マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

きくちゃんをよろしく。

2011年03月27日 12時53分27秒 | 古代史
3.11の震災からはや二週間が経過する。福島原発はどうやら最悪の事態になるようだ。いまさらテレビでの無責任な解説をしていた教授陣や解説者をなじったところで何もなるまい。政府やマスコミがそんなものだということはわかっていたのだから。
問題は、最悪の場合とはどのようなことなのか、どうなるのかが誰も説明しないことである。(私にもわかりません。)
一体、将来現在避難している人たちは戻ることができるのか、それとも永遠に放棄しなければならないのか、そこのところを誰も話そうとしない。
ただはっきりしているのは、原子力発電の建設にはそれだけの覚悟が必要だということだろう。唯一の被爆国である日本が再び原子力発電で被爆してしまった。「過ちは二度と犯しません」ともう一度「日本国家」は誓うべきである。

火事場泥棒のようにこそこそと政権を存続させようとする菅氏は、東北支援を言い訳として自民党との大連立を実行するようである。まさに、世も末である。
政権交代のマニフェストはほとんどが破棄され、政権存続の正当性などもうどこにもないではないか。
自民党のいうところのばらまきを止め、この際、大増税である。これで景気回復は10年間先送りである。もはや私の存命中に好景気は期待できそうにもない。やれやれ・・・だな。
まあ、景気のほうは平成になってからずーっとそうだったからもう慣れっこではある、耐えてやろうじゃないか。

そしていつも財源問題である。なんでも金、金、金・・・・。で、増税なのか?
それは違う。このような緊急事態にこそ政府紙幣の発行のチャンスである。
日銀券ではなく、政府発行の緊急紙幣を発行するのである。金額はいくらでもよいが100兆円規模が望ましい。どうするのか?印刷して被災者に配ればいい。それで被災者は新しい土地で家を建て、商売したい人は新たに商売すればいい。国債は借金だが、政府紙幣は返済の必要がない。紙幣の担保は日本国そのものである。政府が必要と感じた金額を印刷するだけである。
困ることは?何も起きないであろう。銀行が、あるいは日銀がそれを通貨と認めればそれでいい。世界が認めない?円売りの材料?いいじゃないか、円安は大好きじゃないのか。
つまり、増税や国債の発行は金を市場から吸い上げ、再びばらまくことだから信用の総額は増えない。つまり景気は絶対に良くならないのだ。こんなことわかりきっている。
政府紙幣の発行の論議が立ち消えになったのは、これこそ世界の金融支配者が最も恐れるシナリオだからである。この1000年に一度の災難を逆に生かすためにも財源論争に対する政府発行紙幣の論議をぜひ広めようではないか。

今一番必要なのは国民が元気を出すことである。起きたことは仕方がない。問題は残った人たちが今後いかにして立ち直るかである。阪神淡路大震災から16年、表面的には神戸は完全に復興した。東北の場合同じようにできるかは分からないが、日本人なら大丈夫だろう。

さて、私のカフェのお客さんが今度の統一選で県議に立候補することになった。もちろん減税日本の公認を得てである。名古屋市昭和区から立候補予定のきくちゃんだ。さる生保レディー?(どう見ても男なのら)であり、昔からのなじみ客である。彼女が市議リコールの署名を集めていたことで話をするようになった。
言うまでもなく政治家としての実力は未知数だし、あまり大きな期待をしてはいけない。でも、彼女?は普通の市民である。減税日本がなければ立候補するなんて考えもしなかったはずである。先般の市議選で減税党から二十数名の新人議員が誕生した。ほとんどが素人で、大半は年収800万の議員報酬で大満足ののだ。このように、そこらのおばちゃんやにいちゃん、そしておっさんが議員になるのは実に傑作で、従来の先生と呼ばれる議員とは違い、政治が極身近になったことは誠に喜ばしい。「きくちゃん、やっぱり当選したら先生と呼ぶのかな?」、「そんなことないさ、わしはわしだわさ」とのこと。
残念ながら私の選挙区ではないので直接の応援はできないが、名古屋市昭和区の皆さん、きくちゃんをよろしくね。