光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

冬の散開星団、小巡り。2016年1月1日、宵の東の空、ぎょしゃ、おうし、ふたご。

2016-01-02 13:55:10 | 星空・天体・宇宙
  わずかに、先ほど午後1時になる前に、お日様が顔を出して、部屋の中が明るくなった。

  
  今日はきのうに比べると、朝もずっと暗く、また日は多分出ていない。雲の厚さもあるのだろう。

  水蒸気も多いのかも知れない。気温は少しずつ上昇しているが、何しろかなり強い風が吹いている。

  正月2日、残念ながら子供のさんの遊ぶ声もしない。

  子供は風の子だが、どうも外で遊ぶ気になれないらしい。

  空気ではなかなか部屋の中は暖まらない。外に出ていて、元気な人だと、寒さは感じないだろう。


  そういえば今日は外に出ていない。窓から手を出して、ブルブルという感じ。

  温度計も、ここは2階で、少し地面よりは高いが、10℃ない。8℃くらいである。電気ヒータを消すと、そうなる。

  薄着は、たくさん着ると身体が動かないという理由が一番だが、さすがにコタツの準備をした。

  いつもは、もう少し後の時間になるが、これはきのうの宵の時間、星を撮っていたこともあるかな。


  朝も少し書いたが、きのうは夜晴れるかどうか、なかなか判断できなかったが、一応、簡単撮影装置の準備はして

  しかも、ふだんはあんまり乗り気でない東の窓からである。一昨日も、この窓の枠に、ポラリエを

  置いた。

  もう早い時間から、午後6時過ぎで真っ暗であるから、お正月でもあって、夜は暗いのか。早々と星が見える

  ときかも知れない。2015年12月31日は、多分曇っていたか、天気の変化は激しく、一回も

  シャッタを押すことはなかった。

  で、2016年1月1日。01月01日とかも書いたりもするが。きのうはどうゆうわけか、午後6時過ぎ、6時半ころ

  でももう晴れていて、感じとしては東側には雲はなかった。でも、北の空を見たところ、雲はあったようなで

  どの方向も晴れていたということはなかった。


  東の窓からだと、しゃがまないといけない。この姿勢で、空を見るのは結構きついものである。

  6時半は早い。しかしいつ曇るか。結局、TVも見るものはなく、本を見る気力もなく、ラジオは

  特に聞かなくてもいいので、まずはうまく写るか、たしかめた。大きなずれはないようだ。


  ただモニタを斜めで見るというのはいいことでなく、一応は真正面に向くようにする。

  こうゆうことをしつつ、ほぼ真っ暗の部屋の中で、どこに何があるか、あるいはここは危ないなど

  感覚を取り戻す。わずかな明りも、非常にまぶしいものだが、空の星はもっと暗いもので、

  大体明るい星がわかる程度。でも悪くはなかった。


  今の時間、宵の早めの時間、星は多いが、高度の高い位置は写せなく、限られるがどこに何が、というのも

  なかなかで、いちいちカメラの先と星を見ているわけにはゆかない。適当である。はずすと痛い。

  広角側にした。何しろ秋以来やっていない。


  時間はまだ午後の7時台だが、程ほどに暗く、雲はわからない程度だが、RAW画像で、トーンカーブで

  画像を明るくすると、やはり地上に近いところは明るくなる。ここまでやらないと、撮ったという感じは

  しないので。


  今日は、最初に撮っているもので、散開星団が特にきれいなところを出すことに。他はというと、せいぜい

  オリオン座の大星雲くらいだが、としか書けないのが残念。


  ぎょしゃ座、ふたご座の散開星団が美しい。今回は広角側で撮っているものが多く、今日のはみなそうである。

  ただ普通に広いとはいえない。冬の大三角は、柵などの障害と、蛍光灯の遮光板で、まだ写らない。

  おうし座はすでにかなり高い。でも、ヒアデス星団がかろうじて写った。

  特にこれがいいという感じはないが、みな程ほどに写っている。星像に大きな、明らかにわかる「ずれ」も

  なかった。




  その一。ぱっと見て、ふたご座の散開星団、M35が明るい。下の黒いところは柵。
  カメラの位置というか方向も、一からやり直す感じである。勘でここだというのは、この付近

  ではない。




  その二。これは、その一の拡大。




  その三。これはわからなかったが、右上に、ぎょしゃ座の有名な散開星団、M36から、M38までが
  小さく団子のように写っている。これでどこかははっきりとする。




  その四。右下に、ふたご座のM35。ここから左上へと、ぎょしゃ座の方向に進むと、散開星団が
  つながって見える。一番上は、屋根にある樋。そんな広い角度ではないが、いつものもっとも望遠側と

  比較しては、かなり広い。これだけあると、ここはどこという迷子になる可能性は低い。




  その五。その四の散開星団を拡大。




  その六。右上に、おうし座のヒアデス星団がある。右下のわずかに黄色い色をした恒星は
  オリオン座のベテルギウス。

  東の方向だと、これらの冬の星々は早々と高度を上げてゆく。外に出て見るしかないが、
  寒そう。それに上向くと、いかにも危ないと思う齢。こけるし、暗いからもあるが、まずは首が

  上がらない。


  この後はオリオン座などを撮っているが、これは普通で、でも出すかも知れない。

  簡単撮影で、一枚撮りで、という進歩のない撮り方。

  東の方向はやはりキツイ。腰にもよくないし、でも慣れるかも知れない。

  こちらは歩くと窓枠が揺れるときもあるし。ボヤキでした。



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