光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

太陽のある風景

2007-11-04 18:56:40 | 散策
  今日もいいお天気であったはずだが、人のことはいえない。自分でやってそれを、ホンの少し前のことだけど忘れる。記憶にないということがあって、それが事実であると、証明される場合がある。あるはずのないところから、何かが見つかった、自分で驚く。記憶にないが、これは自分がやったこと。それ以外には考えられない。
  そうゆうこともあるから、もともと記憶力はないが、今日のお昼のお天気も、こうだったということは、はっきりは言えない。でも、たぶんいいお天気、確か少し、風があって、自分が早歩きでちょうどいい感じだった。ようやくそのことが思い出される。さらにいつもより、少し遅めかも知れないが、ある程度歩いた時間に、南の空からANAの、お昼の便が上がった。もう少しいつもは左に、ちょうど真北の方向に、機首を向けるのだが、その割合が少ない気もする。その便は、B767で、そのうち冬になれば、多分だが、例年だとB777の就航はすべてお休みになる。

  白い雲と、少しの青空と、冷た目の北風が吹いていた。何かを見たり、ちょっと横道にそれるということもなく、歩くことだけに集中して、帰って来た。それで、汗はどうかというと、かいてるような、かいてないようなで、秋らしい一日。
適度な山があれば、低山であって、道が確保されていて、人もある程度歩いていて、何かがあったときに、すぐに助けを求められる、そうゆう山。そうゆう山があったら、今日は好ましい低山歩きの一日になったはず。夢のようなことを書いている。

  お月さんが話題になって、それから、夜の世界のことを気にするようになる。なった。といっても、それは、夜でありながら、真っ暗でも真っ黒でもない。昼と同じか、時にそれより明るいものであったりする。満月は明るい。満月あるいはそれに近い月を、肉眼でなく、より集光能力のある道具を使って見ると、目を悪くする。光度の差がありすぎるのである。月の平均光度というのもあるし、満月の光度というものもあるが、どちらのものを指しているか忘れたが、マイナス15等級くらいの明るさがある。
  どうも、おかしな方向にゆき始めた。これも、お月さんや、夜空に輝くお星様やら、今話題の、とんでもなく明るくなった彗星のせいであると書きたいが、どうもそれは違う。でも、多少は興味があるので、そちらの方を睨んでしまうのも、しょうがない。

  太陽の輝いている、青い空を見つめる、それをじっと眺めるというのをやらなくなった。もちろん太陽そのものを見るということではない。太陽は、直接、肉眼では見てはいけないものである。そのまわりの、広い、青い、大気がある、そうゆう空間を眺めることがなくなった、そう強く思う。なんとなくこじ付けという感じもするが、それはしょうがない。



  適当な方向にカメラを向ければ、あとは目をつむっていても、可能な範囲で太陽光を含むような写真は撮ることが出来る。これをやると、機械の性能というか、限界もわかったりするが、ここは青空をうまく出してみたいが、お昼だとこうゆう色になってしまう。



  これは、太陽の左側。似たような色が出ている。その色に、若干、不自然な感じもあるが、しょうがないか。

  ハギ(萩)の花が、今頃咲くものがあって、それはなかなか綺麗だった。たぶん、ハギ、と思う。ホトトギスも、ほぼ満開。花を見ると、その光が秋のものに思える。少し赤味ががって、そこには初夏の色は、やはりない。

07年11月03日のホームズ彗星

2007-11-04 12:39:46 | 星空・天体・宇宙
  2007年11月03日、午後9時前後の、ホームズ彗星(17P/Holmes)の写真です。




  午後8時39分くらいの、ホームズ彗星です。一番下側の中央、少しぼんやり、しっかり明るいものです。黄色いのは雲。この写真ちょっと妙です。

  夜の8時半ころから、雲が切れ始めて、北東の空にペルセウス座にいるホームズ彗星がはっきりと見えてきました。双眼鏡で確認、肉眼でもよく見えます。
  でも、結構雲があって、これがちょうど彗星の辺りにうまくかかる。
  多少の雲は平気と、ここでボタンを押します。



  午後9時07分ころのホームズ彗星です。画面中央の少しぼんやりでも明るい、しかし、ふわふわ感のあまりないものが、その彗星。
  ISOは640、露光時間25秒、焦点は、無限遠に合わせてあります。きのう、11月02日の、ホームズ彗星の写真と同じ大きさになるように、大体ですが、表示してあります。二等辺三角形が見えていますが、この左端が、ホームズ彗星で、三角形の形が、少しゆがんできているのがわかります。彗星の移動の結果だと思います。

  星は結構写っていますが、この”ボケボケ”の星像は、まったくの失敗なのです。
  それに、彗星の、雲のような感じが、全くなくなってしまって、あー、溜息。原因は、色々考えられるのですが。普段の行ないが悪いと、こうなってしまう。

  ここは、これで諦めるしかないような気がしますね。深追い、執拗なもの、は止めた方がいい。蹴躓いて、三脚を倒して、あー、何もかもが台無し、てなことになると、それこそ大変。肉眼で見続けます。

TVで見る、紺碧の海

2007-11-04 07:28:16 | 散策
  朝の天気、曇り。小雨がぱらついている。風は弱く、穏やか。室温15℃、これは、今ごろとしては、暖かめ。

  朝は、TVを付ける。ボリュームをしぼる。ほとんど見ない。でも、一応付ける。矛盾している。今日は日曜だった。紺碧の大海原があった。屋久島。

  この大海原がなかなかいい。他にもいいのがありそうだが、これで何か自分の頭の中から出てくるものはないか、考えてみる。
  海は近い。でも、歩くとそこまでは40分はかかりそうで、そこにはたどり着けそうだが、帰りはおぼつかない。今はまあるく歩いて、あちこちで休みながら、それで1時間は大丈夫だ。それも、もう何がどこにあるかわかっているし、まあるいから、安心感もある。困ったものだ。

  最初に海らしい海を見たのは、それは大阪湾だろうと思う。浜寺公園というのがあった。そこに海水浴にいった、と書くと、歳もわかりそうだ。それから伊勢湾がさほど近くないが、見える、面するところ。ここでも、泳いだし、遠足にもいった。ちゃりーんで、朝に、30分くらいかけて走ったこともあるし、歩いて2、3時間かけてぐるっとまわった記憶もある。古いことはすぐに出てくる。しかし、それを書くのは今の目的から離れている。

  日本海の荒波は有名で、これはレールから眺めた。それから、最初に書いたように、近くにも海はある。ここは日本海だと思ったが、ちょうど真北辺りに能登半島の最東端があって、どうもまだ日本海とはいえない。ここまできて、日本海は、見たことは見たが、それはレールの上からで、砂浜に立ってではない。それから、太平洋はというと、何だ、一回も見ていないことになる。これは新事実だが、これも、書く目的ではないようだ。大海原を見て、そこからどこへ飛んでいけるか、が問題。
  北極か、欧米かの感じ、ここは、海である。北極海というのがあるはず。北極洋と、地図にある。ここに人は向かった。そこにいこうとはなかなか思わないが、まずは身近な海からそれから、陸地をたどって、例えば極東の地に行く。北に北に向かって、ツンドラ地帯を歩く。まー今回は、この辺でやめておくか、最初はそうであったはずだ。でも、そこまで行って、どうして、どのようにして無事帰ってこられたのか、それも不思議なものだ。
  無事帰って来た。しばらくすると、やはりムズムズするものが走る。ムズムズ感が高揚する。この連続が、人を北極洋にやる。そこで、オーロラなど見ると、もう帰ってこれなくなる。この先は、少し休んでからにしよう。だめだ、こりゃ。


  それで、きのうは、夜は曇りだった。しかし、嬉し悲し、ときどき雲の隙間から星が見える。風は穏やか。だが、急速に冷えることもわかる。しばらく時間がたつ。もう一度外に出る。知っている星が見える。双眼鏡で見ると、かなりいい星空であることがわかる。ムズっとするし、しかし、ドキドキもする。やるしかないか。
  すでに、防寒着で身をかためた。北の方角、北東の方角を睨む。ホームズ彗星の位置は、見なくてもわかる。あそこ、あの雲の向こう。それが、ポッと双眼鏡の視野に入る。きのうと同じくらいのいい星空だ。少し、ホームズ彗星は移動していることもわかる。はっきりと見え出すが、雲がかかる。でも、もうカメラの用意も出来て、あとはボタンを押すだけ。雲がかかっても大丈夫と、押し始める。

  夜の8時半ごろ、かなり大きな流れ星が、東から西へ流れた。色は赤くもある。優に1秒以上光っていた、北の方角で見ると仰角は30℃くらい。散在流星だろうが、もしかしたら、人工衛星の破片が燃え尽きたのかも知れない。

  それで、ホームズ彗星はどうなった、ホームズ彗星は!!!
  それが、どうなったか。