(文具)Juiceペンと児童文学と「人魚姫」

2023-07-04 04:37:00 | 文房具

記事は少ないが
私は文房具が好きだ

ペンも色々と持っている

先日も
ボールペン「Juice(ジュース)」の
3本組セットを購入した


久し振りに行ったLoftで
Juice」のペンのセットが
販売されているコーナーがあった

いくつかの
有名な児童文学をモチーフに
3本セットを6つ組んである


内容は
「不思議の国のアリス」
「ヘンゼルとグレーテル」
「赤ずきん」
「オズの魔法使い」
「人魚姫」
「ブレーメンの音楽隊」
である


私が購入した
「人魚姫」は
Turquoise green
Bady Pink
Blue
の3種類の組み合わせである



「人魚姫」と言えば
映画「リトルマーメイド」の
実写版が上映されている

アリエルが可愛いし
「Part Of Your World」
も可愛くて好きだ



世間では
黒人系のハリー・ベイリーが
主人公になったことで
「イメージが違う」と物議を醸していた

ただ
そもそも
「ディズニー」は
原作の世界やメッセージを汲み取ることなく
自分勝手に作り替えているので
何を今さら…と思う

デンマークの海が
大西洋のような南国っぽい海になり
原作では歩くたびに激しい激痛がはしるが
それも消え
何より
原作では結婚できず海の泡となるお姫様
(しかも王子を殺せば人魚に戻れたのに)
に対してハッピーエンドの
「リトルマーメイド」と
結末まで変えている

変えることが駄目ではなく
儚い失恋の物語が
親の手から離れ独り立ちをする娘の物語に
テーマすらも変えてしまったことは
同じくアンデルセン原作の
「雪の女王」が
タイトル以外はどこが同じか不明な
「アナと雪の女王」に通じる

だから
人魚姫が黒人が演じても
どうぞご自由に…と思う

しかしながら
2点ほど違和感がある

1つは
舞台設定である

王様やお城が
西洋の白人文化の影響を受けているのに
どうして黒人を起用したのか?と
言うことだ

黒人を起用したいのならば
服装や城なども白人文化に合わせる
必要があったのか?

時代劇に金髪のサムライが
出てくるようなものだ

映画を見てないので判らないが
当然
人魚の姉妹も黒人が適用されたのか?

2つ目は
ポロティカル・コレクトネスの
問題である

先日
NHKの「沼にハマって聞いてみた」
という番組で
実写版の監督をした
ロブ・マーシャルが
何百人ものオーディションを行い
ハリー・ベイリーが最高だったからと述べた

成る程
それならば理解できると思ったのだが
次いで
「映画のメッセージは寛容であること」
「世界にある差別をなくすこと」
と言い始めたあたりからキナ臭くなり
「映画を通して世界を繋ぐこと」
「壁やバリアを壊して境界を越え
自分と違う見かけの人がいてもいいことを学ぶこと」
映画「リトルマーメイド」のストーリーと
全く関係ない話になり
「これはとてもタイムリーで深いメッセージなのです」
ストーリーよりも
ハリー・ベイリーを起用したことの意義を
語ったことにより
"結果として黒人であった"のではなく
"最初からポリコレを意識して黒人を探していた"と
言っていると感じたため
非常に嫌な気分になった

これはハリー・ベイリーに
非常に失礼である

私は
プリンセスは白人じゃなくても良い
と考えている

しかし
わざわざ「リトルマーメイド」の映画で
この「逆差別」的な行動(判断)をしたことには
違和感しか持てない

そして
王子様もポリコレなのかな?





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