PACEの風(パーチェの風)

ギタリスト・民族楽器奏者の丸山祐一郎氏の旅日記を紹介します。

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夜の虹は祝福の虹!

2008-09-18 18:14:12 | シベリア鉄道の旅
カーチャがPACEの旗を持ち軽やかに回った!背中には虹のペインティング、PACEの風の曲に乗り素晴らしいリズム…あれから5年、目を閉じるとあのモスクワのライブが蘇る。あの時は牧野と一緒にビリンバウで踊ってくれたね。ブラボーがかかりすごい拍手!お客さん全員がお礼とばかりにカチュ-シャを高らかに歌ってくれたっけ…まだ少女だったカーチャ…別れる時はホントに淋しかったよ。体はすっかり大人になったけど、表情、しぐさはあの時のままの変わらないカーチャがそこにいた。本当にうれしい! いよいよ曲のエンディング…そう、そうだよ! カーチャはPACEの旗を被り床に平伏した。5年前と同じポーズだ!嬉しかった。彼女は覚えていたのだ。ありがとうカーチャ!これが久しぶりに会ったカーチャの挨拶なんだね…なにもしゃべらなくてもしっかり受け取ったよ。カーチャの声が聞こえた…私は元気です。今日は5年ぶりにMarioに会えホントにうれしい!   ライブを始める前、僕はナージャに話した。「ナージャ、もしインディアンフルート吹きたくなったら吹いてね…」懐かしいカーチャの姿が見えた。「ホントに大人になったねカーチャ!会いたかったよ。今日はまた踊ってくれる?」「もちろん!」カーチャはニコッと微笑んだ。 . . . 本文を読む
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ナージャにおまかせ!!      

2008-09-18 17:55:35 | シベリア鉄道の旅
モスクワはナージャにおまかせ!!      僕達は眠い中、水カンリンバを作り、シャワーを浴び、仮眠を取った後ナージャの粋なガイドでモスクワを散策した。と言うのも牧野のプレゼントした日本の浴衣をナージャは見事に着こなしたのだ。日本人とは全く違う彼女の感性でね。 黒い小さなリュックを肩からしょい、髪には赤く綺麗な塗り箸をかんざしの代わりに挿し、モスクワを我が物顔で颯爽と案内してくれた。時々布で包まれたインディアンフルート(笛)を頭上に翳し、ツアーガイドの旗の棒のように「ハァーイ、コッチデス!」と振る。何とモスクワの街角にピッタリくる素敵なファッションだろう。さすがナージャ、またその浴衣をプレゼントした牧野、いつもながらまたもや脱帽だよ…久しぶりに会う友スベトラーナに牧野も嬉しそうだ。赤の広場は明日、今日はこのナージャに全ておまかせ! 僕達はバイカル湖に引き続き、モスクワお上りさん一行になり、「はいチーズ!Ⅰ+Ⅰは~」あっちでカシャ!こっちでカシャ…そんな中、素敵なプレゼントがあった。 . . . 本文を読む
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モスクワの朝!

2008-09-12 09:29:00 | シベリア鉄道の旅
早朝4時にモスクワ到着!この時の奇跡…いよいよモスクワという時、僕達は最後にもう一回ラドガミラーを高らかに歌った。するとどうだろう。曲のエンディングと同時に列車はモスクワにピタリと止まったのだ。もう一度やれと言っても二度とできないだろう。そう僕達はこの一週間でシベリア鉄道ともすっかり友達になっていた。列車も僕達と一緒にラドガミラーを歌ってくれたのだろう。素晴らしい虹の旅だったよ。ありがとう、我が友シベリア鉄道!!  夢にまでみたシベリア鉄道、その中で出来た曲でモスクワ到着、出来過ぎだよ! 列車から降りる時ジョルジュのお父さんが小さなピンバッチをくれた。シベリア鉄道のカラー三色ブルー、レッド、ホワイトそこにはバイカル…後は読めなかったが、たぶんこの列車のバッチだと想像できた。朝もやがかかり、ちょっと肌寒いホームに降りるとすごい活気、大勢の人達が足早に出口へと向かって行く…ジョルジュも小さなリュックを背負い何度も振り向きながら両親とともに大勢の人込みへと消えて行った…ジョルジュまた会おうね。ジョルジュの絵は宝物!ギターケースに入れていつも一緒に旅するよ…しばらくすると誰もいなくなった列車は、大役を果たしたかのようにゆっくりと、朝の空気にガタンゴトン音を響かせ、人込みとは反対の方向へと消えて行った…手をふると「ありがとう、楽しかったよ。またね、Mario!」シベリア鉄道の声が聞こえた。 . . . 本文を読む
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星野村平和の火

2008-09-02 10:09:11 | 旅日記
PACEの旗の上を大きな蟻が歩いている。夏の終わり、残り少ない蝉達も精一杯大合唱。秋の匂いのする風に乗り平和の塔の下、『心の川』がやさしく流れていく…ここは、棚田と星がきれいな福岡県星野村!広島の原爆の火がこの星野村に63年間絶えずに灯されている…あのヒロシマから63年、この火は何を見つめ、何を語ったのだろう? 山本達雄さんの息子さん、拓道さんに会った。この星野村で陶芸をしている。彼の窯は、亡き父達雄さんが、初窯の火入れをした錠光窯。作衣が似合うお坊さんのような彼に水カンリンバを演奏した。「水の音に感銘しました。水とヒロシマは切っても切れないものです。」と父達雄さんの事をぽつりぽつり語り出した…達雄さんのヒロシマは想像を絶する。 . . . 本文を読む
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ジョルジュの絵

2008-09-01 11:18:15 | シベリア鉄道の旅
どこかの駅で降りたのだろう…次の朝を迎えるともう彼女の姿はなかった。本当に残念!ちゃんと別れもしたかったのに…出会いもあれば別れもあるか…出会いを大切に、別れを大切にのモットーが守れなかった自分を悔やんだ。あっという間に通り過ぎた天使のアンギリーナ、忘れないよ。アンギリーナの笑顔を心にそっとしまった…   「よっしゃーっ!」ガタンゴトン、ガタンゴトン、シベリア鉄道は今日も行く!         小さな男の子がスキップをしながらやってきた。彼も昨日から遊びに来ていた一人である。スパイダーマンの漫画を持ってきて一生懸命説明してくれる。名前はジョルジュ、映画『A.I.』に出て来る主人公ハーレイ・ジョェル・オスメントの小さい頃のような顔をしている。ほら、一人が3人にいい事を伝えていく映画。そのジョルジュ何回も遊びに来て、すっかり親しくなった。僕がいないと「Marioはどこ?」と聞いてくる。ほんとにかわいい。すごく頭が良く、何百ページもある図鑑も全部説明できる程凄い。まだ6才なのだよ。ギターを教えたりマジックを教えたり、またたくまに僕達レインボープロジェクトのアイドルになった。ホームでギターを弾くとかわいいダンスでパフォーマンス、もう最高!そんな中、りえちゃんのラドガミラーの詩も完成に近づき練習をしていた時の事、またもやさっちゃんが叫んだ。「あっ虹!」窓の外には、素晴らしい虹がかかっていた。 . . . 本文を読む
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