光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

花よりダンゴ虫

2008-07-28 18:42:33 | 植物・花(夏)
  暑くて、今日はすこし涼しいが、やはり暑くて、花もこの暑さに悲鳴をあげている。
  まったくといっていいほど、ミニを持っていつもの散歩道を歩くことはなくなった。いったい最後がいつだったか覚えていない。手ぶらだと、少し前にあった。このときは十分に暑さ対策をして、しかしそうすると、からだ中というか、体の表面ならびに衣服も、まーオーバにいえば水浸しで、そんな精密機械を持って歩ける状態ではなく、またもしそれが防水機能を持って、また落っことしても多少のショックに耐えうるとしても、もうボタンを押す気にもならない。
  そうゆう状態ではあるけれど、まったく歩かないわけでなく、最短コースを往復している。それから、近くの、こっちの方はあまりよくは知らない、そうゆうところをある時間気分も高揚し、暑さにも耐えうると判断したとき、ちょっと出かける。あー、それ以外は窓から外を見るくらいしかない。
  歩かないと、その効果は、反効果と言うべきか、すぐに出る。なんだか足がだるいし、また体が曲がったまま。背骨が伸びない。血がすぐに下がってくる感じもある。疲れやすい。それで、臥せっていると余計に血を押し上げる力は弱ってくる。ろくなことがない。でも、無理は出来ず、最小限動くことが出来る状態を維持するための、最小限のやることをやっているつもりだが、さてどうなるか。誰にもわからない。

  今日のお昼はすこし様子が違った。さほど暑くないので、シャツに水を含ませることは止めた。これで、大丈夫だった。曇り空でもあった。傘は持ったが、これを差していたが「ダテ」だったかも知れない。同じような距離を歩いているような方が向こうから近付いて来る。どう見ても、私よりはすこしお歳を召している。この方を眺めていて、どうもやってること、言ってることが大仰な風にも思えた。そういえばもっとお元気な人は暑いのにお寺の鐘を撞いていた。体力といい、気力といい、ずいぶんと落ちているようで、これは自慢にもならない。
  それで、ときどき花を見る気力はあった。また、ヒゲナデシコに花が咲いていて、これで花の数は4つになった。この花というか、植物の葉はさほど虫に食べられる運命にはないようである。ここに、まずは、セマダラコガネがいて、それからもう一匹、茶色い、あるいは飴色のハムシがいたが、どうも葉っぱはそのままである。若い葉っぱも少しずつ大きくなっているが、虫が食べた形跡はなく、その鉢の、それ以外の植物の葉を食べているようである。

  植物というと、それにふさわしいのは虫という感じがするが、これはあまり受け入れられない考え方のようだ。もっともだと思う。花は高価だし、ものすごく高い花もある。これらが虫に食べられるのは、とてもじゃないが耐えられない。まったくもって、虫は気に入らない。その点、
  ここにあるのはほとんどが雑草で、タネを買ったというのは、ヒゲナデシコと、もう少しで咲くかも知れないヒマワリがあるくらいだ。これだと、虫のことはあまり気にならない。もう少し虫を引き寄せてくれてもいいような気もする。よその高級な植物も、この辺りの雑草もおいしさに変わりはないはず。と思っていたら、虫には食草というものがあることを思い出した。虫も、ある特定の植物が好きなようで、これはどうしようもないようだ。もっとも、どんな植物でも食べてしまうというものもいるから、話しはまたややこしくなる。

   
  非常に少なくなってきた、花ファイル。




  こんな色の、アサガオが咲いていたらいいだろうな、と思って昔に撮った。このクレマチス、今見ても非常にいい。




  ウーン、いい色。クレマチスは、しかし今は花はお休み中。アサガオの花も、なかなか咲かない。




  夏の匂いのする夏の花。




  夏の花に、少し淡い色を追加させる花。

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