秋川渓谷の秋

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　先月の28日、水彩画教室の仲間３名とスケッチに行ってきました。
場所は秋川渓谷。立川からの青梅線を拝島で五日市線に乗り換えて、終点の武蔵五日市駅からバスで１０分足らずのところに、「黒茶屋」という古民家を利用した食事処があります。食事はもちろん和食。渓谷沿いの広大な敷地の中に竹林に囲まれて佇む時代物の建物はなかなか風情があるし、庭園内の川を見下ろす場所にはあずま屋がいくつかあって、スケッチの場所には困りません。仲間は竹林とあずま屋に挑戦していました。

　これは庭園の中の見晴らし台から見た秋川渓谷です。実は現場でのスケッチは失敗作で、問題の第一は川の流れをうまく表現できなかったこと。第二は、この場所は右半分に太陽があたっていて川から左側の森は完全に日陰でコントラストがやけに強く、題材としては影と日向の対比がとても面白かったのだけど、逆にそれを意識しすぎて色を濃くしすぎたことです。
　というわけで、その点を反省しながら描き直してみたのですが、まだ川の流れはうまくいっていないし、色を濃くしすぎないようにしたらコントラストが弱くなって迫力が無くなりました。実際の川は清流というイメージがもっと強くて、はるかに印象的だったのです。残念！
　蛇足ですが、この日は紅葉にはちよっと早く、手前のモミジもこんなに赤くはなかったのですが、写真と違って絵は便利なものですね。

下の写真が黒茶屋です。クリックすると少し大きくなります。