ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

不思議なことがあるんだねー

2005年05月06日 | 医療記事
アメリカの話。10年前、消火活動中に崩れてきた屋根の下敷きになって酸欠状態に陥り、脳にダメージを受けた消防士のニュースを読んだ。

事故後、2ヶ月以上昏睡状態だったらしい。失明し、車椅子生活を強いられていたんだって。記憶もほとんど失ったんだって。almost like in the persistent vegetative coma stateって書いてあったから、ほぼ植物状態に近かったみたい。その状態がね、なんと10年続いたらしい。家族は大変だっただろうね。。。それがね、先週の土曜日に急に意識を取り戻したんだって!家族のことも認識できるし、過去の記憶もあるんだって。家族から、事故から10年も経っていると聞かされて驚いたって書いてあった。そりゃあ、おどろくよね。その間の記憶はないんだって。事故当時4才だった子供がもう14才なんだって。でね、その失われた時間を取り戻すために15時間くらい家族と語り合って、その後30時間も眠ったらしい。これが一時的なものなのか回復するのかはまだわかんないんだって。そりゃそうだよね。

それがねー、この人って3ヶ月まえからパーキンソン病などの治療薬(名前はわからない)を服用していたんだって。この話って、パーキンソン病の治療法の進歩に影響があるんかなーー???わかんない。

でもね、まれなケースらしいけど、脳にダメージを受けた人の意識が突然戻ることってあるんだって。他の例も挙げてあったんだけど、自動車事故で脳にダメージを受けた男性が19年後に急に意識を取り戻したって話もあるらしい。(でも、完璧に回復したわけではないらしいけど。)19年経って意識を取り戻し、お母さんに呼び掛けて、「ペプシちょうだい」って頼んだんだって!!!さすが、アメリカ。。。
このニュース、英語版はこのアドレス:
http://news.yahoo.com/s/ap/firefighter_recovery