パンオ~レ♪

週末製パン奮闘記。

かぼちゃ祭その2☆かぼちゃの折込パン♪

2007-10-29 | 食パン類

自家製パンプキンシートで作ってみました♪
tara's Minfan Note』のtaraさんに感謝、感謝、感謝ですっ!!!

『折込みでやってみよう!!』と思い立ち、ネット検索していたらtaraさんのページを発見。
正直ビックリです。ココまで折込シートを極めた人が居るものかと、尊敬の念すら抱きました。

taraさんの手順どおりにパンプキンシートを作成し、伸展性重視のために標準食パン生地に『薄力粉』と『アーモンドプードル』を混合して粉の力を落とし、三つ折を2回してみました。(アーモンドプードルを混合するのは『壊れたパン職人さん』のアイデア)

実は生地にバター以外のモノを折り込むのは初めてなんです。ついでに三つ網をして食パン型へ投入。どんな感じになるかと焼き上がりが楽しみでしたが、キレイ(?)なマーブル模様ができたので、大大、大満足です♪
思ったよりもパン自体の出来もよかったのですが、『カボチャがシンプルに楽しめて美味し-い♪』と評判も上々。

ただ、粉の力を落とし過ぎたためか、容積比の計算を間違えたためか、型の6割強が発酵のピークでした。釜伸びも全然してくれずにチョット小さめなのが残念です...。(三つ網や賞味期限ギレの生イーストも影響?)

端っこの切り落としはIFトレーに並べて焼成しました。
↓↓↓


ひと足先に焼きあがったんで、コチラは母上様と二人でツマミ食いです♪
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製パン風景
■下準備
1.

かぼちゃあんパンと同じカボチャのマッシュでパンプキンシートを作ります♪
マッシュしたカボチャに砂糖、生クリーム、ラム酒、シナモンを加えてネリネリ♪強力粉をふるいこんだら電子レンジでチン♪温かいうちにバターを加えるとツルっとまとまります。(デンプンが糊化するんでしょうが、この状態変化は面白いです)
あとはバターシートを作る要領でラップで成形(16cm×16cmにしました)→冷蔵庫へ。

ただ、taraさんは『裏ごし』と言っているのに、『マッシュを使って困ったことになったヤツはどこのどいつだ~い?アタシだよっ!!!』ってな感じで、後で困ったことになります...。

■計量
1. 標準食パン配合を、伸ばし易さを優先してアレンジします。それぞれ左から
 ・上段:塩、砂糖&脱脂粉乳、賞味期限ギレの生イースト(爆
 ・中段:卵(例の冷凍したモノ)、無塩バター、アーモンドプードル
 ・下段:強力粉、薄力粉、水
です。使いかけのアーモンドプードルが処分できてよかったよかった♪(うぅ~ん、チョットは家族の健康を考えなさいってば!!!)
■生地仕込み
1. ニーダーで材料を捏ねます♪
だいぶ粉気があるうちに硬さをチェックしてしまい、調整水をジョボジョボ入れてしまいました。アーモンドプードルの吸水もよく分からなかったので、もぅ少し慎重にやればよかったです。
ま、しっかりコネコネして強いパンチすれば何とかなるだろう...。(楽観的)
■一次発酵
1. 案の定、コネ上がりはだいぶ柔らかいです。とりあえず90分発酵♪
2. 1の生地に強いパンチをして再び発酵♪
フィンガーテストをして良好なので、四角く整えてラップに包んで冷蔵庫へ。(また後でネ-)
■成形~ホイロ(二次発酵)
1. クロワッサンと同じ要領で、冷蔵庫で冷やした生地を25cm×25cmに伸ばし、パンプキンシート(結構キレイ♪)を45度傾けておきます。パンプキンシートはネリが足りなかったでしょうか?既に割れ始めてます。
2.

生地の四方を折ってパンプキンシートを包み、閉じ目をつまんで閉じます。

3.

2の生地を麺棒で少しずつなじませながら伸ばします。やっぱ柔らかいんでイビツです。

4.

3の生地を半ば強引に三つ折です♪
ココでtaraさんの教えを守らなかった後悔が...。1回伸ばしただけなのに、大きなツブが原因で既に破れ始めてます。とりあえず、粉で補強っと(汗

5.

4の生地を90度向きを変えてもう一度伸ばし、また強引に三つ折です♪
あ゛あ゛あ゛...そこら中破けまくっとる。バターとは違って溶け出さないけど、こりゃまいった。

6.

5の生地をラップで包み、冷蔵庫でベンチタイムをとったら最後の伸ばし(型よりチョット大きめ)です♪
キレイにカボチャが行き渡ってないですネ。精進、精進っと...。

7.

6の生地の四辺を少し切り落とし、三分割して三つ網します♪
うぅぅ、編み始めをどうしたらいいか分かんない。えぇ-い、勢いでいってしまえ-!!!

8.

何とか形になったので食パン型に詰め込んでホイロします♪
80分たったのですが、全然膨らんできてくれません...。もぅここらが限界みたいなので、塗卵して焼成しちゃいます。 

■焼成
1.

糖度が高いので、あらかじめ160℃に余熱したオーブンで30分焼成しました♪
全然釜伸びしなかったです。チョット寂しい...。

■できあがり

かぼちゃ祭その1☆かぼちゃあんパン♪

2007-10-28 | 菓子パン類



そろそろハロウィンだしネ。

そんな訳で『かぼちゃあんパン』を崇拝する『e-パン工房』のつなちゃんレシピで。

本当はもぅ少し前に作る予定だったのですが、ちょこぱんさんとカブったので、ちょっとズラしました。( ̄m ̄〃)ぷぷっ

トッピングはアンデルセンの真似をして皮付きのカボチャを飾ってみたのですが、弟は
『オレはカボチャの種のほうがいいなぁ...』
とのこと。僕のツマミ用にパンプキンシードはいつもあるんですが、わざわざこうしたというのに...。ふんっ!!( ̄ ̄;) ムカッ!
(ところで、以前に聞いたことがあるのですが、パンプキンシードって利尿作用がすごいんですって)

アンデルセンの成形、ムッチャ可愛いんだけどやり方がわからない...。アンベラで包餡したって感じぢゃないし、真ん中に餡を入れないようにして深く切るだけなのかもしれないけど...。誰か教えてくれ-!!!
↓↓↓


今日、お昼過ぎに親父殿の友人が尋ねてきて親父殿と一緒に酒を飲んでおりました。親父殿は
何かツマミないか?お、あったあった♪
と、何とこのパンをツマミにして飲んでおりました。もぅ、このバカ親父っ!!!

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製パン風景
■下準備
1.

カボチャ餡を作ります♪
種とワタを取り除いたカボチャを耐熱ボウルに入れてラップし、電子レンジで2分ほどチン。皮をそぎ落としたら適当な大きさに切って電子レンジでまたチン。ボテトマッシャーでマッシュして砂糖(ちょっと控えめ)、卵黄、牛乳を入れてネリネリ♪香りづけにラム酒を入れたけど、ちょっと余計だったみたい...。

■計量
1. ちょっと糖分控えめ(対粉15%)の菓子パン生地。それぞれ左から
 ・上段:塩、砂糖&脱脂粉乳、賞味期限ギレの生イースト
 ・中段:無塩バター、卵(例の冷凍したモノ)
 ・下段:強力粉、水
です。生イーストの賞味期限が昨日までなんだけど、まぁ死にはしないだろう...(爆
■生地仕込み
1. ニーダーで材料を捏ねます♪
コネ上がりは指紋が透けないくらいの薄い膜を目指したのですが、ちょっとコネ過ぎたみたい?
■一次発酵
1. コネあがった生地の表面を整えて発酵容器に入れて一次発酵♪
発酵前の画像を忘れちゃいました。時間は90分→パンチ→30分です。
フィンガーテストして良好なので次の工程へLet's Go!!!
■分割・丸め
1. スケッパーで60gに分割して丸めます♪ (チョット大きめですネ)
2. 布の上におき、硬く絞った濡れブキンをかけてベンチタイムを15分とります。
■成形~ホイロ(二次発酵)
1. 生地玉を作業台の上で手のひらで平たくしてカボチャ餡を40g包餡します♪
オシリを閉じるときは平均的に引っ張らないと後でイビツになっちゃいますネ。60g生地なので神経質に伸ばさなかったら閉じ目が分厚い...。この後からは周りだけ親指の付け根で叩いて潰すようにしました。
2.

さて、ココからが今回の作業の目玉。つなちゃんはテーブル胡椒のフタを使っていたのですが、『何かいいフタあるかな-』とスパイス入れを漁っていたらシナモンのフタが良さそう。薄く粉をつけてスタンプしました。(後で気が付いたのですが、つなちゃんとは逆に使ってしまったみたいです...)
もっと気合入れて跡をつけて潰したほうがカワイクなったかもしれないな-。

3.

6箇所をハサミで勢いよくチョキンチョキン。ココを適当にやると後で出来上がりに影響するので、ちょっと緊張...。わ~い♪出来た出来たっと♪このまま発酵器へ。

4.

ホイロが完了しました。塗卵(色づきを抑えるためなのか、2割程度水で薄めるとのコト)して、アンデルセンのマネをして皮付きのカボチャをトッピング♪
(うぅ~ん、何かズゴックの手みたいだ...)

■焼成
1.

あらかじめ170℃に余熱したオーブンで13分焼成しました♪

■できあがり

リベンジのクロワッサン☆ちょっと満足♪

2007-10-22 | クロワッサン・デニッシュ・ベーグル

オーダー品のクロワッサン。

全然アップする予定なかった(だから写真撮ってないんです)けど、思ったよりもうまくできたので記念撮影~♪

右のヤツは今ひとつですネ。左のヤツみたいに拡がって欲しかったな-。

パリパリにしようと少し欲張ったので、いつもより2分長めに焼いたためクラストがちょっと厚めです。

弟が『何でお前のクロワッサンは三日月じゃないんだ?』と言うので、『最近は三日月型はマーガリンを使った安価なモノの印。バターを使うときは棒状なの!』と教えておきました。

これから涼しくなっていくのが嬉しくてたまらんです

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パン・ド・ミ♪

2007-10-22 | 食パン類

って、単なる『食パン』ですよネ。(こんな事言っちゃ元も子もないけど)

昔、みのもんたが司会していた『愛の貧乏脱出大作戦』でパン屋の修行があったときに、達人が依頼人に「このパン知ってるか?」と尋ねたところ、依頼人は「食パンです。」と答えて、「バカっ!パンドミだよっ!!」と怒られてたのを妙に覚えてます。(いろいろ調べたら大阪の『パン工房青い麦』さんらしいですけど)

『標準的な食パン』よりは砂糖、粉乳、油脂が多いだけで、僕には『ちょっと甘めの食パン』ってなイメージしかないです。

オーブンの余熱に手間取り、ホイロ失敗...。型の7割でストップしようと思ったんですけど、8割超です。そんな訳でホワイトラインは出ませんでした。
でも、フワフワでとても満足♪

カットした後、母上様が冷蔵庫へしまってしまったのに気づかなく、丸一週間後(実は14日に焼いたモノです)に2枚残っていたのを発見。『大丈夫だよな?』と思いつつ、霧吹きしてトーストしたら、全然普通に食べられました。

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製パン風景
■計量
1. 材料を計量します。それぞれ左から
 ・上段:塩、砂糖&脱脂粉乳、生イースト、バター&ショートニング
 ・下段:強力粉、水
です。今回は容積比4.2目標で!!
■生地仕込み
1. ニーダーに水類、粉類の順番で材料を投入してコネコネ♪ある程度生地ができたら油脂を投入してさらにコネコネ♪完全に指紋が透けるくらいまでコネます。(今回はトータル23分)
『コネ過ぎると粉の風味が飛ぶ』って言うけど、こういうコネ上がりのパンはどうなんだろう?
■一次発酵
1.

表面を滑らかにして発酵容器に入れて一次発酵です。
新しい生イースト(富澤商店さんの)だからいい感じ♪

2. 布の上でパンチしたら発酵容器に戻してさらに発酵します。
フィンガーテストで生地の状態を確認して良好なので、一次発酵完了♪
■分割・丸め
1. スケッパーで分割して丸めます。今回も生地玉2つでいきます。ベンチタイムを20分~♪
■成型
1. 打ち粉した作業台でしっかりガス抜き。このプチプチ言う感じが大好き
2. 1の生地を作業台からはがして緩ませ、円形に整えます。
俵型に成形するので、上から1/3を折りたたんで親指の付け根で貼り付け、少し重なるように手前からも1/3折りたたんでおおまかな長方形を作ります。
3.

向きを90度変え、2回ほど折り返して芯を作り、表面にハリを持たせるように巻き取って俵型にします。

4. 3の生地を閉じ目を下にして薄くショートニングを塗った型の両側に寄せて入れ、ホイロします。
■ホイロ(二次発酵)
1. あちゃ~、マンガ読んでたらオーブンの余熱が遅れて少しばかりホイロ過多です。やっちまった...。
山食にしようとも思ったけど、このまま蓋しちゃえ-!
■焼成
1. 普通の食パンよりも糖分が多いので色づきが早いです。そんな訳で低温(今回は160℃)でジックリ30分焼成。(オーブンのガラス汚いな-。ちゃんと掃除しなくちゃ。)
■できあがり

重曹溶液でブレッツェル♪

2007-10-20 | 食卓パン類

プレッツェル(Pretzel=英語)、ブレッツェル(Brezel=ドイツ語)どっち?

ラオゲン(苛性ソーダ NaOH)に浸してから焼き上げることで独特の色と味をかもし出すこのパン。ドイツではパン屋のシンボルとして、よく店の看板やマークに使用されることがあります。逆さ(どっちが上?)になっていたので最近まで気付かなかったのですが、ウチの近所のパン屋もマークにしておりました。(僕が小学生のときからあるパン屋なのにネ)

後輩(ドイツ人の奥さん持ち)にドイツパンを渡せていないので、ちょっと気がかり...。

ラオゲンは劇薬指定薬品ですから、日本では印鑑持参で薬局へ行かないと手に入りません。家庭でそこまで無理して作りたくないんで、ブレッツェル作りは半ば諦めてました。

『何とかならんかな-』といろいろと検索していたら、『みちえのパン工房』という、ドイツで修行された方のページを偶然発見!!!
みちえさんの説明によると、ラオゲンは熱によってナトロン(炭酸水素ナトリウム NaHCO3=重曹)に変化し、ナトロンはさらに加熱することによって二酸化炭素(CO2)を発生して炭酸ナトリウム(Baking Soda=Na2CO3)になるとのこと。(だから劇薬なのに食べても害にならず、ブレッツェルを食べて病気になったなんて話は聞いたことがありません)
何が何やら分かりませんが、とにかく『重曹の溶液に漬ければ近いものができる』ということ。そうと分かれば、こりゃあ、やるっきゃありません。
(とは言っても同じアルカリ溶液の仲間でもネコ科で言ったらライオンとネコくらい違うってな話ですけど)

ラオゲン溶液はぬるま湯ないしは常温だと思うのですが、『熱湯に』と説明されているので2リットルの熱湯に重曹を1箱投入。シュワシュワ泡立ちます。
50g入りだから約2.5%溶液ですネ。ベーグルのケトリングの要領で両面をボイルして焼成してみます。

さて、できあがりぃ~♪

ラオゲンに浸すともっと『赤褐色』になると思うんですけど、ちょっと『茶褐色』です。クープは全く開かなかったけど、ギザいい感じ★

母上様と二人で試食して『うわぁ~、美味しい』。こんな食感のパン食べたことありません。細い部分は柔らかめの『乾パン』って感じ。
(ちなみにブレッツェルにはソフトタイプとハードタイプがあり、ブッシュ大統領がNFLのゲーム観戦中に喉に詰まらせたのはハードタイプです)

後日、後輩から『妻が大変喜んでました。』と聞いて一安心。輸入食品店で買ったものがパサパサでがっかりだったらしいのです。
でも、本物食べたこともないくせに怖いもの知らずだネ、おいらも。(よく本場の人にあげられるモンだ)
結構ベーグル並に簡単・短時間でできます。また作ってみようっと♪

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製パン風景
■計量
1. 材料を計量します。それぞれ左から
 ・上段:塩、砂糖&脱脂粉乳、生イースト
 ・上段:フランスパン専用粉、水、ショートニング
です。吸水52%だし、限りなくベーグルに近いですネ。
■生地仕込み
1.

ニーダーに材料をオールイン♪
薄い膜にはなりませんが、発酵時間も短いし、後で50cmに伸ばすために伸展性のある生地作りが必要です。約20分間低速でコネコネします。吸水52%は結構硬い生地なので、ゴムベラで上から押さえつけてやらないとハネの上でコロコロ転がるだけ。も~ぅ、手間かけさせんなよっ!!って感じ。

■フロアタイム(一次発酵)
1. 発酵というよりは生地の弾力をとるだけです。
発酵容器に生地(ベーグルよりも硬いな-)を入れて発酵。思ったよりも大きくなったよ。
■分割・丸め
1. スケッパーで生地を55gに分割。分割した生地を丸めて布の上において硬く絞った濡れブキンをかけてベンチタイムをとります。
■成形
1. 閉じ目を下にして生地を作業台におき、手のひらで平たくして麺棒で楕円形にし、ひっくり返してまた麺棒をかけます。閉じ目は上を向くことになります。
2. 空気が入らないように上からクルクル巻いて棒状に整えます。
ベーグルと同じ要領ですけど、僕はこの成形(ワンローフ)が嫌いです。これが模様になるみたいなんで仕方ないんですけど、絶対に空気入るんですモン。
3. 2の生地を50cm程度に伸ばします。真ん中は少し太めにして両端付近を細くする感じ。(ホラ、やっぱ空気入ったよ)
CUOCAさんのペストリーボード、こういう乾いた感じの生地を伸ばすのには不向きですよネ。表面のコーティングがエラく滑るんですよ。手をごく軽く湿らし、ベンチタイムに使った濡れブキンで軽くボードを湿らすと作業しやすくなります。
あ、でもCUOCAさんのペストリーボードっていい商品だと思いますよ。コネる時には絶対に貼り付かないし、手入れも水洗いだけで簡単だし。新宿のCUOCAさんに買物に行ったときに、ペストリーボード(小)を手にとってジ~と石になったオンナノコを見かけたました。僕は心の中で『絶対に買ったほうがいいよ。後でいい買物したと思うから』と語りかけてました。(笑
4. ココから連続写真です。
みちえさんによると『生地の両端を持ち上げ、両手を交差して元へ戻すと原形ができる』とのことですが、イメージが湧かない...。多分、反動でクルクルってねじれるんだと思うけど。
おとなしく作業台の上でねじってみることにします。(おぉ、できたできた♪)
■ホイロ(二次発酵)
1. 成形した生地を布の上でホイロします。(ん?よく見たらねじる方向が違うのがあるな)
ホイロ後(右)はちょっと大きくなった感じぃ。
2. さて、重曹溶液でボイルします♪どんな仕上がりになるやら。
ところで、何かこんなお菓子見たことあるな-。何だったけかな-。あ、そぅそぅ『スピン』だ!!懐かしいな~♪
■焼成
1. 生地の太い部分にクープナイフでクープを入れ、全体に塩をふりかけます。ホントはロックソルトらしいけど、ないから自然塩で。クープはビックリするくらい全く開きませんでした。トホホ...。
2. 霧吹きして、あらかじめ余熱したオーブンで焼き上げます。
■できあがり

米南部レシピのコーンブレッド~♪

2007-10-20 | 分類なし

玉子焼きではありません。プププッ(* ̄m ̄)ノ彡☆ばんばん!!

ネットで『コーンブレッド』を検索すると、映画『グリーンマイル』の記事がヒットします。

看守のポール(トム・ハンクス)が、死刑囚のコーフィ(マイケル・クラーク・ダンカン)に『奇跡の力で持病を治してくれたお礼』として彼の妻のお手製コーンブレッドを差し入れするシーンがあるってな話なんですけど、そぅ言えばそんなシーンあったかな?見直してみようっと。(グリーンマイルのコーンブレッドは『白いトウモロコシ粉』を使ったモノらしい)

実はこういったコーンブレッドを作ろうと思ってコーングリッツを買ったわけじゃないんです。

本当はツブコーンと一緒にリッチ生地に混ぜ込んで、ワンローフ成型して、トップにクープ入れて、コーングリッツをトッピングして食パン型で焼き上げようって決めてたんです。前回『コーングリッツは下処理をする』ということを覚えたので、全粒粉の湯種を作るイメージで熱湯処理して加えれば完璧!!!って思ってたのに...。でも、コレが『本当のコーンブレッド(アメリカ南部のソウルフード)』なのネ。初めて知ったよ...フン。せっかくだから作ってみよう!!ってなことになりました。

いろいろ検索したのですが、作り方はいたって簡単。混ぜ合わせるだけなんで、オーブンを余熱してから作り出しても間に合うくらい。ただ、レシピがバラバラだわさ。さすがはアメリカ料理なのネ。
結局は『薄力粉1:コーングリッツ1:牛乳1』でやることに。でもコーンミールでのレシピが多い上に、どれを見ても『下処理をする』とは書いていない...。それに『薄力粉』という表記にもビックリで、かなり半信半疑で製作開始。

結果、ま、そんなにまずくはないんだけど、やっぱツブツブがかなりあたって気になりまするる。型持ってないんで平たいバットで焼いたためかボソボソもするし。

僕的には『あり』なんだけど、家族には大不評でした。弟なんて『コレ、何がしたいんだよ?』とか抜かしやがるんだもん。

冷凍庫にあと半分眠ってるんだけど、果たして目覚める日はくるのだろうか...。

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製パン風景

■下準備
1. バターミルク(バターを作る際に分離させた水分=乳清)を使うらしいので、作ってみます。
でも、作り方は知らにゃい。昔、人から『ペットボトルに牛乳を入れてシャカシャカすると自家製バターができる』と聞いたことがあるので、とりあえずその上澄みを使ってみようっと。テレビを見ながら1時間程度シャカシャカ...。でもわずかに固まった程度(見えます?)。面倒くさいんで止-めたっと。
(そりゃそうだ、だって乳脂肪40%以上の生クリームを使うんだモン。記憶違いだわさ)
■計量
1. 材料を計量します。それぞれ左から
 ・上段:塩、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ(重曹)
 ・中段:卵、溶かしバター
 ・上段:薄力粉、コーングリッツ、乳清になれなかった牛乳
です。後で気が付いたんですが、今回は『スイートコーンブレッド』にしようと思ってたんです。つまり『砂糖』をこの時点で忘れています。おバカです。
■生地仕込み
1. 薄力粉+コーングリッツ+塩+ベーキングパウダー+重曹を混ぜ込んでフルっておきます。
2. 卵を溶き、砂糖、溶かしバター、乳清になれなかった牛乳の順番で混ぜ込んでいきます。
『あれっ?砂糖だよな?あれっ?あれっ?』って感じで慌ててました。おバカです...。
3. 1の粉類をサックリと混ぜ合わせます。(この辺はケーキ作りの要領ですネ♪)
生地の硬さなんか全然わかんないけど、こんなもん?
■焼成
1. クッキングシートを敷いた型(持ってないんでバットを使いますっ!!)に生地を流し込み、オーブンで焼き上げます(180℃20分)。竹串を刺して生地がついてこなければ焼きあがりです。
『あれ?もぅできちゃったよ』って感じです。
■できあがり

デニッシュペストリー

2007-10-14 | クロワッサン・デニッシュ・ベーグル

アンデルセン/リトルマーメイドのデニッシュが大好きです。
ちょっとそれ風に仕上げてみました。(アイシング流れちゃいましたけど)

デニッシュを日本で最初に販売したのは『アンデルセン』らしいです。
1959年、タカキベーカリーの創業者である高木俊介が欧州旅行に出かけた際、デンマークのコペンハーゲンのホテル・ヨーロッパで食べた、朝食のデニッシュペストリーに感動したのがきっかけとのこと。(Wikipediaより)

今回、やっとサクサクになりました。層もできてたし。ヾ(@^▽^@)ノ

いつもは伸ばした後に『冷蔵庫』へ入れるのですが、今回は『冷凍庫』にして手早く作業したのがよかったみたい。
ただ、実は作業順番を大幅に間違えております...。
クリームを絞ってフルーツを飾るのは『ホイロ後』の作業のはずなのに、何を思ったか『成型直後』にやってしまいました。ヾ( ̄o ̄;)チガウッテバ、、、
何をテンパってたんでしょう?でも、なんとか形になるものです。

アンデルセンのはダークチェリーですが、今回はサワーチェリーと洋ナシで。洋ナシは超テキトーにトッピングしてます。成型は以下の3種類です。

カルダモンがとってもいい香り~

親父殿から『この菓子は美味いな。売り物になるぞ!』とのお褒めの言葉を頂きましたが、『菓子』ぢゃないから、親父殿。
(たしかにフランス語では『ガトー・ダノワ=デンマーク風菓子』だけど)

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製パン風景
■下準備
1. いつものようにバターシートを作っておきます。
今回は対粉100%(いわゆるコペンハーゲナー)なので、クロワッサンの倍量です。
2. カスタードクリームを作ります。作り方は『副材料の作り方』で!!
3. キルシュコンポートを作ります。
分量のサワーチェリー缶のシロップの2/3量で砂糖を煮て溶かし、1/3量にコーンスターチを溶いたものを加え、硬くなってきたらサワーチェリーを加えて混ぜ合わせます。
勢いで泡立て器で混ぜようとしたらチェリーが潰れちゃいました。
4. アイシングを作ります(焼きあがってから作っても全然いいですけど)。材料は粉糖、卵白、レモン汁です。
5. この他にアプリコットジャムを2割量の水で割って煮詰めておきます。(これも焼きあがってからで間に合います)
一度アプリコットナパージュを使ってみたいなぁ-。
■計量
1. 材料を計量します。それぞれ左から
 ・上段:カルダモン、インスタントイースト
 ・中段:塩、砂糖&脱脂粉乳、バター
 ・下段:フランスパン専用粉(フランス)、水、卵
です。カルダモンの香りが強烈。こんな少しなのにネ。(対粉0.3%)
■生地仕込み
1. ニーダーに材料をオールイン♪
インスタントイーストは水に溶かしました。バターはあらかじめ室温に戻します。捏ね上げは粉気がなくなって材料がまとまる程度。伸ばすとボソボソ切れます。捏ね上げ温度は21.8℃でした。例によって凍った卵を使ったので少々低すぎたかも?
■発酵
1.

暖かい場所で一次発酵させたら軽くパンチして四角く整え、発酵容器に戻して冷蔵庫へIN!!
冷蔵庫で18時間発酵させました。画像では見えませんがカルダモンのツブツブが見えます。かなり香ってます。

■折込・成型
1. バターシートはあらかじめ指で押してみて指の跡が残るくらいの温度に戻しておきます。
作業台に打ち粉して生地を麺棒で25cm×25cmに伸ばし、バターシートを下の画像のように45度傾けておきます。次に生地を四方からたたんでバターシートを包み、閉じ目を完全に閉じます。
大変、バターシートが割れちゃいました(右隅)。ま、何とかなるでしょう。
2. 作業台に生地がくっつかないようにタップリ打ち粉し、1の生地を最初は麺棒で押さえつけようにしながら少しずつ伸ばしていきます。後は表裏両面に麺棒をかけて18cm×60cm程度に伸ばします。
三つ折りして90度回転させて、また伸ばしてを計3回行います。
何か毎回同じ画像使ってるみたいだなぁ?ちゃんと変えてますよ(笑
3. 最後の伸ばし。18cm×54cmで、9cm×9cmの生地を12枚とって冷凍庫へ(15分)。
カット直後の撮影を忘れてしまいました。
4. ココからは画像が一切ありません。テンパってましたので。
途中で話しかけられた母上様にマジ切れしましたし。(ゴメンなさい)
3の生地をカットしたり、折りたたんだり。カスタードクリーム、フルーツをトッピングしたのですが、生地サイズに対してフルーツが大きいな-。何だろ?何か違和感が...。
うわぁぁぁ-ホイロした後だよ---!!!
毎回失敗しないと気がすまないのかネ(笑
■ホイロ(二次発酵)
1. 既にフルーツがのってますネ。おバカです。
 
■焼成
1. アンデルセンのデニッシュは塗卵してないと思います。なので今回は塗卵しません。軽く霧吹きして、あらかじめ180℃に余熱したオーブンで13分焼きました。
ビックリです!!普通にできてます!! ( ̄m ̄〃)ぷぷっ(ちょこぱんさんゴメンナサイ)
1階で焼いていたものが、2階までカルダモンの香りがします。スゴイな-。
■仕上げ
1. 全体に塗ると親父殿が文句を言うのでフルーツの部分だけアプリコットジャムを塗ります。フルーツの部分は焼成するとみすぼらしくなりますので。アンデルセン風にアイシングを飾りつけ、完成です。
(アイシングは固めに仕上げたのに、完全に冷める前にやってしまったので、流れちゃいました)
■できあがり

パン・オ・ショコラ

2007-10-12 | クロワッサン・デニッシュ・ベーグル

冷蔵庫の『デニッシュ用チョコ(森永)』が古くなりそうだったので、クロワッサンの練習を兼ねて作りました。

今回もキレイに層が出てません!!!
バターは冷蔵庫から出して指の跡が付くくらいまで温度をあげてから使用し、層を潰さないように十分注意して麺棒をかけたつもりだったのに...。

オーバーナイト法なので当然前日から仕込んでる訳ですが、まず作業開始が22時間後になった上、当日はいろいろな事をやってる最中に片手間で作るような感じになってしまったので『伸ばして畳んで冷蔵庫で2時間放置』を繰り返していたら発酵が進んぢゃったみたいです。
しかも、冷蔵障害を受けてしまって表面ブツブツの梨肌。ブサイクです。

最大の失敗は生地サイズです。(またやっちまった)

ウロ覚えで下の画像のように伸ばしてカットしちまいました。
(茶色のモノはチョコで、3.7cm×5.8cmです)
↓↓↓


正解はこうみたいです。
↓↓↓


なら、9cm幅のほうに水平にチョコを置けばいいじゃん?ってことなんですが、それだと『層の向き』が変わってしまうと思い込み、そのまま11cm幅に水平にしちまいました。
無理に真ん中で合わせるようにしなくて、そのままチョコを巻いちゃえばよかったですネ。そんな訳でチョコが飛び出てしまっております。

家族からは『チョコは美味しいんだけどネ~』程度の感想でした。

あ″~下手こいた~!』(by 小島よしお)

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製パン風景
■下準備
1. すっかりお馴染みのバターシート作り。
薄力粉を振ったバターをラップで挟み、三つ折りしながら薄力粉を練り込んでいきます。薄力粉が完全に見えなくなったらラップの四方を16cm×16cmに折って、バターを広げます。
2. できあがったバターシートは冷蔵庫で冷やし固めます。
■計量
1. 材料を計量します。それぞれ左から
 ・上段:塩、砂糖&脱脂粉乳、インスタントイースト、バター
 ・下段:フランスパン専用粉(フランス)、水、卵
です。いつものように脱脂粉乳は計量したら直ぐに砂糖の中へ。
いつもは300gで仕込んでいたのですが、生地を薄くしてサクッとさせるために今回から250gで挑戦してみます。
卵が不気味な感じになってますが、実は凍ってるんです。
使いかけの半端な卵がもったいないのでタッパーに入れて凍らせて保存し、たまにこうやって使ってます。e-パン工房のツナさんのアイデアで、製パン性には何の問題もないとのお墨付きです。
■生地仕込み
1. ニーダーに材料をオールイン♪
卵、インスタントイーストは水に溶かしておき、バターはあらかじめ室温に戻しておきます。捏ね上げは粉気がなくなって材料がまとまる程度です。
ただ、今回は卵の温度が低すぎたでしょうか?冷たいにも程があります。
■発酵
1.

暖かい場所で60分発酵させて軽くパンチして四角く整え、発酵容器に戻します。
ほとんど膨らみませんでした。やっぱ卵のせい?ツナさんの言うとおり、今までは何の問題もなかったんだけど...。

2. 冷蔵庫に入れて22時間経過(長すぎ!!)したのですが、ほとんど変わってません。うぅ~ん、嫌な予感...。
■折込・成型
1. バターシートはあらかじめ指で押してみて指の跡が残るくらいの温度に戻しておきます。
作業台に打ち粉して生地を麺棒で25cm×25cmに伸ばし、バターシートを下の画像のように45度傾けておき、生地を四方からたたんでバターシートを包んで閉じ目を完全に閉じます。
2. 1の生地を18cm×60cmに伸ばし、三つ折りします。
この作業を3回繰り返します。(1回ごとに向きを90度回転させる)
いろいろ忙しかったので、1回ごとに冷蔵庫で1時間~3時間まで放置してました。実は『こげこげコーンロール』と同時進行で作っていたし、途中でダイソーへ買い物へ行ったりするし...。
(結局この日は2品とも失敗したことになりますネ)
3.

最後の伸ばし&カット。『10枚とるから 9cm×2=18cm、11cm×5=55cm。何だ、いつもと同じだ♪』と思ったのが今回の敗因...。

カットしたものを眺めてみて、『ん?何かおかしい...』
できあがったものは限りなくデニッシュのサイズに近い。こんな訳がない。
うわぁぁぁ-またやっちまったぁ---!!!
4.

やっちまったものは仕方ない。11cm幅のほうに平行でデニッシュ用チョコを置きます。(だいぶ縮んだのでイケる!!!と思ったのですが...)
生地を1.5cm~2cmは重ねたいところなのですが、あんまり細くしたくないので、無理してみました。

■ホイロ(二次発酵)
1. 生地の閉じ目を下にしてクッキングシートを敷いたオーブン皿に並べてホイロします。
何でしょうか?コレは...。まるで春巻きです。
■焼成
1. 塗卵(分量外)し、あらかじめ180℃に余熱したオーブンで13分で焼きました。
あ~あ、冷蔵障害でまくりです。
■できあがり

自作発酵器2号

2007-10-12 | 自作発酵器

自作発酵器、バージョンアップしました!!!(意味なく画像加工)

基本コンセプトは以前のモノと変わりませんが、今回はドイトで
 ■アルミ板(0.2mm厚 40cm×120cm)
 ■塩化ビニール製透明テーブルクロス(0.45mm厚 50cm×120cm)
を、購入しました。
ステンレス合板のほうがよかったかもしれませんけど、加工し易さをとってアルミに。

以前のモノの下段に棚を結束バンドでくくりつけて追加し、その上をアルミ板で作ったトレーで覆ってアルミテープで固定しています。あわせて外側にもアルミ板を貼り付けました。
下段からの熱モレ防止と、マジックテープを貼る土台作りを狙ってます。(金切りバサミで切った跡が鋭くてビビリながらの作業でした)

 

色気のなかった菓子缶のフタはダイソーで買った可愛らしい(?)トレーに変更しました。
加湿皿は電熱コンロの上に直接置いていたので、間に棚を入れ、電熱コンロの熱で有毒物質が出ると困るので、あらかじめ塗装を焼いてはがしてます。

前面には塩化ビニールのテーブルクロスを使用し(自重があるので勝手に閉じようとするから楽チン♪)、ビニールのほうを側面へマジックテープで貼り付けるようにしました。
留める箇所は多いですが、カバー(今回は花柄)の内側にも同じ素材のベロを貼り付けてあるので密閉性はバッチリです♪(ビニールの透明度も高いので視認性もバッチリ♪)



ただ~しっ!!!
『見易くなってよかったなぁ~』喜んでいたのも束の間。使ってみて分かったのですがエライ曇ります。
加湿皿に熱湯をはると何にも見えなくなります。ヴヴヴ...。

それに、三段目だけ電熱コンロの熱がまともにくる欠点が改善されてません。今回は棚を足したので、三段目と電熱コンロの距離は余計近くなっちゃっいました。アルミシートを貼り付けてあるのですが、あんまり効果がないですネ。

だいぶよくなったのですが、けっこう不満があるなぁ...。冬のボーナスで本物買っちゃうかも。

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こげこげコーンロール

2007-10-10 | 食卓パン類

 
大失敗しまスた....。

パッと見、何だか分からんです。コゲコゲですし、中のコーンがうまく見えればと、適当に手でちぎってみたらコーンの部分を完全に外すし...。

先日、『かっぱ橋道具街』へ行ってきました。
ちょうど『かっぱ橋道具まつり』なるモノを実施していて、大変な賑わいでした。

お目当ては本間商店さん。業務用無塩バター(よつ葉の450g)と缶詰、クルミを買いに出かけたのですが、『コーングリッツ』が目にとまりました。

これでコーンブレッド作ろっと』と思って買ったのですが、なぜかロール成型に...。
出来栄えはご覧のとおりです...。

おっかしぃな-、もっと丸くて薄いキツネ色のパンを想像してたのに...。

完全にホイロ過多みたいですネ。裏側がペッタンコです。
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製パン風景
■下準備
1. 後で生地がベトつかないように、ホールコーンの水気をフライパンで軽く炒めて飛ばしておきます。
■計量
1. バターロール生地にコーングリッツをそのまま配合しますデス。
フランスパン専用粉で作ろうと思ったのですが、他に使う分しかなかったので強力粉に薄力粉を配合し、コーンの甘みを大事にしようと砂糖を若干抑え気味にしてます。それぞれ左から
 ・上段:塩、砂糖、インスタントイースト
 ・中段:コーングリッツ、無塩バター
 ・下段:強力粉、薄力粉、水
です。これに下処理したホールコーンを入れます。

でも、材料特性をよく知らないのに適当にやっちゃダメですネ。コーングリッツってチャンと下処理しなきゃダメらしい...。2倍量の水で煮て冷ましておかないといけないとは、作った後に知ったことです。そのまま入れると生地がダレちゃうそうです。

■生地仕込み
1. ニーダーで材料を捏ねます。
コーングリッツは最初から投入しました。ホールコーンは『混ざればいいや』と、終了3分くらい前に投入したのですが、これが間違い。グルテン膜が切れたまんまで捏ね上げにしちゃいました。(グルテンチェックして分かってたのになぁ...)
■一次発酵
1. 発酵容器に入れ、一次発酵です。
うぅ~ん、ホールコーンのツブツブとコーングリッツのプチプチが贅沢♪
と、このときは考えておりました。
やっぱグルテン膜が切れてるんでしょうネ? この大きさまで80分かかりました。
■分割・丸め
1. スケッパーで50gに分割して、丸めま-す。
2. 表面が乾かないように硬く絞った濡れブキンをかけてベンチタイムを15分とります。
■成型
1. 成型は丸め直しのみです。
■ホイロ(二次発酵)
1.

画像はホイロ後のモノです。
な、な、な、何だコレは?広がっちゃって高さが出てない!!!
早くもココでイメージが崩れました。(T_T)
実はほったらかしにしてダイソーへ買い物に行っておりました。過発酵みたいです。それに、やっぱ生地が弱かったですネ...。もともとコーングリッツ10%配合のところにさらに薄力粉を20%入れ、ホールコーンを30%配合したらボリューム出まへんわなぁ...。

■焼成
1. 霧吹きだけして180℃に余熱したオーブンで、13分焼きました。
がびーん!!!まっくろ...。(広がってくっついちゃったし)
何で?いつもの温度だし、砂糖抑えてるのに、脱脂粉乳も入れてないのにぃぃぃ-!!!
■できあがり