光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ゆっくりと日没を眺めることの出来る時期に

2014-05-09 13:44:03 | 散策
  お天気は、荒れ模様である。


  弱いが、雨雲が通過した。

  朝は暖かいと部屋の中では思った。だが、外は風があるし、最初はその風は心地よかったが、

  だんだんと体温を奪うような感じになる。なんだかこれは調子が狂いそうな前兆である。

  その後も風が強く、ものこそ飛んでは来なかったが、窓はガタガタというし、開いていた

  戸は、大きな音をたてて「ばたん」と閉まるし、物騒な感じさえする。

  ちょうどお昼前、雷が鳴った。


  今日も落ち着いた晴れと思っていただけに、これは予想が外れた。もっとも、こうゆう天気が

  あっていい。冷や水のようなものは多少はあったほうがいい。どうも内心、落ち着かないと

  いうか、焦りばかりを感じるが、そうゆうのにまともに立ち向かうことも必要なときが

  あるだろう。


  気にかかっていた、庭の大きな木の剪定だが、これがようやく終わった。結構、大変な作業に

  なったが、こうなると見ているほうも、そういつも見てはいないが、疲れるものである。

  人にものを頼むのは、スーパーで買い物をするのと違った疲労感がある。同じような気持ちに

  なって、何か事故でも起きたらと思う。それでも何事もなかったように、木は見事に散髪をされて、

  これほどすっきりとすることもない!。終わってみると、自分もそれだけ疲れていることも

  わかる。


  しかし、もちろん私には達成感はない。ただ待っていて、長い時間がたってようやく終わった

  という安堵感だけはあるが。

  それにしても器用な人がおられるものである。ハシゴ一つで、木を切ってゆく。それも使うのは

  ノコギリだけ。電気で動くモーターも、エンジンもない、ただのノコギリ。

  それで巨大な木が、切り落とされてゆく。大仰に言うならビルの解体作業のようなものだが

  これがほとんど音もなく、ただ枝が落ちる音はするが、かすかである、ことはすすんで

  あるとき、あれだけの空間を占めていた、圧迫感のあるものが、ただの細い枝と少しだけの葉

  になる。それほど詳しく聞くことはないが、もともとそうゆう仕事をされていたというわけ

  ではない。これまで何人か、おそらく10人を超える、木を切ってもらう人を見ているが、もっとも

  短い時間で、自分の腕だけで、木を盆栽のように小さくする。そうゆう人は、今の人以外には

  いない。疲れも見せないのである。私としては、ただ驚くというより、人の力の可能性の

  無限性というのはあるということを確信するだけだが、それにしても何にも出来ない自分が情け

  なくもなる。


  まー雪かきは、自分でやらないといけないが、去年、一昨年、ひどい雪はない。

  あれだけの体力があれば、それこそ日本百名山も踏破出来ると思うが、そちらの趣味は

  ないようである。

  ビフォー、アフターという感じのTVがあるが、超高速度カメラでこの様子を撮るとたぶんかなり

  いいものが出来るような気もまたする。

  もっとも、これは見世物ではない。


  でもさすがに幹の太いところは可能だが、手の届かぬ細いところは駄目で、視界は一部広くなった

  程度。これが残念

  下のほうはすかすかだが、残念ながらそこから向こうに見えるものに興味はない。



  5月の連休は、日没の遅さも感じることが出来たが、金色といっていい日没の景色が、2日は続いた。

  この様子。



  その一。地平近くまで視界はある。





  その二。




  その三。金色の水田。




  その四。




  その五。これは久しぶりで、ペンタックスのK-5を使っている。高速で連続してシャッタ
  を切れる。この動作は少しだけハイな気分になれる。もっとも枚数が増えるだけだが。




  その六。




  その七。




  その八。




  その九。雲が出てきている。




  その十。




  その十一。一度雲に隠れた。この後日はまた出たが、その画像は少し間の抜けた感じになった。
  隠れたところで、おしまいにした。


  冷たい空気が入るという。もう入っているのかも知れない。

  天気は回復して来ているが、果たして安定した天気になるのかどうか。

  今のところ、結構疲労感が出ている。これは、私自身も少しいえの中を掃除したとか言うことも

  もちろんある。少し見習う。少し、少し、でも、

  どうしてこう疲れた感じになるのか。男の更年期というのもあるのだそうだ。

  最後は、どうでもいいことを書いた。



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