日本語教師の見た中国とか…

日本語教師が見た中国をつらつらと綴ろうとはじめました。帰国後、大学院生を経て今はとうとう専任日本語教師だ~。

おわかれの季節

2006-09-09 08:44:27 | 日本語教育
 9月は日本語教師にとってお別れの季節。

 多くの国では9月、10月が新学期なので、学生さんとお別れなのです。それだけじゃなく、海外に出て行く日本語教師もこの季節にお別れになります。今年は知り合いが5人も出て行きました。エジプト2人、カタール1人、インドネシア1人、中国1人、日本語教師はいろんなところへ行けるのが魅力ですね。

 親友のピンニャオ(頻尿:日本人よ)もインドネシアに行ってしまいます。彼は個人契約という形なので、出発までのトラブルがいろいろありました。一番の問題は労働ビザ。

 なんでそんなにもめるねん!!

っちゅうくらいにトラブリます。ビザ申請したのが春休み。英文の履歴書やらハンコやらをインドネシアに持っていったんですよ。それを向こうの引き受け先機関がインドネシアの外務省へ持って行って手続きをする。

 まだかな、まだかな、・・・待つこと5ヶ月。

 やっとビザが降りました。それはインドネシア外務省から、インドネシアの引き受け先機関におりたっていうこと。それから日本に来るのがまた時間かかる。

 まだかな、まだかな、・・・ピンニャオのファックスが調子悪いから別のファックス番号を教えてくれと言われる。

 まだかな、まだかな、・・・別のファックスにもうまく送信できない。
                  ↑
              この時点で原因は向こうのファックスやろ!!

 まだかな、まだかな、・・・スキャナで取り込んだビザがメールで到着。これを日本のインドネシア大使館にもっていかねばならない。

 この時点で9月3日。ちなみに新学期は9月4日に始まります。

 まにあうかっちゅうねん!!

 しかもしかも・・・ビザの居住地が・・・「TOKYO」って書いてある。ピンニャオは大阪の人。まだまだトラブルが予想されますね~~。うふふふふふ、他人事だとこんなに楽しいのね~~

 ただいま9月9日、とっくに新学期は始まっています。なのになのに・・・ピンニャオは相変わらず日本でぐだぐだぐだぐだ。

 もう5回も送別会したっちゅうねん!!