塗料とDIY 日之出塗料店 店主のブログ

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万能クリーナー ニッペ ホームクリーナー

2023年11月07日 | 塗料と塗装の専門店

日之出塗料店
--住まいにもっと色彩を--

いらっしゃいませ。塗料販売店 店主の吉村と申します。

左サイドバーにも弊店HPのアドレスが載っております。アクセスの上ぜひご覧下さい。

 

ニッペ「ホームクリーナー」の人気!

当店では、ニッペ「ホームクリーナー」を新規取扱以来ン十年になりました。

発売当時から汚れ落ちは抜群で、しかも生地を傷めず拭き取りが楽で洗剤の残りがほとんど無く、それこそ家庭の万能クリーナーとして、ご家庭で職場でご愛用されてきました。

毎年暮れになると、当店の主たるお客様である金物店、荒物店等で暮れのお掃除用品の定番として本当によく売れました。

毎年その時期になるとメーカーより特価が出て、多いお店では15ケース(24本入り)くらい購入いただきました。

最近は生活様式の変化によりより強い洗剤の必要性から、ホームクリーナーも主役の座から外れてきました。暮れの大掃除も昔ほどしなくなりましたし、プロの掃除屋さんも増えてきましたからね。

ところが、ニッペ「ホームクリーナー」は未だに人気があります。

 

「ホームクリーナー」の良さは何でしょう。

クイック・ブレーキングフォーム方式により、スプレーした泡が汚れを強力に溶かしながら消えていき、拭き取るだけで汚れが簡単に落ちます

これは発売当時の宣伝文ですが、まさにこれ一言につきます。

素材にスプレーしただけで汚れは瞬時に浮いてきます。あとは乾いた布で拭き取るだけ、洗剤の残りは殆どありません。もちろん汚れがひどいときはこの作業を何回か繰り返すだけです。最後に乾いた布で拭き取ればいいのです。

生活様式の変化・・と書きましたが、当初は台所の換気扇等の油汚れを落とすためにもよく使われてきましたが、食生活の変化により油を使う量が増え、同時に換気扇等の汚れも簡単には落ちなくなってきました。
強力な洗剤が次々発売されたのもその頃です。「マジック××」とかね。
ニッペでも「強力油よごれ落とし」(現在廃番)が発売されました。

確かに油分をよく分解する洗剤類はたくさんあります。しかし、強力になればなるほど素材を傷める危険性が出てくるわけで、時によっては素材の変色も起きてしまいます。

また、汚れが取れても洗剤が残るのもいけません。ぬれぞうきんで何度も拭いてもべたつき感が残るのいやですね。

その点ニッペ「ホームクリーナー」は洗剤残りは殆ど感じません。乾いた布で拭くだけでOKです。

 

「ホームクリーナー」の用途(どんな汚れに良いか)

①家電製品・事務機器等の塗装面(通常は焼き付け塗装)の汚れ
②ビニールレザーの汚れ
③OA機器・家電製品・事務機器等のプラスチックの汚れ
④家具その他の塗装面の汚れ(ニス塗装には注意)

エンボス仕様で表面に凹凸があるビニールレザーの汚れなども「ホームクリーナー」吹きつけ後、スポンジ等で円を描くようにこすりますと汚れは驚くほど落ちます。

当店で定期的に「ホームクリーナー」をご購入いただいているユーザー様はたくさんいらっしゃいますが、OA機器の販売及びメンテナンス関連の会社が多いような気がします。これも、素材にプラスチックを使っている製品が多いからでしょうか。
プラスチック製品の汚れを落とすのはとにかく最高です。

某有名電機メーカーのグループ会社でもご愛用されています。

 

「ホームクリーナー」の使用上の注意

万能クリーナーとはいえ使用できない物もあります。

貴金属を始めアルミ・銅などの非鉄金属は使えません。、無塗装の鉄も注意が必要です。液残りで酸化しさびが生じる場合があります。

家電製品・事務機器・OA機器の汚れに最適といえども、すきまから内部にスプレー液が進入しないよう十分気をつけてください。内部は電子部品がびっしりですから。
すきまがあるようでしたら、最低でもマスキングをして下さい。
部品に液が付着した場合、接触不良・ショート・腐食の危険が生じる場合があります。

吸い込む物は基本的にダメです。白木とか革とか・・

塗装面の汚れもきれいになりますが、これはあくまで出来合い製品の塗装のこと。ニス等でははげる場合があります。
また、業者あるいはご自分で塗られたところも要注意です。塗装面が弱いとはげてしまいます。
特に水性塗料は注意して下さい。

何でもそうですが、訳のわからない素材にいきなりは止めましょう。必ず見えないところ、影響の少ないところで試すのが鉄則ですね。

あとはご自分の責任範囲内で試してみましょう。



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