光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

スズメの散歩

2009-05-10 18:53:10 | 散策
  頭の上というと大体電線がある。そこにある鳥は止まり、またそこに大量に、というか群れをなして止まるから、注意をしないといけない。下を見て、前と左右を見て、さらに上を見ないと、安心して歩くこともままならない世の中。電線もあっていいような感じがある。あそこに電線がある。少なくても、人の住んでいる場所が近くにある。こうして安心も出来る。ありがたいかな、電線があって電話回線があって、それから何があるのだろうか。
  TVとなるとこれは無線で、アンテナがあれば電線はいらない。いらないことはないが、大体はいらない。ケーブルTVだと話しは違う。それから携帯というのも、どこそこのアンテナまでは、無線だが一旦中継局というか、そこで受信されると、後は大体電話回線を使って、信号は伝わるのではないか。そうゆうアンテナはあちこちで見ることが出来るが、そこから必ず電信柱につながるケーブルがある。

  まーどうでもいいような話しが多いが、電線というと大体はツバメでもなく、昔から「スズメ」だった。スズメがいないというのは、このところずっとそう思っていたし、それこそカラスだの、ムクドリだのヒヨドリに、トビにそれから今だとツバメは多いが、ずいぶんと昔からスズメという鳥を見かけなくなり、その存在さえも忘れる今日この頃である。スズメも昔は、たくさんいたから、大きな網で捕まえられた。それでかどうか、姿を消したようで、その姿はまったく消えることはないが、ぜいぜい寒スズメ、冬にいるスズメが目立つ程度で、生き物も経済と同じで、また気候とも関係があるのか、はやりすたりがあるのだなと思わざるを得ないである。
  人気の企業というのもときとともにコロコロと変わる。これも調べてみると面白いと思うが、栄えるときと、衰退するときは大体交互に出るようで、こんなことも書くこともないか。

  歩いていると、今が田植えの時期ということと関係はないはずだが、そのあまりいないスズメとよく出会う。あるところにゆくと、ザッという感じはないが、そこそこの数のスズメが飛び立ったりもする。飛び立つがとくに遠くまで逃げる気配はなく、その辺りにまた着地する。そこでどうなるのか、よくはわからないが何しろスズメを見かける時間というか、回数が増えた。これは、歩いているところという話しでもあるが、ここにいてもときどきチュンチュンというスズメの鳴き声も聞こえる。これは今まであまりなかったこと。
  鳥というと、キジバト、最近はオナガ、オナガも増えた。ヒヨドリに、モズ。いないのは、ムクドリでこれは都会のほうにいっているのだろう。カラスの数もなぜか少なく、なんだか少なくなるものもそういえばある。ムクドリは本当に少なくなった。それで、今はやかましいのは、ヒヨドリとモズくらいで、ほどほどの鳴き声だとキジバト。それにかわいらしいというとなんか語弊もあるが、スズメの声がするようで、もしかしたらこれはブームになるかなとも思う。

  キジバトなども、パンの耳とか、あるいはパンそのものを播いておくとちゃんと食べに来てきれいさっぱりなくなっている。このキジバトと同じように集まるのがスズメで、パンだとヒヨドリやメジロや、それからオナガはやって来ないような気がする。パンというと、来るのはハトとスズメ。
  きょうもプラプラというか少しくたびれた歩き方をしていたが、スズメの姿を見かける。だからこうゆう風なことも書いている。スズメも慣れると餌を播いておけばやってくるかも知れないと思うが、特にその必要もなく、最近はその姿を見ることが出来る。これは繰り返しになった。




  夏を思わせる、強い日差しがある。こうゆう日がこれから増える。




  小さなコデマリに、小さめの、あるいは普通くらいの、花アブ。脚以外に、ストローと思われる、太目の管を出している。
  花アブにもいろいろであるが、この虫もなんだというと、むつかしくて。




  コデマリの小さな花。こんなものもいらないなと思うがしばらくすると、数が足りないということで、登場する。よく出来ている花。




  きのう一枚だけ出した青い花。提灯というか、風鈴のタイプの花で、どうしてもカメさんを下から向けてというものになってしまう。




  ほどほど、花の中の様子もうかがえる。うまく下から花を撮るのは結構むつかしく、失敗数も多い。




  より接近してみた。この花、4つの部屋というか、4つに仕切られた状態で出来上がっているようで、ちょっと不思議な花である。花の中を仕切る必要があるのか。あるいは何かの名残。あるいは私の勘違い。
  なかなか面白い花。

ハルジオン、点描

2009-05-10 16:12:43 | 植物・花(春)
  強い西からの風。乾燥している空気。
  気温は高め。汗も出るが引いていくような、空気の乾きかた。

  木の幹も枝も、花の枝も、花そのものも大きく揺れて
  滅多に止まることのない揺れ方。
  ときどき強い風が、道のほこりを舞い上げてゆく。
  鼻にツーンと来る、ものがあって、
  次には目にゴミが入る。
  
  眼鏡をしているからまだましだが、これがないとまともに
  ゴミも飛び込んでくる。春から初夏は、ほこりの季節とも
  いえそう。

  老犬がいる。かなり長く生きているような気がするが、
  暖かいからか、お昼寝をしている。最近見かけると
  眠っている。もう一匹の犬にも久しぶりにあったが、
  暑そうで、気の毒。

  外は、雑草の天国だが、大体一回は皆刈られて、その次というのが
  今は出てくるものが多い。

  ここのハルジオン。立派に咲いている。




  春のハルジオン、秋のセイタカアワダチソウ。刈られる花。




  きれいで、清楚な花なのにねー。咲いていて何か問題がある?。




  人の目だと皆しっかりと合焦して見えるが、どうゆうわけか、カメさんだと
  そうはいかない。ぼんやりがある。




  ぼんやりのその一。




  あれーすべてぼんやりになった。




  ぼんやりのその三。




  まったく星のようだ、とも思えるハルジオンの花。

まぶしい朝で、日曜日

2009-05-10 06:42:42 | 散策
  朝のお天気は、晴れ。ほぼ快晴で雲はないが、全体に靄があってこれはいつもの、感じ。昔から、夏に近くなると、晴れていても、遠くの山は霞んでいて見えないものだった。今も変わらない。風もなく、気温も高そうで、アメダスの6時の気温は、18.6℃、気圧は1012.1hPa、湿度は70%。室温は、20℃もある。20℃あると、かなり楽で、これが25℃になると、疲れが出そう。

  夜になると、夜空の透明度は顕著に靄の影響を受ける。もっともきのうの場合は、結構雲もあってそんな調子だから、満月に近い月も薄く赤く輝いて、これを双眼鏡で見ると、しかしやっぱり本物の月であって、ウサギが餅を付いていたし、それからどこかの国のご婦人とも思える方がいた。月に海とかいわれるところがあってそこは少し暗く見えて、それでただただ真っ白に光る、しかしクレータはあるが、ものよりはぐっと見ていて楽しいものになったと思う。
  その模様を見るのは肉眼が一番で、下手に双眼鏡など使うと面白みもなくなってしまう。昔の人、時代にしてせいぜい100年くらい前の人はそう簡単に光学装置など使える環境にはなかったと思える。大体自分の子供のときもそうだったから、これはかなり当たっている推測で、その当時の人のほうが、目もよかったのではないか。それで、月を見て占ったりもし、そこに見える模様に思いを馳せた。かぐや姫なぞいたのかどうか、これは的はずれ。

  白いのと桃色の、ハルジオンが全盛でまったくのハルジオンの独り占めになっている。この眺めは、いつ見てもよく、でも夜明け頃はもっと身にしみる美しさがある。そう思う。今はもう目を開けると明るく、まぶしい。それでも木の影になるハルジオンはまだ花を閉じているようで、無数のといいたくなる花は地上の星のようで、手に届くものもなく、美しさは一品。こんなマジックは誰にも出来ないだろう。
  外に出て、今日は体が重いなど思う。それでぐるり小さく回って、ヒゲナデシコの様子を見ると一輪蕾が色を付け始めている。咲くかも知れない。新聞紙も出した。これが結構重いがきのうの午後3時にはもう出した。玄関の上に、体長が4、5cmはある真っ黒な「蛾」がいて、この大きさにさすがにギョッとする。朝から真っ黒な蛾か。これは幸先がいいかも知れない。