ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

見えないメガネとDBS

2005年10月24日 | パーキンソン病その他いろいろ
こちらに引っ越して来てからずっと目の調子が悪い。なんだか視力も落ちたので、去年、はじめて眼鏡を作った。でもね、かけてもあんまり変わらないの。よく見えないんだよね。この「合わない眼鏡」の原因は私に有り・・・。眼鏡を作る時って、「コレとコレ、どっちの方がよく見えますか?」と聞かれるでしょ。私ね、だんだんわかんなくなっちゃったの。「もう一度さっきのを見せてください」なんて言っていると、どちらもはっきり見えるような気になっちゃったんだよね。というわけで、かなり適当に返事をしてしまった結果、役に立たない眼鏡を買う結果に。自業自得かもしれん。あ〜あ。

おっと、今日はメインは眼鏡の話ではなくて、DBSの話。
パーキンソン病の治療のひとつに脳深部刺激手術(Deep Brain Stimulation:DBS)という手術がある。今回のダブリン旅行では、このDBS手術を受けた患者さんに手術についての話を伺うことができた。この手術って簡単に言えば、脳に電極を埋め込むんだよね?で、胸というか肩の辺りにペースメーカーみたいなものを埋め込む。それは、リモコンでオンとかオフにできる?!?たぶんそうだと思う。ちょっと前に介護人先輩のてるてる坊主さんがリモコンがあるって言っていたもの。まあ詳しいことは、アップルのこのページに載っている。

さて、この手術、どうやら術後の調整が大切らしい。術後の調整に時間をかけてもらわないといけないんだって。何を調節するかっていうと、たぶん電圧と刺激する場所。(間違っていたら、どなたか教えてください。)この調整って言うのがね、難しいんだって。これがね、どうやら「眼鏡をつくる」ってことに似ているみたい。「コレとコレ、どっちがよく見えますか」って聞かれているうちにどっちがよく見えるかわからなくなってしまったように、DBSの場合も、いろいろ調整するうちに(数カ月毎に調整するんだと思う)、どこが最も適切なポイントなのかわかんなくなるんだって。電圧を変えるってこと自体がキモチよくなっちゃたりして、その電圧が適切に変えられたかどうかがわかんなくなるんだって。もしかしたら、この話って手術を受けた人全員に当てはまるわけじゃないかもしれないけど、勉強になった。

もう一つ、今回聞いた話ではないんだけど、DBSを受ける時はいい加減な仕事をされないように、知り合いのお医者さんなどに手術に立ち会ってもらう方がいいと、介護人の先輩からアドバイスを頂いたことがある。というわけで、Mr.Pakipakiは今のところ手術を受ける予定はないんだけど、誰に立ち会ってもらうかはもう勝手に決めている。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
長いブランク (トムチットトット)
2005-10-25 00:53:03
リップバンウィンクルもこんな 気持ちだったのかしらね 一晩と思っていて 村にもどったら 娘や息子のほうが 自分より年取っていたなんてさ  しばらく 連絡不能になっていたら 世のなかどんどん進んですすんでなにがなんだかわからないうちに もう終わっていたりして  
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DVD player (ラプンツlェル)
2005-10-25 01:03:59
運がいいんだね! いま売出しがあってるし書き込みができるからDVD つくってたのしんだら 送るね タモリとか どーでもいいやつを  それにしても ジョニーデップの映画を スヌーピーと思って見に行ったのは面白い!
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ハンドルネーム (ぱきぱき)
2005-10-25 15:11:10
これは、昔読んだ物語の主人公シリーズなのね。次はどんなハンドルネームで登場するか楽しみにしているね!
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