久々にお会いしたT崎さんも,最近はナイロン大好きらしい。
そしてそのタックルをお借りすると,感度はいいし,投げやすい。
もちろんベイトフィネスで竿はZODIAS-164L/BFS,リールはアルファスSVだ。
ラインの色に見慣れなかったので訊くと「最近はナイロンの方がいいかも」とのこと。
そこで,僕も買ってみた。
サンヨーナイロンでももちろんいいのだが,いきなり600mを買っても「あれ」なんてことがあって,余ったラインを捨てることすらある。
そこで,店頭価格より安価な通販で購入した。
8LBと10LB。
ともに,サンヨーナイロンなら「細め」のGT-R・MHとほぼ同じ直径である。
耐摩耗性について特段強いわけはないだろうが,見やすいラインカラーと扱いやすさには期待して,SS-SVの6.3に巻いてみた。
はっきりいってしまえば,耐摩耗性でGT-Rウルトラに勝てるラインはない
しかし。
企画力でダイワは勝っている。
総合メーカーとして,とくに古くからのフアンを刺激する「TEAM DAIWA」のロゴ。
日本で「TEAM DAIWA」が結成されたときのバス釣り業界の盛り上がりといったら,いまより凄かったかもしれない。
なにしろ,後輩に「へへへ,TEAM DAIWAの竿とリールをセットで購入。もう,ラリー・ニクソンですよ」なんて自慢をされたものだ。
僕も内心「ちくしょう,羨ましい」と思っていたが,路線を変えてシマノに傾倒していった。
そう,やはり企画力なのだ。
ダイワは,外国人バスプロを5年連続ぐらいで招聘していて(1989-1995ぐらいだと思う),その衝撃たるや雑誌にも記録された。
シマノはどこか「技術力」におぼれているような気さえする。
しかし,こと日本国内においては,ダイワとシマノがあれば釣具は無敵であることは昔から変わらないだろう。