光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

風船を思い出す

2007-11-27 19:01:02 | 散策
  雨の一日だが、このくらいの雨だと傘は差さない、というのがスタイルかも知れない。まずは、パリっとした肌であれば、このくらいの雨ははじく。着ているものも、特に雨をはじく、そうゆう処理をしてなくても、はじくものがある。
  しかし、パリっとしてないし、それにいい加減くたびれているし、と、しーしーが続くとちょっと気持ち悪い。大体、晴れでも小型の折り畳み傘を持っている。持って歩く、この先、雨も降れば、雪もミゾレも降るし、ここ何年か雨風に耐えられる、そうゆう能力のある衣類も購入してないし、やっぱりシーシーが続く、そんな事を考えながら、一番小さい単位は十年、というものを着て、小雨に耐えながら、あるいは小雨を歓迎しながら、外を歩いている。

  冬はかさばる服を着るが、これにはポッケがいくつかあって、特に何かそれ専用の物、小物入れなどベルトに通さなくても、ちょっと大きなポッケがあれば、大概のものは入っていく。これはありがたい。楽チンである。外の気温、これは今アメダスで確かめたが、午前は10℃台であって午後になって9℃台である。これは、暖かいといっていい。
  きのうのように、晴れで20℃というのも暖かいが、小雨で、しかも10℃もあると、パリっとしていると傘も要らない、これまた歩いていると暖かく、10分もすれば汗をかく。ここまで来ると、もう先は見えている。あまり何か気の引くものもない。雨のサザンカ、そうゆう感じの鼻歌を歌いながら、ときどきチラチラ散見する。

  今年の冬はもしかしたら、雪はほどほどに降るかも知れない。くたびれた衣類でやれないこともないが、ここは節目かもと勝手に思い込んで、色々見たり、細かい文字も眼鏡をはずして見て、諸々の諸条件を勘案し、もうこれが最後とまた、あらたに、ある衣類を購入することにした。それは、すぐにやって来るはずだった。そうゆうふうな案内も届いた。しかし、それは普通にはやって来なかった。おかしい。
  しかし、そうゆうことは、今までにもあるのであろう、そのいつまでに届けますという期限はまだ先で、そうなると何も出来ない。まーやることもないが。
  待つのは、苦手ということも書いた。そして、それはその後もなかなかやって来なかった。移動中です、という案内が出っ放しで、それは一体どこをどのように旅していたのか。まずは、方向が逆として、東北の方にいったのかも知れない。この例を実際に体験した。それから、さらに間違いは続いて北海道へフェリーで渡った。なかなか楽しいい旅行である。私も一回でいいから北海道へ行ってみたい。
  その次は、今度は九州だ。それも、鹿児島本線に揺られて西鹿児島まで行った、何、今は九州新幹線があるって、それは人の場合だろう。それから、また、おいおい、これはとんでもないところに来てしまった。まずはスゴロクのように、始めに戻った方がいいのではないか。そのくらいの旅が出来る時間をかけて、そのものはやって来た。しかし、それはどうも思ったものとは違うようで、しかしやはりこれで、10年はがんばってみよう、とも思ったのであった。

  風船旅行は、今この事を書きつつ思い出した。どこへ行くのかわからない。今も気象観測用の装置は、成層圏に達するくらいの能力のある風船に乗って、地上にデータを送っているのであろうか。




  白い雪ではなく、何度も出てきているバラに、この白い花が咲いている。コンクリートがあるところ。小雨だが10℃あるからバラは咲く、実の清楚、雪のよう。




  この花も、何度も見た気がする。きのうも見ていて、花より緑濃い葉が広がっていて見事とも思った。今日は小雨に濡れているが、やはり葉っぱの緑がよかった。

笹と夕空

2007-11-27 17:15:58 | 散策


  昨日の夕空。
  朝の空を見ていて、それがかなり暗いことがわかる。
  カメラを動かして文字が書けるくらいである。
  夕空はというと、これも暗いようで、でも朝の暗さと比べるとかなり明るい。
  夏の空に現われるような雲。それに笹。
  どってことないが、それがいい。
  夕空をしばらく忘れていた。

スラッシュ編隊の渡り

2007-11-27 07:13:57 | 散策
  朝のお天気、曇り。風は弱く穏やか。ほんのりと明るい。室温14℃。アメダスの外気温、10℃。

  朝に、点滅するものは少ないが、それが閃いても弱いもので、消えたりする。あとで、あれを書くのだった、あれを忘れたなど思う。窓から見えたちょっとヒラヒラとするもの。まだ、光が弱いからかはっきりしないが、渡り鳥だと思う。
  そんなに速いスピードでもないので、ここは双眼鏡を持ってきた。7倍で、レンズの直径は35mm、ほどほどの何でも型。これで、そのちょっとヒラヒラするものを眺めると、これが白いと言っていい大型の鳥であることがわかる。胴体はかなり大きく、こんなところに鶴やら、コウノトリは来ない、だろうから、やはり、ハクチョウの類であろうと想像する。
  小型の編隊で、6羽が進行方向に斜めになりながら、ほぼ一直線に並んで飛んでいる。これが10羽、20羽になると、それ以上の大群になると、この配置も変わってくるのだろう。そうゆう場合は、V字になるのかも知れない。今回は小型編成で、一直線になったのかも知れない。高々4、5秒しか見ていないが、その位置関係は変わることはなかった。だが、どの鳥がえらいのか、またどの鳥が一番体力がなさそうなのか、そのところはわかるはずはなかった。白い鳥で朝の早い時間すぐに、透明な空間にと書きたいが、靄のある地平近くに消えていった。

  これまた、もうだいぶ前から、やっぱり出てきたというものがあって、それはヒガンバナ、マンジュシャゲの葉っぱである。マンジュシャゲの花こそ色々もてはやされたり、シビトバナなどともいわれたりするが、これをごく普通の、百科も含む大型の細かい文字の辞書で調べて、花のあとに、その葉っぱが出てくるという文を今回は見逃さなかった。
  それを10月の半ばから、もしかしたらという感じで花のあとを見ていたけれど、辞書にあるように、葉っぱは出てきた。中細のかなりたくさんの葉っぱが根っこから放射状に群生状に伸びてきて、その緑は濃い。今頃の季節にしては、やけに濃い緑で、これを一旦見ると、ここにも花があったというところには必ずこの葉っぱが出てきている。こうして、この葉っぱでエネルギを蓄えて、そのうちこの葉っぱも枯れるのだろうが、また来秋まで、静かに地中で眠っているということのようだ。この、ヒガンバナの枯れ葉というのも見てみたいものである。

  それで、この暖かさ。雪便りはいつになるのかな。