。カツとエビは680円、チーズは630円である。店員のみなさんは「たかっ!」っていうけど、やってみました。


これが揚げたてカツカレーうどん、680円。売れてます。

こっちはエビカレーうどん。カリカリのえびフライがうみゃーのだ。
結果は上々、おかげで売り上げもぼちぼちです。
今後もじゃんじゃんぱくりましょう。