昨日6月10日は小淵沢ペンション振興会 ポレポレクラブのウォークイベント”大泉湧水ウォーク”でした。
今回はお隣の県、長野県の(といっても小淵沢から長野県は目と鼻の先ですけど)井戸尻遺跡をスタートして
里山の道を歩き、大泉湧水を訪ねるコースです♪
まずは井戸尻遺跡へ。
梅雨入りしたにも関わらず空は青空(雲は多いですけど・・・)♪暑過ぎず、格好のウォーキング日和です♪
右奥に見えるのは縄文時代の復元住居です。ここ井戸尻遺跡は国の史跡に指定されている縄文中期の遺跡で、
数ある八ヶ岳中腹にある縄文遺跡の中でも中核をなしてる遺跡です。
ここの敷地内の池にはこの時期ハスやコウホネ、そして7月に入ると古代ハスが
咲く事でも知られています。
心地良いそよ風が吹く道を歩いて中高森観音堂へ。
ここの高森観音堂の枝垂れ桜は有名で、この茅葺屋根の御堂と枝垂れ桜が作る景観はそれは素晴らしく、
沢山の方が写真の撮影に訪れます。桜の季節も良いですけど、青々とした木々の中に佇む御堂も
また風情があって良いものです♪
高森観音堂を出て大泉湧水へ向かいます。途中白い蕎麦の花が咲いている畑がありました。
ちょっと早いような気がしますけど、そういう品種なのかな?
あちらこちの野の花や山の景色に目をやりながらポレポレ(ゆっくりゆっくり)進み、大泉湧水へと続く
林の中の道へと入って行きます。ついさっきまで歩いているとじんわりと汗ばむような感じだったのが
一気にす~~~っと涼しくなります♪そして色々な野鳥のさえずりが♪♪
う~~ん!贅沢な一時!!
水の流れの脇を歩いていくと大泉湧水へ到着です。
綺麗でしょう♪♪本当に水が澄んでいて、地上にあるもの全てが鏡のような水面に写り込んで
まるで水の中に別のもう一つの世界があるみたいです。
そしてまたこの辺りの樹林の雰囲気も素晴らしい!!
実はここの樹林は富士見町指定の天然記念物となっていて、ウラジロモミや杉、クロベ等の樹高20mにも
及ぶ高木が生育している大切な保護林なのです。何だか太古の森に迷い込んだみたいです。
思いっきり深呼吸をするとものすごいエネルギーをもらえるような気がします♪
保護林などと言うとあたかも人間が保護をしているようですが、実は人間がこの森に守られているのだと
感じさせてくれる場所です。
またこの辺りには暗い湿気た土地を好むギンリョウソウの群生があったり、フタリシズカの花が咲いていたりと
季節の野草達も目を楽しませてくれます。
左がギンリョウソウ(銀竜草)です。独特の形と色でしょう?森に住む妖精か小人のようにも見えます。
右はフタリシズカ。2本並んでいる花穂が可愛らしいですよね♪
十分にここのエネルギーを体に溜めこんで帰り道へ。
新緑から深緑へと変わって行くこの季節♪本当に緑が綺麗です♪♪
程なくしてスタート地点の井戸尻遺跡へ戻ります。ここではスイレンの花が迎えてくれました。
そして待ちに待ったお弁当♪こんな素晴らしいロケーションで食べるお弁当が美味しく無いわけありません♪♪
またこのキッチン・ハートランドさんのお弁当が美味しいんです!!
距離にしておおよそ10km弱?のこのコース、アップダウンも多く無く比較的気軽に
大きな満足感を味わう事の出来るコースです。
いやぁ~~、本当に気持ち良かった♪最高に満足です♪♪
八ヶ岳南麓 小淵沢高原の小さな宿
ゲストイン シェムニ