『モテキ』は今年の流行語大賞、どの辺まで行ったんだろう?
最終的に『モテキ』なるメディアは多毛作化した
原作者の久保ミツロウは以前より潤ったろうし、いい作品を産み出してる人は報われて欲しいし、それを今後にも繋げて欲しい
それは、ドラマ&映画版監督の大根仁も同様
『モテキ』の派生(とゆーほどの物でもないがw)は、
久保ミツロウ(女性)作:原作まんが『モテキ』単行本、全4.5巻
大根仁監督によるTVドラマ、全12話 とそのDVD-BOX
ドラマ化と並行してリリースされたコンピCD2枚
大根仁監督の商業映画デビューとなる、映画版『モテキ』(全くのオリジナル書き下ろしストーリー、設定は原作&ドラマの一年後)
映画に合わせてリリースされた、サントラ的コンピCD3枚
大根監督著の、TV~映画の撮影日記的エッセイ「モテ記」
春には映画版のDVDも出る
基本的にKはんは、映画版コンピCDのタワレコタイアップに乗せられ入った
選曲のストライク度は勿論、タワレコで映画コンピ3枚とも買うと専用BOXがもらえる♪とゆー訳で3枚とも買うバカw
周囲にTVリアルタイムでハマッてる友人が約3名、なんとなくウワサは聞いてたレベル
いざスイッチが入ると早かった
「満島 女優力 モテキ」の項でも書いたが、3日間で TV版→原作→映画版 コンプリートした(バカ)
満島ひかりマイブームのスイッチになった
原作を何度も読み返し、土井亜紀に恋をした(原作だよ、マンガの方の土井亜紀)
『打ち上げ花火…』を改めて観た
TV版コンピも2枚とも買った
大根仁の本は立ち読みで済ませた(買えよw)
まあ、ハマッたんだよ
原作は何度も、TV版は2回通して(好きなシーンは繰り返し)観た
そのうちに、久保ミツロウ(女性)原作と大根仁(男性)演出によるニュアンスの違いも楽しめるようになった
マンガや小説を実写映像化する時、当然ながら 監督(演出)・演者・その他(尺や予算など)により元とは違うモノになる
ほとんどのケース、ダメになる(G〇N〇Zとかw)
または別のモノとして、良いモノが出来る(『モテキ』や『プライド』ね)
稀に原作より優れたモノがあるが、今思い浮かばないやw
モテキ主人公、藤本幸世も原作と森山未來(演)はかなり違う
森山未來はどう崩しても、お洒落な草食系にしか見えないし、映画は特にその感が強い
いくら卑屈で恋愛下手の役だろうと、滲み出るのは「フツーにモテるやろ、コイツ」的な感じ
もちろん、TVや映画としての商業的な事を考えると、ホントにイケてない駄目々々なヤツでは成立しないという事を差し引いても
大根脚本のモノローグ部分と、森山の演技に引っ張られる部分はあるが、原作・藤本幸世ほどの感情移入は出来ない
かと言って、彼以外に藤本幸世に的任な役者は絶対にいないのだ
原作・藤本幸世と似て非なる、別の魅力を持った藤本幸世
逆説的な言い方になるが、賛否どちらかといえば「賛」
まあ、 切り離して楽しめるくらいの器量は持ってるつもりなので
ただ、土井亜紀はダメだ
野波真帆には恨みはないが、原作の土井亜紀があまりにも魅力的過ぎる
個人的イメージのキャスティングは2年後くらいの北川景子か
それと27-28くらいの、も少し太った 満島ひかりか…
結局、オチはまたそこかよwww
まあ、土井亜紀と映画版
桝本るみ子=麻生久美子
以外のキャスティングは完璧とゆー事で
そうそう、映画版キャラの愛(演:仲里依紗)が出番は少ないが魅力的だ
この作品まで「仲里依紗」という人を知らなかったので…
満島ひかり作品遍路もひと段落つきかけてる
年が明けたら、仲里依紗の作品も観てみようかな
今年、2011の秋
そんないくつかの出会いのスイッチになったこの『モテキ』
また時々思い出したように観るんだろうな
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