凍った雪が溶け始める景色

　　随分と空き地とか、田んぼとか畑とか、それ以外のいろいろなところに雪が残っていて、
それが消えてなくなる気配はなかった。何しろ凍り付いている。その雪の上に乗っても、ガ
サッと下に落ちないところもある。で、その雪が溶けるのは当分先のことと思っていたが、
そうでもなさそうで、その下の土の色が見え始めるのはある種感動的でもある。
　　雪が好きかといわれると、「いいえ」ということに。でもここに住む限り、雪は降
る。でもどっちだというと、花とか、それからチョウとかが好きなので、チョウは翅をフ
ワフワさせて飛ぶあのチョウだが。




　　晴れ渡った。気温は低そうだが、寒くはない。何しろ快晴。ほとんど風が
　　ない。あってもいいかと思うような、雪。




　　雪の残る図だが、手前に大きな黒いところ。ここは土。




　　どのくらい、この雪に覆われた時間が過ぎたか。自然のままの状態だと、
　　どうだろうか。1月のある時間からずっとということになるのだろうか。




　　青い空、日当たりのいいところ、から黒い土は見えてくる。




　　この2、3日での変化が大きいようだ。雪解けの水が田んぼに溜まる。


　　

　　歩いていてもこの黒い土が見えるとホッとする。そうゆう時間がこれま
　　でなかった。




　　もったいないような時間。このまま晴れが続けば。




　　思うにスイセンはまだ雪の下だった。




　　田んぼだと、土の上は緑色がある。なんの草かというのはわからないが、
　　雪の下で緑はあった。




　　いい景色というしかないが、例えば冬の今頃で、オオイヌノフグリはあ
　　の青い小さい花をときに咲かせている。そのオオイヌノフグリさえもど
　　こにあるのか、さっぱりわからない状態。で、少しだけ地面に青という
　　色があったような気もしたが、青いというぼんやりとしたものは、ある
　　ところだともうわからない。


　　それからネコも晴れると、ウキウキとして、



　　そのネコ家族の中の、茶トラの仔ネコが一度さっと逃げてまた出て来た。
　　ネコの目に映るのは明るさが主。それであまり気にならないのだろう。
　　ピンボケ。




　　暖かいからか、黒と白と、ちょっと茶色という方も、母さんネコがそば
　　にいるからか、脇を通って日の当たるところで、座った。



　　梅の花も見ることが出来て、少しはしゃぎすぎた感じがある。仔ネコはこれは意外で、
ネコのほうからいわせるとこれから日向ぼっこというところだったらしい。ネコちゃんのお
出ましの方がずっと早い時間。晴れているから、あちこちいったり来たりして、また遊ん
でいた。元気そうでなにより。道は車が通るから、そうゆうところに出てゆくのを見ると
冷や冷やするが、これはしかし自然界の掟でもあるから、ノラのネコの場合はどうしよう
もない感じはする。

　　先ほど少しだけ西の空を見ると、薄っすら夕焼けがある。きょうも夜は晴れそうで、星
もきれいだろう。あまり冷えないといいが。

　　お天気がいいので、少しだけ上滑りしている感じもして気を引き締めないとと思う。ちょ
っとだけ暖かいだけで、他のことは変わってはいない。気が緩むのは仕方ないが、それを充
分わかって、さてこれでいいという行動がうまくとれるか。なかなかうまくはいかない。能
天気で、でもそれではいけないとか。
　　緩むものと引き締めるもの。後者がうまくゆかない。
　　上滑りで、浮き足立つ、ではないようだ。

とにかく、紅白の梅の花を撮りに。

　　朝、少しだけ雲が出た時間がある。
　　少しだけだと思うが、完全に晴れるまでは時間がかかった。
　　その後は、午前も9時半を過ぎてからか、快晴。
　　ずっと晴れていて、風もほとんどなく、
　　室内で日向だとポカポカ。
　　外に出ると、たしかにまだ空気の冷たさはある。
　　午後3時までの最高気温は、5.9℃。
　　午後は5℃台。

　　でも晴れているので、風も弱いので、少し薄着も可能。


　　それできのうもチラッと見えた、梅の花を撮りに。



　　その一。まずは紅梅から。期待は少し膨らむ。




　　その二。モニタを見る。写っているようだ。



　
　　その三。ウーン、少し寂しい。




　　その四。一応蕾もあるから、これはまた膨らんでもいるから、これも撮
　　って、それでモニタで確認。
　　モニタで確認と書いたのは、みな最初はピンボケです。




　　その五。蕾のたくさんあるところを探して。この色もなかなか濃いと思
　　える。これも、なんでかぼけているものがあった。


　　で、なんだか物足りない。最初はお寺の壁の外から。お寺の中に入
　　ることに。その予定で、特に怒られたこともないし。問題は雪だが大
　　丈夫そう。

　　白梅のほうが簡単にいける。



　　白梅のその一。何だというかすでに咲いているように見える。小さいが
　　咲いてというか咲き始め。これもどんどんと寄る。モニタで確認は書く
　　のを止めた。どうやらほとんどの場合、焦点がうまく出ないのがあるの
　　で。天気がいいのと、咲き始めた梅を見て少し高揚。




　　白梅のその二。




　　白梅のその三。カメラを枝の中へと。これはちょっとまずかったか。梅の
　　枝にも触ったし、花にも触れそうで。




　　白梅のその四。




　　白梅のその五。上のものとは光の強さが違った。

　　一応ここまでで、時間切れ。すべてのファイルを見ることも出来ない
　　し、また紅梅ももうすこし咲いているというものもある。

　　高揚か、興奮かという気持ちもしてあまりに花に寄り過ぎたりもした。
　　これはいけないと、反省。それから足場は悪いのはわかっていて、頭と
　　いうか帽子が梅の枝にもぶつかったりもした。だから帽子が落ちた。こ
　　れははっきりとまずかった。気を付けないといけない。大いにしばらく
　　して、反省。

曇り空だけど、晴れそう

　　仔ネコ続き。
　　珍しく、そこにいた。
　　カメさんを持ってきて、まだいた。
　　目が輝いている。
　

　　朝のお天気は、今は雲の多い空。
　　きのうの宵の時間、月が雲に見え隠れしていた。
　　日付が変わるころ、少し高度の下がった月が南の
　　空に見えていて、これだと晴れ。
　　その後も月は出ていて。
　　先ほど起きたとき、は薄い雲があったが
　　金星も見えていた。
　　晴れなのだが、今は雲が出ている。
　　すぐに晴れると思うが。
　　予報は晴れ。


　　アメダスの6時の気温、マイナスで、0.9℃。
　　気圧は1024.7hPa、湿度は95％。
　　南西の風が2mとあって、積雪深は17cm、20cmを切った。
　　室温は、5.3℃。
　　朝の厳しい冷え込みはなかったようだ。

　　シクラメンの花を見ていて、
　　ふと、白いものと別に小さいが葉っぱの芽
　　というのがあるなと思った。ようやく。
　　葉っぱになるものと、ほかは花しかないと思うが、
　　その芽の様子は明らかに違う。
　　緑に包まれるような白いものは花芽に違いない。
　　数はかなりある。一つだけ、もも色に先だけ変化。

　　おまけのようで、花粉だと思うが、ひどい鼻詰まり。
　　鼻水にクシャミ。