ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

車椅子デビュー

2005年10月22日 | パーキンソン国際会議/セミナー
今回の旅で、初めてキチンと車椅子を押した。1年くらい前にハウステンボス内でおばあちゃんを車椅子に乗せて押したことがあるんだけど、本物の街で車椅子を押すのは初めてだった。

というわけで、ぱきぱきちゃんの車椅子体験レポート。

帰国前日の木曜日、日本からの患者さん二人と私の三人で行動することになった。三人で一緒に外出し、二人が同時にオフになったりしたら大変だということで、午前と午後に分けて別々にでかけることにした。外出の目的はお土産購入!

で、午前中は関東からの患者さん(関東さんと呼ぶ)とお土産を買いに。ホテルから中心部までの道路の様子や距離感がちょっとつかめなかったので、まずはタクシーで街の中心部テンプルバーまで移動。早速お土産物屋さんへ。地下一階、地上2階建ての3フロアのお土産物屋さん。エレベーター無し。そんなもんかもしれない。というわけで、地下を見るときは車椅子を警備員のおじさんに預けて、どうにか歩いてもらった。1階はもちろん、車椅子でオーケー。でもね、ラクチンってわけじゃなかったよ。お店の通路って案外狭いんだね。商品が積み上げられていて、車椅子では通れないところがあったり、階段をほんの3段ほど下りなければならない、中途半端なフロアなんてあったりするの。そんな設計やめてよね!それにさ、商品棚ってけっこう高くって車椅子の視点からは、見上げにくかったりする。

どうにかこうにか買い物を済ませ、今度は観光をすることに。テンプルバーの中心まで車椅子でゴー!段差ってさ、結構あるもんなんだね。それに通りにハシゴが置きっぱなしになっていたり、レストランの看板が邪魔だったり。。。障害物が多いよ!まあ、でもどうにか中心の広場に到着。ここで、関東さん「オン」!キターーーー!で、一言「ここからは一人で回ってみるから、ぱきぱきさんはお土産をホテルに持って帰ってくれる?」。。。で、関東さんはテクテクどっかへ行ってしまった。まあ、一人で行動できるのはイイことだ!

というわけで、ぱきぱきちゃん、カラッポの車椅子にお土産の入った紙袋を乗せて帰ることに。空っぽの車椅子を押していたら、結構ジロジロ見られた。。。先ほどのお土産屋さんの前を通ると、警備員のおじさんと目があった。店から出て来て「あれえ?さっきの男性をどこかに捨ててきたんじゃないだろうねえ?」まーさーかー!と二人で大笑い!「薬が効いてきたから一人で歩けるようになったんだよ。だから、どちらかというと、私のほうが捨てられたんだよね。」と言うと、おじさん分かったような分からないような顔。とにかく「次の人」を連れてくるからまたねーとお店を後に。一人で空っぽの車椅子を押してホテルへ帰った。

つづく。

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4 コメント

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P病同士でヨーロッパ! (teru)
2005-10-23 13:09:23
ぱきぱきさん、相談です。

P病仲間2人(女性、40代、共にDBS手術)で旅行を考えています。数時間の飛行機なら大丈夫かと思いますが、ヨーロッパでも大丈夫かな?

こんなとこで相談してすみませんm(_._)m
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今回の。。。 (ぱきぱき)
2005-10-23 14:44:35
今回のダブリン大会へ日本から参加された患者さんはDBS手術をした方でしたけど。。。



でも私はダブリンで合流したので一緒に飛行機には乗っていないんですよね。
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ありがとうございます・・・ (teru)
2005-10-23 19:12:59
情報ありがとうございますm(_._)m



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患者同士の旅行 (Almond)
2005-10-23 19:14:48
お互いがそれぞれ自分の身の回りのことができれば、大丈夫です。
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