光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雪道に、ネコの姿

2008-02-18 19:02:46 | 散策
  少し体も気分もぼんやりしている。疲れは、2日後に出る。これが、ほぼ間違いなく、また老化の証拠だが、それがもう出始めている。
  6時を過ぎた西の空が、まだ少し明るく、そこに雲の切れ間がある。春分は、3月の20日だから、もう一ヶ月と少しである。そう思うと、冬至からもかなりたっていて、3月は一応は、あるいは名のみの、春ということになる。それが早く来た方がいいのか、このあたりは何とも言いがたい。ただ、時が流れてゆく虚しさみたいなものが、ないようであるようで、これも老化の現象かも知れない。
  
  今日の午後3時までの最高気温は、アメダスを見ると、2.9℃。

  1週間くらい前か、そのことはあまり重要ではないように思えるが、ネコが歩いていて、その姿を見た。どうも、鳥の鳴き声がして、その鳥に本能的に反応しているようで、その姿は、ネコ科の猛獣の、獲物を襲おうとする姿とまるで同じである。ただ、鳥は、かなり高いところにいるし、また、なかなか見つかるものではない。で、そのネコの姿も、あまり見るものではなく、しかし誰が付けたのか、鈴付きのマフラをしていた。飼いネコのようで、なぜ見かけたのか不思議だ。

  体は、まだ何とか動くから、今日は、2日間ほど、省略していた前半の散歩コースを歩いて来た。風が少しあるが、回りを見ると雪はある程度溶けている。でも、やはり雪かきはやらないといけなかった。道が開いているのは、除雪の車のおかげである。もっとも、この辺りでは今年初めてで、何を除雪車の出動の判断にしているのかまったくわからない。何度か、この車が走ってくれてもよかったと思える、そゆう雪のときがあった。それに対して、何とも思わないというのも、この辺りで生きてゆくために必要な鈍感さかも知れない。
  キカラスウリは、まだかなりたくさん、その実は梅の木にぶら下がったままである。これでゆくと、去年になった実は小さめであるから、それゆえ3月まで持ちこたえるかも知れない。あとは、春の雑草は、咲いている花はほとんど雪の中に隠れてしまって、地上に見えるのはサザンカくらいである。ツバキは、まだまだ咲きそうにない。スイセンもまた、雪に隠れて、それから、サンシュユ、これなどはまだ蕾も出来ていないようだ。
  ちょっとお店によって、立ち話をして来た。温泉に行ってきたと言われるが、その、ここからさほど遠くない、ある温泉では、雪はほとんどなく、帰って来て、ここの雪の多さにびっくりということである。特急『〈ワイドビュー〉ひだ』を利用したということで、これで、どこかある程度行き先は察知できそうだ。

  そういえば、忘れていた。ネコの話しであった。あまり見かけない、あるネコを、「今日」見かけたような気がする。これは間違いない。この雪の道をそろそろと歩いていて、その色は茶色である。道路に出ようとして、なぜかまた少し戻って来たが、それからはもう見えなかった。ワンちゃんでも、なかなか雪の道をあるくこともなさそうであるが、どうして寒がりの?ネコが、雪の道を歩いているのか、不思議な感じもある。この寒いときに。そのネコちゃんの姿は、見かけたことがあるような気がする。ネコも雪の道を歩くという、そうゆうことで、この話しもおしまいに。




  大きなイチョウの木である。少し見にくいが雪が少し付いている。それから、細かい枝のそれぞれに、芽が出来ているような感じもする。




  鐘撞き台の、屋根であるが、右側に見える、杉の木がやけに赤茶けて見えるところがあって、これはやはり花粉を蓄えているのであろう。今年は、この色が目立つ。




  今年は、木々の枝を雪の重みから守る、雪つりの藁紐が役立っている。これで、20cmくらいの雪の厚さがあるようである。  

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