光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

気分だけ秋風、の散歩

2008-08-09 18:47:24 | 散策
  いつものようにお昼のTVニュースを見ようとすると、どうも様子が違う。オリンピックか、さほど時間、時差の問題もないようで、お昼からのTVで五輪。

  これを見ていると、少し体を動かさないといけないように思う。怠けている。これは確かだが、暑さにやられる可能性もあって、でもこの先はずっとこうゆうことが続くはずだ。ある程度、この程度なら安心というものも、段々となくなってくる。だからいつも冷や冷やしながらである。恐怖心というものも手ごわいもので、これと体調との兼ね合いだが、こんなものはやっぱりわからない。でも、疲れが溜まるとある不快な症状が出るから、これは避けたい。
  で、オリンピックということで、さらに北風の応援もあって、ここはいい北風である、いつもではなくなった散歩のコースを歩いた。これくらい何もないところもないけれど、数え切れない花がある。今は、雑草のようなアサガオが気にいっているが、このアサガオタイプの花はこの道には咲いていないのである。そう長く思っていて、しかし不思議と、こんどは本物のアサガオのような、本物だろう、それが咲いていたりして、人の心もわからないもの、変化するもののようである。

  秋の花であったコスモスも大きい。秋に咲くコスモスのようで、まだ花は少ない。そのうち満開になるだろうが、いつかわからないが、それを見ることもそう遠くはないようだ。色々まだ始まりであるのに目に付くものは多い。キカラスウリとカボチャの組み合わせ。キカラスウリは圧倒的に不利だが、今日見ていると花が咲いたあとがある。もうちぢんで、これはあまり見よいものではない。でも、ここのキカラスウリはこの後に実を付ける可能性がある。問題はカボチャで、これが母体となる垣と、それからその横の梅の木に両方にからまって、一部は実を付けている。カボチャにはもう実が成っているのである。でも、カボチャはその後はどうかなー。
  大体カボチャの葉っぱというと、それが悪いわけではないけれど、白いものに覆われてしまう。どうも何かの病気のようで、これが発生すると大体きれいに片付けられて、きれいさっぱりになくなってしまう。このときに、一緒にキカラスウリ、かろうじて生き残っている、そのものが、一緒に丸められて切り取られる可能性があって、それを少し恐れている。もっとも、今のところ次にこの道を歩くのはいつかわからない。もっと他に心配することはある。キカラスウリには、心配はいらなくて、杞憂で終わる可能性もある。そう考えて、そこを通り過ぎる。

  この後がなかなか続かないのである。多くの方が、庭先に玄関の先に、花を出されている。ポット、プランタ、直播き。色々。しかし今年の花は元気がない。世話をされる方も夏バテ気味。柿の木の葉っぱは多いが。
  一番わかりやすいのは、ムクゲの花ではないか。この花は、かなり長い間花を咲かせては散らす。これを何度か繰り返すはずだが、これも貧弱なままである。6月ころは、そうは思わなかったが、今に久しぶりに辺りと眺めると、その花も数も少なく、元気がない。暑すぎて、雨もないから、そうなるのも当然か。賑やかなのは、サルスベリかな。この花のこともまったく知らなかった。で、知ると、あちこちのご家庭で咲いている。

  サボテンを忘れていた。サボテンを出している方は、これはもしかしたら少ないかも知れない。サボテンはなかなか外には出て来ない。そうゆうわけでもあるまい。サボテンをたくさん日に当たる場所に出しておられるところがあって、その一部の花が異様に伸びていて、今はサボテンの季節だと思った。
  これと反対というのもおかしいが、ワンちゃんなどは皆涼しいところでお昼寝をしているのだろう。なかなか見かけない。それで、いいのだけど。
 
  小さい距離を歩いて、サボテンのこともあったから、ここのものを見てみたら、何とヤッパリこの前の花ではない、新しい花が開きつつあった。サボテンにとって、まだこの程度の暑さはヨイヨイで、もっともっと暑くならないとご機嫌はよろしくないのかも知れない。これには、さすがに、付いていけない。


  風で深く揺れるイネ。




  わかっているけど、現実感がない。風がきついと、イネも穂を付けているからかなり前のめりになる。深く頭を垂れる。しかしこれを表わすのは、むつかしいことが一目でわかる。




  タイミングの問題もある。見ていて、一番深く倒れそうなところで、ボタンを押しているが、かなり遅れていて、すでに復元している。




  駄目押しかな。ちょうどゆれ始めのところ。サインカーブのマイナスに向かう辺りかも知れない。風は結構涼しいのだけど。

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