水彩画を友として : 旧退職おじさんの水彩画日記

水彩画を始めてついに10年を越えました。今年も自然を相手のスケッチを楽しみます。

信濃の山なみ F(4)

2009-10-15 | その他の風景画
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 長野県の東御(とうみ)市は小諸市と上田市の中間に市町村合併で新しくできた市ですが、その北側の山腹に、画家でエッセイストの玉村豊男さんが経営する「ヴィラデスト・ガーデンファーム アンド ワイナリー」があります。ワイナリーですからブドウ畑があるのは当然ですが、加えて美しい草花が咲き乱れるイギリス風のガーデンとレストランとが併設されていて、眼下に広がる小県盆地とその向こうの山なみを眺めながら美味しいランチを楽しめます。
 信州3日目、ここに着いたのは10時半頃でしたが、お茶を飲もうとレストランに入ったら美味しそうな匂いが漂っていて、我慢できずに十一時半からのランチの席を予約してしまいました。平日のこの時点で空いていたのは一席だけというのですから、なかなかの繁盛振りです。きっと玉村さんは実業家としても一流なのでしょう。食事も美味しかったし、その上、建物のあちこちに玉村画伯の素晴らしい絵が沢山飾られていて、おかげでとても豊かな時間を過ごす事ができました。
 そんなわけで、予約した十一時半までガーデンの高みに腰を据えて描いたのがこのスケッチです。
 本当は二日目に描いた浅間山の絵がもう一枚あるのですが、ちょっと手を入れたいので、順序は逆ですがこの絵を先にアップします。