マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

やれやれ、これからが問題ですね。

2010年07月12日 13時30分39秒 | ひとりごと
終わりましたね。実は今朝、新聞が遅かったので正確なことは未だにわからないままこれを書いています。でも、ほとんど事前に予想した通りなので、別に驚くほどのことはない。
注目すべきなのは、国民新党が0議席だったことと、千葉法務大臣が落選したことである。
消費税10%を公約に掲げた自民党が勝ち、郵政民営化阻止の国民新党が敗れたことの意味はとてつもなく大きい。

事前の世論調査とほとんど誤差なく議席が決まったことに、私はどうしても釈然としない。つまり、たった2千人のアンケートで選挙結果を予測できるのなら選挙などいらないではないかということである。
選挙が八百長ではないかと叫んでも笑われるだけだろうが、でも、私は逆に世論調査の信頼性を疑っているだけに、これほど選挙結果を的中できることが不思議でしょうがない。これ以上は言うまい。

まあ、よい。予定通りに事が進んでおり、「日本は大丈夫」なのだから、筋書きを見せてもらうことにしましょう。
九月に代表選が行なわれるのだから、とりあえず菅さんは続投するのではないか。もちろん代表選には出ないであろう。次は順当にいくと岡田さんである。
以前、私は原口さんの名前を出したが、それはあくまで選挙用であり、原口さんが首相になるとしたら次の衆院・参院同一選挙にすべきである。彼はとりあえず宝物だから簡単に出してはいけない。

さて、国民新党が0議席だった以上、郵政法案は廃案になる可能性が高い。どうも、この郵政法案と消費税は世界政府レベルからの要求で、民主党はどうしても断れなかったのであろう。
今回の選挙はそれらの世界レベルでの要求を柳に風のごとく受け流しながら適当にごまかしてしまおうと言う思惑が感じられる。
一度の選挙に負けることぐらいどうという事はない、公明党を抱き込めば今後三年間は安定した政権を維持できる。このように考えたのである。

つまり、民主党は普天間でも郵政でも、そして選挙でもすべて思ったように行かないそぶりを見せ、実は名を捨て実を取ろうとしているのだ。

議席を獲得できなかった国民新党の主張は民意を反映しないから捨てられ、結局新しい連立、即ち公明党と連立を組むしか方法はない。

やはりあっち側の力は思いのほか強かったのだ。負けた振りして最後に勝つ。小沢さんの真価がこれから発揮される。