光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

小雨の街を歩く

2007-11-21 18:49:14 | 散策
  朝の観天望気は、もしかしたら、晴れ。しかし、サイコロはいつも転がるので、雨になり曇りになって、さらに、大雨にもなる。いずれも冬型である。
  薬局で、インフルエンザの話しもあるけど、この病院ではどうですか、と聞いてみた。インフルエンザの患者さんが出ていますけど、特に、ここではありませんね、という薬剤師さんの答えがあって、もっともな話しである。インフルエンザは、やはり怖いもので、その辺りの素人の想像は、書くことではなかった。でも、薬局の方は、当然というべきか、予防接種を済ませていた。

  青空のある、小雨である。幸いというか、早い時間なので、ちょっと肌寒い道を歩くことにする。曇り空が復活すると、また、進行方向に太陽で白く輝く雲があると、辺りは、地平の辺りはやけに暗く感じる。そうゆう歩道をとことこ歩く。真っ直ぐの道には昔ながらのケヤキが、まだ葉っぱをたくさんつけて、この雨だと、また雨が止んでも、ポタリポタリ、大粒の雨粒になって落ちて来るようにも思える。進行方向に、そのケヤキはない。ない方がよかった。どうも、ケヤキは、昔の空間には似合うが、今はさっぱりない方が、人工の今どきの道にはいい気がする。
  いつもの交差点で、赤信号が緑に変わるのを待つ。もう一つ先の交差点で、ライトレールの車輌が見えるかも、と少し高揚気味になる。心拍が上がるが、空気も冷たいからか、さほどの不快はない。その交差点の手前で、
  これまでに見たことのない色の、0600形の、車輪がはっきり見えない、まるで、車輪を隠すように走っている、2車輌編成の路面電車が見えた。これを見ると、ついつい早歩きなるので、注意しないといけない。ここで、転ぶわけにもいかない。

  その車輌は行ってしまった。残念である。だが、あれっという感じで、反対方向から、さっき見たのと違う色の編成がやって来た。これは、自分でも、目がおかしくなったと思ったが、この辺はホントにおバカで、先ほどの車輌が、駅に着き、入れ替わり、そこに止まっていた車輌が動き出して、こっちにやって来たのだった。

  太陽が、浅い雲に隠れ時に青空はあって、しかしそれが真正面にあると、ある程度時間がたっていても、高い建物は多いし、まさに冬そのものの感じがする。今日は、本格的な雨にも、ミゾレも、また雪もなかった。でも、高層建築物に囲まれた通りはやけに暗い。いかにも、日本海側という印象を改めて強く感じた。晴れだと、そうゆう感じはまずしない。しかし、晩秋の小雨の、また太陽の明かりで白く輝く雲を見ていると、かえってそのことが強調される。
  はたして、雨が雪に変わるとき、そのときはどうなるか、これはまずは、自分の体と相談してからの話しになる。




  この先のブルーの窓が0600形の運転席である。




  路面の反射光。この角度では、うまくレールの怪しげな輝きをひき出すことは出来なかった。

二つの同じ月

2007-11-21 16:25:38 | 星空・天体・宇宙
  2007年11月19日の、お月さんの様子です。
  
  国立天文台天文情報センター暦計算室の”今日のほしぞら”で調べると、上弦が11月18日の朝の7時33分ですから、それから一日半がたっています。



  ちょっと暗めですが、ほどほどにクレータの様子がわかります。
  もう一枚。  




  こちらは明るめで、ちょっとぼんやり。さらに、上の写真と比べると、月の左側は”より広い部分”が写っています。

  実は、1枚目の方が30分ほど後から撮ったもので、でも時間的には、ほぼ同じと言えるものですが、中央の、光が当たるか当たらないかの境目が、こうもずれてしまうと困ったものだなという感想しかありません。
  同じカメラで、同じ条件で撮っているのですが、何しろカメラは手持ちなので、このくらいの変化はどうしても出来てしまうようです。
  これからも、月の写真を撮ろうと思っていますが、こうゆう現実があるということで、ほどほどに見ていただければ幸いです。

時間の錯乱

2007-11-21 07:05:19 | 散策
  朝の天気、小雨。風は、ほどほどに吹いている。室温10℃。これはあまり下がっていない。外の気温、アメダス、4.6℃。

  朝で珍しく眠いと思って起きたら、時計を1時間読み違えていた、ということがある。なかなか、今時の時計は、読みづらいというのではなく、自分の視力が落ちたのである。目の前に時計、斜め左に時計。たくさん時計はあるが、読み違えると、悲劇もある。
  本屋さん行く。すると、雑誌はすでに新年号。これが嬉しいかどうか話しは別にして、これを創っている人は大変であろうと想像する。何しろ、まだ10月だが、作っているのは、あけましておめでとう号なのである。すべて、2008年になってないといけない、こともないか。あまり古臭いことも編集後記にも書けない。
  書く人も大変で、めでたくもないのに、混みあってしょうがないのに、お正月のことを書かないといけない。それで、どこかへ出かけて、カレンダ、時計、その他、周りのものを2008年仕様に変えて、そうゆう環境で書き物をしないといけなくなる。これまた、大変な作業である。一体いつから、今年なのに、来年の話しを出すようになったのか、おかしな話しでもある。

  年賀状を書かないといけない。これを12月の13か14日に書いて、15日に投函する、そうゆう風に一回でもいいがやってみたい。そのチャンスも、先が見えて来そうで早くやった方がいい。それにしても、来年でもなく、めでたくもないのに、書く賀状くらい、書きづらいものはない。それだから、まだ正月ではないですが、など、暗黙の了解文を間に入れたりもする。
  年賀状は、お正月に書くものであるといい、それを実践している方がおられる。もっともな話しで、これに切り替えるのも、一考である。お正月は、暇であるから、尚のこといい。

  雨のはずで、ミゾレも降ることになっているが、晴れ間もあり、雲もあり、日が出てきそうでもある。天気予報が一日ずれたというのもなかなかいいものである。もっとも、高気圧が張り出してきていて、本来は晴れなのであるが、湿気と寒気が、これを狂わせる。空気の気温の3次元分布は読みづらい。よって、いい方にも、悪い方にも転がる。これが、冬型の本来の意味だろう。
  でも、やっぱり、1分先、1時間先はわからない。傘をもって、厚着にならざるをえない。