2ndAgeの交易のテコ入れとして「コショウの売値の上昇」があります。
南蛮交易の下方修正により、様々な交易スタイルが確立してきそうです。
不定期ながら、1つずつ考察していくことにします。
「出発」
リスボンから手ぶらで出発。
ベルベットのインド売値が上がったという話もありますが、リスボンからはちと遠い。あと私が織物取引をもっていない。
自宅に貯め込んでおいて出発ということもできそうですが、今回は遠慮しておきます。
【積み込み】0㌦ 【売値】0㌦
「移動」
私の持っている一番速い「ロングスクーナー」で移動速度20%増しになる「風霊のペンダント」を使用。
西アフリカが安全化になると思っていたけれども、実際危険海域のままだった。読みハズレ。
NPCの数が少なくなったとかなのかも。
ケープを通り越して、まっすぐカリカットへ移動。
移動で嵐が来たり、帆も改良ゲルンとか適当ですしたが、36分くらいでカリカット到着。
突き詰めればもっともっと速くなるでしょうね。
移動はケープ付近とカリカット周辺でNPCやPKに注意ですが、それ以外は余所見運転でも支障なさそうです。
【使用アイテム】風霊のペンダント1.2M
「購入」
カリカットのコショウは買値が250㌦程度。熟練航海者になればもう「誤差」の範囲内でしょう。
ポル国籍香辛料R8の私で大体150樽が一回で積めます。ブーストすればさらにたくさん積み込みが可能ですが、あまり気にせず積み込みます。だって、たくさん積めますから^^
1800樽積みこむために使ったカテゴリー4の枚数は、1800÷150-1(初回)=11枚
一枚高く見積もって100kとして1.1M
コショウの代金は、250x1800=450k
かかった時間は、多く見積もって5分くらいでしょうか?
【積み込み】コショウ代450k カテ代1,1M 合わせて約1.5M
※追記 商人クエストをカリカットで受けると、効率が良いという情報をいただきました。
「インドの自慢」インド更紗1樽をリスボンへ カテ3を23枚
「象牙の配送」マルセイユへ象牙を20樽 カテ4を21枚
「紅茶で一息」ロンドンへ紅茶を5樽 カテ2を30枚
これらのクエストは簡単ですので、より利益を目指す方にオススメです。
「帰り」
「主天使のヴェール」を用いれば、火災・ネズミ等の災害は起きなくなる。
毎回これを使えば、もしもの火災でコショウが燃えて大損害! ということもありません。
しかし、今回は持ってくるのを忘れたので、往年の交易品・魚ブロック(15品目のうちに燃える交易品を少しだけ積んでおき、メインとなる交易品が燃える確率を下げる)を行います。紅茶やその他の交易品の売値も上がったらしいので、それを確かめるためでもあります。
「風霊のペンダント」の効果は一時間。その恩恵には十分ありついています。
特に困ったこともなく、ヒマそうなギニア湾・・・
ギャー! 火事!!
落ち着いて消火砂・・・もってきてない! ガルーダもない!
うえータスケテー
しかし、交易品ブロックのおかげでなんとかコショウが燃える前に鎮火。ホット一息。
やはりヴェールを使うほうがいいのでしょう。一個1Mの出費は粗利の薄い交易にはもったいないですが。
時間は40分くらいかかりました。反乱が起きて船員が半減して船速度が落ちたのも要因の一つです。
【使用アイテム】なし (主天使のヴェール 1M推奨)
「売却」
交易の醍醐味は、やはり交易品を売却する時^^
大きな利益にホクホクするとうれしいですな。
一番近いマデイラで売却しようと試みる。
コショウの売値の変動はかなり小さく、常に100%前後(暴落時を除く)
今回は104%
1870ほど積んで、利益27.6M
ふっかけ成功で20%増しになるとして、約32Mといったところでしょうか。
インド交易品の売値は、それほど変化なさそうです。紅茶はインド名産になった頃と大して変わらず4k程度かな。そのうち時代の変化と共に「紅茶ブーム!」とかが起きてイギリスで売値20k! とかなることも予想されますが、今はコショウですな。
ちなみに以前読んだ本で、世界で一番紅茶の葉の消費量が一人当たり多いのはイギリスではなくアイルランドなんだそうな。
使用アイテム代と積み込み代を差し引くと、約28Mくらいの儲けとなりました。
【売却】利益約32M
【差し引き】利益32M - (積み込み 約1.5M + 使用アイテム 約2.2M ) =約28M
【かかった時間】 行き36分 + 積み込み5分 + 帰り40分 = 約80分 =1時間20分
【時給換算】28M÷80分x60分=21M
「全体考察」
嵐あり、火事ありの災難続きのコショウ交易でしたが、普段であればもっと平穏な淡々とした交易となることでしょう。
積み込みの金額が少なく、時間もあまりかからないことから、気兼ねなく行える交易であると言えそうです。
もちろん、交易がメインではなくとも、冒険のついでや海事の帰りなどに軽く行えるのも魅力の1つです。
時給換算にすると21Mという計算になりました。以前の南蛮交易や中距離南蛮交易に比べると大きくはありません。
しかし、これが2ndAge以降のある種の目安となるかもしれません。
「1時間で20Mくらいと考えれば、この装備はいくらいくらいで買おう(or売ろう)」
のこぎりや金づちなどの購入、料理の値段、大砲の値段、レア収奪アイテムの値段などにも少しずつ反映されていくことでしょう。
今後行っていくであろう、ナツメグ・メース交易、新南蛮交易、ダンジョン交易品売り、新交易についての比較対象となる有意義な体験でした。
参考・使用URL
電卓http://calculator.keydam.com/
Eurosポルトガルwiki「交易路/香辛料交易」http://wikiwiki.jp/eurospor/?%B8%F2%B0%D7%CF%A9%2F%B9%E1%BF%C9%CE%C1%B8%F2%B0%D7
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2012年9月30日(日)に、Eurosポルトガル交易グループで初心者向けに、
「コショウ買い付けツアー」を開催予定です。
詳細はPIECEさんにtell、ポルトガルワールドチャットで発言、もしくは公式掲示板をご参照下さい。
http://www.gamecity.ne.jp/dol/gvol_jp_bbs/BBSMain.do?view=thread&id=12612&forum=2&form=21&items=20&page=1
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