駅のエスカレーターで、私の前に立っていた男性が携帯電話でしゃべっていた。
アジア系の人で、それは知らない国の言葉だった。
会話の途中、“スキヤキ”という単語が頻繁に出てくるのです。
エスカレーターを降りて、右と左に分かれるまでに何回“スキヤキ”と発せられたことでしょう・・・。
スキヤキがあのすき焼きならば、すき焼きという単語を連発しなきゃいけない会話ってどんな会話?
そしてここから私の妄想が爆発・・・
「日本と言えば“スキヤキ”でしょ!“スキヤキ”食べなきゃ日本に来た意味ないよ!“スキヤキ”の美味しい店を調べたのに何で今更“スキヤキ”は嫌だ!っていうのよ!!」
うーん、なかなか妥当な線。
しかし彼はスーツ姿だった。観光客ぽくない。
もしかして日本へは出張で来ているサラリーマンかも。
「ボス(ここでいうボスとは彼の本国から来るボスである)からオーダーは“スキヤキ”っていわれてたのに“スキヤキ”のお店調べてないの?! 新宿でスキヤキは食べられないの?!ちょっと待ってよ、ボスは“スキヤキ”をホント楽しみにしてたんだよ! それ分かってる?!(このときの電話の相手は日本支社の秘書)」
…エリートサラリーマンはそんなことでキレない。
その後も、彼の国では“スキヤキ”という言葉が日本語のそれとは別の意味で使われているために引っかかってしまったのではないかとか延々と考えているうちに家に着きました。
アジア系の人で、それは知らない国の言葉だった。
会話の途中、“スキヤキ”という単語が頻繁に出てくるのです。
エスカレーターを降りて、右と左に分かれるまでに何回“スキヤキ”と発せられたことでしょう・・・。
スキヤキがあのすき焼きならば、すき焼きという単語を連発しなきゃいけない会話ってどんな会話?
そしてここから私の妄想が爆発・・・
「日本と言えば“スキヤキ”でしょ!“スキヤキ”食べなきゃ日本に来た意味ないよ!“スキヤキ”の美味しい店を調べたのに何で今更“スキヤキ”は嫌だ!っていうのよ!!」
うーん、なかなか妥当な線。
しかし彼はスーツ姿だった。観光客ぽくない。
もしかして日本へは出張で来ているサラリーマンかも。
「ボス(ここでいうボスとは彼の本国から来るボスである)からオーダーは“スキヤキ”っていわれてたのに“スキヤキ”のお店調べてないの?! 新宿でスキヤキは食べられないの?!ちょっと待ってよ、ボスは“スキヤキ”をホント楽しみにしてたんだよ! それ分かってる?!(このときの電話の相手は日本支社の秘書)」
…エリートサラリーマンはそんなことでキレない。
その後も、彼の国では“スキヤキ”という言葉が日本語のそれとは別の意味で使われているために引っかかってしまったのではないかとか延々と考えているうちに家に着きました。