まったくパーヴォネタではないのですが、きのうはお天気も良い中、オープンしたばかりの東京ミッドタウン日比谷にいってきました。
TOHOシネマズ日比谷も待望のオープンで、とてもうれしかったですね。日比谷にシネコンを作ることは、悲願でもあったので、いろいろな関係者の方々も感無量だと思います。みなさんの熱意に頭がさがるのみです。
私にとっては、20年近く通いなれた場所でしたが、ずいぶん様変わりして、また非常に活気あふれる街になっていたので、ますます幸せでした♪
地下鉄を利用しましたので、地下から入ったのですが、以前ここにあった三信ビルという素晴らしいビルの外観をモチーフにしたエントランスになっているのがうれしかったですね。この街の歴史に敬意を表している重厚なつくりにまず感動です。それから、映画を旧スカラ座(TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12。みゆき座はスクリーン13になりました)を見ました。こちらも内装がかなり変わっていまして、ブラウンを基調にした大人のシックなシネコンとして、落ち着いた雰囲気の中で映画鑑賞を楽しむことができました。またシネコンができたので変わったのかどうかわかりませんが、いわゆる東宝のムービーニュースがとても洗練されたものになってのたことも、OGとしては安心した次第です。フォントなども工夫していて、全体的にとてもソフィスティケートされたものになりました。
TOHOシネマズのオペレーションとしては、まずスタッフのみなさんが大変丁寧な対応になったことで、ほっとしています。日比谷・有楽町は、やはり映画の街としては別格のサービス、日本一のサービスが要求されると思っています。私自身の劇場研修は、マリオンにあった日劇と、さらに前のスカラ座でしたので、より丁寧なサービスというものを叩き込まれました。TOHOシネマズになり、シネコンになってから、東宝の劇場のサービスが画一的かつ、ファーストフード的なマニュアル重視のものになっていたので、実はいろいろな意味で危惧していたのも事実でした。でも、今回TOHOシネマズ日比谷が誕生して、高級感あふれるサービスが実現したことで、このハイレベルなサービスを全国に展開すれば、TOHOシネマズはもっと飛躍的に伸びるだろうと思った次第です。たとえば、よかったなとおもったのは、「鷹の爪団」の予告CMをなくしたことです。あれが、たとえば、シャンテシネでかかったときは、顔から火が出る思いでしたが、いまは非常に落ち着いたものになったので、より東宝・TOHOシネマズらしい、高級感あふれる予告、アドシネを展開してほしいと願っています。
あと、東宝のシンボルである「ゴジラ」を、日比谷の街にしっかり根付かせたことも、あたらしい観光メッカになってなかなかの慧眼だと思っています。もともとゴジラ像はあったのですが、「シン・ゴジラ」の大ヒットを機に、より巨大なゴジラ像がお出迎えということで、日比谷の街が一気に「ハレ」の雰囲気になり、イベント気分も盛り上がりますね。これで東京宝塚劇場もあり、シアタークリエもあり、ということで、古き良き「東宝映画・演劇街」の復活になったとうれしく思いました。(私の最初の映画館体験は6歳のころだったと思いますが、旧・有楽座の「ライムライト」のリバイバルです。すばらしい劇場でした)もちろんオフィス街でもあるのですが、本来は、ここは「ハレ」の街だったのです。
で、TOHOシネマズ日比谷の(本館)話にもどりますと、ロビーが広々ととってあり、まるでコンサートホールのような贅沢な空間づくりが特色となっています。ここでもキーカラーはブラウンです。(それもとてもいいことだと思っています。黒がいままでTOHOシネマズのキーカラーでしたが、以前は「黒」を劇場看板等で使うと、「それは不吉だし、縁起でもない」といって、ずいぶんその当時の劇場の偉いひとたちにお叱りをいただいたものでした。だから今回ブラウンがキーカラーになってよかったと思っています)で、画期的だったのは、「皇居が見える」ということです。ミッドタウン日比谷の4階・5階ですので、もちろん全容は見えませんが、皇居の森のゆたかな緑とお濠の水がよく見え、かつ、帝国劇場や日比谷公園も見えるという、本当にすばらしい、ヒビヤの街並みを一望できて、東宝のふるきよき良さを知る者にとっては、とても涙がでるほどうれしい光景でありましたし、このデザインをした方のセンスの良さを感じます。TOHOシネマズ日比谷がいろいろな意味でいいなと思うのはこの点にあります。
東京ミッドタウン日比谷の話をしましょう。六本木のそれとくらべると、単価的にもちょうどよく、ショッピングもレストランもそれぞれ楽しめるよい構成になっています。一階が大変込み合いますが、トヨタのレクサスの喫茶店が実はとてもねらい目になっているのかな、と思いますね。どこまでも自然との調和を意識したつくりになっていて好感が持てました。ただ、ちょっとスペースが広いので、案内図をはじめのうちはお客様に配ったほうがいいのではないかと思いました。
ミッドタウン日比谷ができたことで、人の流れが非常によくなり、回流するという効果を生んでいるのもうれしいですね。ミッドタウン日比谷から、東京宝塚劇場、日生劇場、帝国ホテル、シアタークリエ、そして、日比谷シャンテ・・・・という流れが生まれたので、一大エンターテインメントタウンに生まれ変わってよかったです。日比谷シャンテも、こちらもキーカラーをブラウンに大リニューアルしており、非常に大人のアミューズメントスポットとして生まれ変わったのがすばらしいと思っています。入っているテナントもぐっと若返って、客単価も、高級感もありつつ、買い求めやすい価格帯になってよかったですし、こちらも楽しくショッピングができそうです。婦人服だけでなく、男性のカジュアルなファッションを楽しむテナントもあるので、男性の方も楽しめるのではないかと思います。
と、いろいろ偉そうに書きましたが、日比谷の街がかくも生まれ変わって、本当にうれしい私でした。
いろいろお仲間にもあえてうれしかったです!










