日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

「青山カレー工房」だより~試食会+看板&照明設置完了!

2011-06-16 | ビジネス
今日は予定通りプレオープン・イベント「地域試食会」と称して、先着100名様にカレーの無料配布をしました。

朝からあいにくの曇り空と時折の小雨でしたが、イベント開始の11時半にはすっかり上がって陽が射すほどに。事前告知は最小限でしたが、10人ほどが並んで待つという状況でイベントスタート。始まるとあれよあれよ、口コミやら通りがかりやらで、あっと言う間の100食で、約1時間弱で“完売”となりました。こちらの希望では、2時間ぐらいかけて皆さんとお話ししながらとか思っていたのですが、情報伝達の早さには驚かされました。それでも、待っている方々とけっこういろいろなお話が出来ました。その中で、当店の特徴やお店のコンセプトなど、皆さんけっこう関心を持って聞いていただくことができ(店舗内も見ていただきました)、かなりの手ごたえを感じることができました。

「本当にタダで良いんですか?」という声が随分聞かれました。確かに、オープン前に無料の試食配布なんてあまり聞きませんよね。これは当然、私なりのマーケティング戦略の一環でありまして、「青山カレー工房」のブランド構築を計画的に進めていくための重要なポイントでもあるのです。この辺の“タネ明かし”はまたそのうち、ステップをすすめてい中でご説明をしていくことにします。肝心の味の評価は如何?夕方店舗前の道行く人の話に耳をそばだてると、「ここで昼にカレー配ってたんだよ。すごくおいしかった!」と、たまたまいい反応を耳にすることができました。皆が皆、お口にあったかどうかは分かりませんが、いずれにしましても、新店舗の第一歩として地域の方々の嬉しそうな表情やお言葉に接することができて、本当によかったです。大収穫でした。

イベントと並行して本日は、お店の看板周りや店内のメニューボードの取り付けをしてもらいました。デザイナーさんが力を入れて考案してくれた素晴らしいサイン関係はじめとしたツール類は、取り付けてみて一層その良さが引きたちました。試食会と看板設置、今日はいいことがふたつ重なって、ものすごく得した気分です。また看板取り付け関係のスタッフの皆さんも、イベントの来店客対応にもご協力いただき盛り上げてもらったり本当にありがたいことでした。夕方、看板や外からも見えるメニューボードを取り付けが完了すると店舗のあまりにおしゃれな変貌ぶりに、試食会終了後も街の人が「お店の中を見たい」たずねてきたり、これまでにも増して足を止めて店舗に見入る人も増えました。「青山カレー工房」のメイン看板が取り付けられて、「へぇーカレー屋さんか楽しみだ」と言う声もけっこう聞こえてきました。これまたありがたいことです。

夕刻、照明にも灯が入ったので写真に収めてみました。右側が「青山カレー工房」、左側がランドリー。ランドリーの看板とカレー工房の間にカレー屋の「誘導看板」も入りまして、これが黒バックにカレーの写真も入っていてまたしてもなかなかいい感じの出来栄えなのです。この写真ではなんか飲み屋っぽく見えますが、実物はかなりシックでオシャレで送り手の“こだわり感”が目一杯伝わるいいお店であると自画自賛です。

明日から3日間でいよいよ細部の詰めをおこない、週明け20日にはオープンです。

「青山カレー工房」だより~明日はいよいよ「無料試食会」!

2011-06-15 | ビジネス
20日(月)に開店する「青山カレー工房」のプレオープンイベント「無料カレー試食会」が、いよいよ明日開催されます。

時間は11時半から。先着順で100食ご用意させていただきます。内容は、当店ベーシック・メニュー「青山カレー」のハーフサイズをお持ち帰り用パックにして配布します。「青山カレー」は厳選地鶏肉をじっくりと煮込んで、鶏肉の繊維がカレールーにバラバラになった状態でとけ込んでいるという当店こだわりカレーの基本形です。見た目は具が少ない感じでなんとなくさびしげなムードですが、販売用の1人前サイズですとジャガイモ少々と細々した肉もけっこうしっかり入っているのでそれなりのボリューム感を感じていただけると思っています。1人前サイズだと680円のメニューです。

せっかくなので当店のメニューラインアップを紹介をしておきます。
明日は登場しませんが、当店のイチオシは「青山野菜カレー」です。「青山カレー」と同じルーに、群馬県の契約農家直送の野菜を基本は7種類、毎日日替わりで召し上がっていただくメニューです。新鮮野菜のうまみを十分味わっていただきたいので、煮込むことなく軽く素揚げをして野菜のうまみを閉じ込めご飯の上に盛り付けて、お好みでカレーと一緒に召し上がっていただく形になります。最近、バーベキュー・タイプの炒め野菜をカレーに入れたカレーライスが都内のカレー専門店で人気なのですが、当店はとにかく採れたて直送野菜のうまみを活かしたいとごまかしのない調理法で勝負します。とにかくおいしいので、熊谷まで電車賃をかけて来ていただいても決して損のない自慢の一品です。6月20日のオープン日から登場しますので、しばしお待ち願います。1人前780円。

11時~14時限定のランチメニューも用意します。「青山ランチカレー」がそれです。これは、「青山カレー」のベーシックルーにその日その日の農家直送野菜で少しだけ彩ったサービスメニューです。550円です。店内でもランチサービスはありまして、カレーメニューにはすべてミニサラダが付きます。それとカレーライスメニューの辛さは注文時のお申し出で辛口にできます(明日の試食会は辛口対応はありません)。あと、ライスの大盛は時間帯に関係なく無料でサービスします。カレーメニューは以上です。

その他はパン類。カレーパンは大辛口と中辛があります。大辛口がこの夏話題の「日本一HOTな<熊谷かれーぱん>」です。とにかく辛いので心して食べてください。ただ味は保証します。当店のパン類はすべて手作りですから、辛いばかりでなく本当においしいです。中辛は「青山かれーぱん」。これも甘口ではなく、適度に辛みがあります。カレーパンは「揚げ」と「焼き」の2種類があります。他にパン類では当店自慢のあんパンもあります。「青山あんぱん」。これも「揚げ」と「焼き」です。以上のパンはすべて1個220円。さらに、「青山ホイップあんぱん」もご用意します。これは250円です。パン類はドリンクとのセットメニューがあって、パン1個+ドリンク=400円、パン2個+ドリンク=580円とかなりお得になっています。

話を戻して明日の「無料試食会」。あまり派手に事前告知はしていません。なぜなら、11時半のスタートでアッという間になくなってしまってはせっかく試食会を開催するのに我々が面白くないので、一度にワッと混まない程度が理想だからです。少しづつご来店の皆さまとコミュニケーションをさせていただきながら、皆さまのご要望をうかがったりして単なるPRだけでない有意義なイベントが開催ができればと思っています。「青山カレー工房」は、カレーで街おこしをしたい、そんな思いも店舗運営の根底にある店舗ですから。

今一度、店の所在地です。
「青山カレー工房」熊谷市銀座2-10-2アネックス銀座1階 ℡ 048-598-8091
JR熊谷駅の北口ロータリー(メインロータリー)を線路と平行の道をモール沿いに東京方面に戻ります。道の左手にセブンイレブンとミスタードーナッツがある交差点(ニットーモール)まで来たら、その2店舗の間の道に入ります(左折)。10メートル行くと、T字路右手角にお店があります。地元の名物居酒屋「秀萬」さんの向かいです。
では、明日の11時30分。私もお待ちしています。

「日本一HOTな<熊谷かれーぱん>」ニュースリリース実施!

2011-06-13 | ビジネス
弊社オリジナルのこの夏最大の話題商品「日本一HOTな<熊谷かれーぱん>」が、このたび熊谷市の「あついぞ!熊谷」冠エントリー事業認定商品となり、今月20日(月)より「青山カレー工房」で販売を開始する運びとなりましたので、本日地元記者クラブにてニュースリリース配布させていただきました。
暑い夏の熊谷に超HOTな“激辛の新名物誕生”です!

リリース文面は以下の通りです。なお試食会を兼ねた、複合ランドリー「青山カレー工房」のプレスプレビューを17日(金)に開催いたします。
メディアの皆様の取材をお待ちしております。

=以下リリース文面=

★「あついぞ!熊谷」冠エントリー事業「日本一HOTな<熊谷かれーぱん>」の販売開始について★

株式会社スタジオ02(本社:熊谷市銀座 社長:大関暁夫)では、6月20日(月)より、熊谷市の「あついぞ!熊谷」冠エントリー事業の認定商品「日本一HOTな<熊谷かれーぱん>」の販売を同日オープンの「青山カレー工房」(熊谷市銀座)で開始いたします。

「日本一HOTな<熊谷かれーぱん>」は、当社オリジナルの手作り大辛口カレーパンで、日本一暑い街熊谷の「HOT」と大辛口の「HOT」を掛けて地元熊谷を全国にPRする商品名にいたしました。ホテルパン用のパン生地を使用しひとつひとつ手作りで仕上げたカレー専門店がお届けする自信の高級カレーパンで、単に辛いだけではなく味わい深いカレールーを高級パン生地の中に閉じ込めたカレーマニアも納得のカレーパンです。

「日本一HOTな<熊谷かれーぱん>」は1個220円(消費税込)。(揚げタイプ)と(焼きタイプ)があります。また、辛口が苦手な方用の中辛「青山かれーパン」と「青山あんぱん」も同時に販売いたします。販売は、6月20日(月)熊谷市銀座にオープンするこだわりのカレー専門店「青山カレー工房」でおこないます。

「青山カレー工房」は株式会社スタジオ02が提唱する「HOTタウン熊谷~“カレーなる”街づくり」構想(※)の基盤拠点として、このたびオープンさせる“素材にこだわるカレー専門店”です。同店は、地域初のコインランドリーとの複合店舗でもあり、コインランドリーの待ち時間活用策としてご利用いただける、全く新しい発想のワンステップサービス拠点としても注目いただきたい店舗です。6月16日(木)11時30分から、「試食カレー100食無料配布」をプレオープン・イベントとして実施します。
(※)詳細は→ http://blog.goo.ne.jp/ozoz0930/e/f61a11dfc413835860584b79fa52d245

~「青山カレー工房」オープニング・プレスプレビューのお知らせ~
地域初の本格複合ランドリー店舗「青山カレー工房」では、オープンに先立つ6月17日(金)にプレスプレビューを開催させていただきます。当日は、「日本一HOTな<熊谷かれーぱん>」および“農家直送野菜カレー”等こだわりのカレーライスのご試食も用意させていただきますので、マスコミ各社の皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
日 時:平成23年6月17日(金) 11時30分~15時
(事前予約不要。ご都合のよいお時間にお越しください)
住 所:熊谷市銀座2-10-2アネックス銀座1階「ランドリープラス内 青山カレー工房」

★本件に関するご照会先★
株式会社スタジオ02 ℡048-580-7440  担当:大関 

以上

メリサ・マンチェスター、ビルボード公演

2011-06-12 | 洋楽
70年代に活躍したアメリカの女性シンガー・ソングライター、メリサ・マンチェスターがビルボード・ライブで来日公演を開催してくれました。BBLオフィシャル・ページ記載のセットリストは以下の通り(「ミッドナイト・ブルー」がないので私が見たのはちょっと違うみたいです)。

Billboard Live TOKYO 2011.6.7

1.Better Days & Happy Ending
2.Through The Eyes Of Love
3.Just Too Many People
4.Angels Dancing
5.Be My Baby
6.I Know Who I am
7.Come In From The Rain
8.Let's Face The Music And Dance
9.From This Moment On
10.Whenever I Call You Friend
11.You Should Hear How She Talks About You
12.Son Of A Preacher Man
13.Something Wonderful
14.Don't Cry Out Loud
-Encore-
15.Someday We'll All Be Free

メリサ・マンチェスターと言えば、私などは75年のアルバム「麗しのメリサ」とヒット曲「ミッドナイト・ブルー」「哀しみにさようなら(上記の3。当時のタイトルは「ニューヨークの谷間で」でした)」がすぐに頭に浮かんできます。一般には78年の大ヒット「あなたしか見えない(これも当時のタイトルは「哀しみは心に秘めて」でした)」で有名。ただし、日本ではリタ・クーリッジと伊東ゆかりのバージョンで売れたために、メリサの名前は意外に知られていないのかもしれません。その後では、ケニー・ロギンスと共作しケニーがなぜかメリサではなくスティーヴィー・ニックスとデュエットして大ヒットした「二人誓い(上記の10)」、80年代に突如ユーロ・ビートに乗せてヒットさせグラミー賞に輝いた「気になるふたり(上記の11)」などが、彼女の代表作です。

彼女を語る場合にはとにかく歌唱力でしょう。ベッド・ミドラーと彼女のバック・アップをしていたバリー・マニロウに見出され、プロの世界に出たと言う経歴からも、並みではない歌唱力がうかがい知れるところです。そんな彼女も御年59歳。でもその歌声は衰えるどころか長年のキャリアで円熟味を増し、本当に素晴らしいものでした。今回、彼女以外のメンバーはキーボード&ギターの男性とパーカッション&ボーカルの女性の2人だけといういわばアンプラグドな構成であり、彼女のボーカルの力量がもっとも問われる形でしたが、聞いている我々にごまかしの効かない状況下でまっすぐにその歌声が届いてきました。スティーヴィー・ワンダーに憧れてこの世界に入ったと言うだけあって、ところどころに黒っぽさをにじませつつも、時にしっとりと時にパワフルに1曲の中でも緩急をつけた絶妙のボーカル・テクニックには本当に魅せられてしまいました。

今回は本人のトークによれば、代表曲と最近曲をとりまぜたセットリスト。私は過去の曲しか知らないのですが、未知の曲も含めて全く違和感のないステージ構成でした。逆に「今でも変わらずいい曲をいい形でやっているのだな」と思わされ、むしろ最近の作品の方に関心を持たされたほどです。自信の持ち歌以外にも、ロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」なんてスペクター・サウンドの超有名曲を彼女なりの解釈で聞かせる場面もあり、長年この世界で生きてきたショーマンシップの一端にも触れた思いでした。毎度申しあげますが、アーティストのステージの善し悪しはやはり「現役感」に尽きると思います。ルックス的には、もちろん私が知る70年代のメリサとは随分と違ってはいましたが、その歌声やパフォーマンスにおいて「現役感」満載の素晴らしいステージであったと思います。
→今のルックスはこちら
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=7648&shop=1

個人的には、「哀しみにさようなら」のアンプラ・バージョンに鳥肌でした。なにしろこの曲、遠い昔にテレビで初めてメリサを見た時に魅せられた曲ですから。こうして35年以上の時を経てまさか生で、しかもあのサイズのハコで聴くとことができようとは・・・。ホントいい時代になったものだと思います。今の時代と長く「現役」を続けてくれているアーティストに感謝です。ただ余談で、少しばかり残念な話を。震災の影響で中止となる外タレ公演も多いのですが、ショックだったのは同じビルボードで5月半ばに予定されていたカーラ・ボノフとJDサウザーの共演が、4月半ば震災騒ぎが一段落した時点で中止になったこと。JDはその後8月の単独来日をすぐに再ブッキングしたので、カーラ・サイドの意向であるのは明らかです。理由は原発でしょう。誠に残念。どんな風評が「六本木でも日本に行くのは危険」と彼女を躊躇させたのか。国内ですら正確な情報が流されていない現状の問題の一端を、こんな形でも垣間見た気がしました。

予告 ~ 「青山カレー工房」近日OPEN!

2011-06-10 | ビジネス
突然ですが、弊社スタジオ02初の本格外食産業進出となる“こだわり素材のカレー専門店”「青山カレー工房」が、6月20日(月)熊谷市銀座にオープンします。

「青山カレー工房」は、スタジオ02が提唱する「HOTタウン熊谷~“カレーなる”街づくり」構想(詳細は下記ご参照ください)の基盤拠点として、このたびオープンさせる“素材にこだわるカレー専門店”です。宇都宮市が餃子で街おこしをしたように、“日本一暑い街”である熊谷を“カレーなる街”として全国的にブレイクさせようというのがそのコンセプトであります。現在大手を含めた各方面とのコラボレーションを折衝しつつ、行政への積極的な働きかけを試みて行きたいと思っています。そんな地域活性化策の発火点となるべき拠点が「青山カレー工房」なのです。「熊谷なのに、なぜ青山か?」って。それは1号店のシェフ兼店長が青山という苗字だからなのですが、何か?

当店に関する情報は、また追って当ブログにてお知らせいたします。
ちなみにプレオープン・イベントとして、16日(木)午前11時半より「地域試食会」を開催し、ハーフサイズの“こだわりのカレー”を先着100名様に無料でご試食いただく予定です。お近くの方はぜひ足をお運びくださいませ。

★「青山カレー工房」熊谷市銀座2-10-2アネックス銀座1階 ℡048-598-8091


=以下ご参考=

◆「HOTタウン熊谷~“カレーなる”街づくり」基本コンセプト◆

平成19年8月16日40.9°の日本最高気温を記録して以来、一躍“日本一暑い街”として全国区の知名度となった「熊谷」。コンサルティングを中心とした知的ビジネス集団スタジオ02は、地元「熊谷」を特徴的にイメージさせ単に暑いだけではない街づくりを実現する、新しいコンセプチュアルな街づくり戦略「HOTタウン熊谷~“カレーなる”街づくり」を提唱しています。

<コンセプトづくり主旨>
「熊谷」を一躍全国区の知名度にまで引き上げた「暑い」という特徴。「HOTタウン熊谷~“カレーなる”街づくり」構想では、「暑い」を「HOT(=「暑い」と同時に「辛い」の意もあり、また「ホッとする街」とも掛けられます)」と英語表記することで、“辛い食べ物”の代表である「カレー」を街づくりの基本に据えています。
HOTな熊谷を“辛い”で象徴的に表現する食べ物に「カレー」を選択した理由は、「カレー」がキムチに代表される辛子を塗した単に辛いだけでなく「独特の風味のある辛さ」が特徴の食べ物であり、またある意味「田舎的」でもあり「都会的」でもあり、「熊谷」が「単に暑いだけの街ではなく、荒川・利根川に挟まれた自然環境に恵まれながらかつ新幹線停車駅を擁する北関東随一の都会的な一面も持ち合わせている」ことを比喩的に知らしめるのにふさわしい食べ物であると考えるからです。
私どもスタジオ02は、「熊谷」の全国区の知名度を「食」でゆるぎないものにするコンセプトづくりには、独自の風味と刺激的な“HOTさ(辛さ)”を特徴とする「カレー」以上の食材はないと考えます。

<スタジオ02が提唱するコンセプトのPR展開案>
①何かひとつ特徴的なカレー風味の“HOTな”食べ物を創作し“新”熊谷名物とする
ex.熊谷発祥の、熊谷に来なければ本物は食べられないカレー風味地場メニューの開発。
ex.弊社が昨年11月のB級グルメ選手権に出品し決勝進出した「日本一HOTな<カレーなる熊谷きゃべろーる>」は、その候補作として考案し応募しました。
②地元の飲食店に呼び掛けて、地元飲食店はあらゆるメニューの「カレー味」を常備する(レシピは民間大手企業の協力を予定)
ex.例えば、ラーメン屋は「カレーラーメン」、中華食堂は「カレー餃子」「カレー・シューマイ」、ふらい焼きそば店は「カレーふらい」「カレー焼きそば」、居酒屋は「カレー鍋」、定食屋は「カレーとんかつ」「カレーからあげ」、洋食屋は「カレーハンバーグ」などなど、街をあげて「HOTタウン熊谷(“カレーなる”街づくり)」を形で示していく。
弊社取扱の「日本一HOTな<熊谷かれーぱん>」はその第一号オリジナル商品です。
③カレーの国「インド」の都市との姉妹提携を成立させ、マスメディアを使って各店舗の“HOTな”カレー風味メニューと「HOTタウン熊谷(“カレーなる”街づくり)」をPR。
ex.姉妹都市候補例:「カルカッタ」→「辛かった!」の印象づくりにピッタリ!

以上

★J-CAST~大関暁夫連載「営業は難しい~ココを直せばうまくいく!」またまた更新しました!
→ http://www.j-cast.com/kaisha/2011/06/09097988.html

銀座松坂屋再開発~「“丘”の上の愛」の行方

2011-06-08 | ニュース雑感
銀座松坂屋が取り壊され、周辺ブロックと共に再開発され銀座一の巨大商業施設が誕生する計画が本決まりになりそうである、という話を耳にしました。

銀座松坂屋と言えば、私が子供の頃昭和40年代は銀座で一番栄えたデパートでありました。当時は父が銀座で商売をしていた関係で、よく連れられて銀座に行ったもので、不二家のホットケーキと並んで、松坂屋の食堂のお子様ランチが子供時代の私の楽しみであったと記憶しています。当時松坂屋はものすごく繁盛していて、いつもいつも沢山の人でにぎわっていました。当時は地味な存在だった3丁目の松屋デパートはもとより、4丁目交差点の三越デパートよりも沢山の人でにぎわっていたのです。今ではとても信じられないでしょうが、売り場が広くて明るい印象の松坂屋は銀座一のデパート、まさしく“銀座の顔”だったのです。

中学高校時代は、学校帰りに「銀座NOW」の公開生放送を見に行ったり、YAHAMAホールに映画の試写会を見に行ったり、はたまたSONYビルや東芝銀座7で憧れの高級オーディオで音楽を聞いたり、銀座とは定期的なお付き合いをしてきましたが、その前を通るたびにだんだんだんだん古ぼけていく“お子様ランチ”の思い出が詰まった松坂屋を少しばかり寂しい気持ちで見続けていました。時は流れ、昭和末期から大改装で巻き返した松屋、岡田事件で一度は地に落ちたブランド力をティファニー誘致などで回復した三越、に大きく水を開けられて久しく、長引く“一人負け”状態の印象ばかりが色濃い今日この頃。フォーエバー21やラオックスの誘致により、老舗デパートのプライドもかなぐり捨ててテナント貸し業に転換をしていく様は、古くからの銀座ファンから見るとなんとも寂しい限りであるのです。

そして今般の再開発。聞けば森ビルとの共同事業であるとか。実に心配です。森ビルと言えば、ヒルズ開発。六本木ヒルズに表参道ヒルズ。成金趣味のバブリーな開発コンセプトは銀座にマッチするとは思えません。「再開発ビルに松坂屋の出店は未定」というのですから、大正13年から続く“銀座の魂”が売り渡されてしまうのではないかとも・・・。「ヒルズ=丘」で思い出す浜田省吾の名曲「丘の上の愛」。「♪丘の上に住む誰かの氷のような腕に抱かれて未来を、手に入れた愛と引き換えに・・・」。「ヒルズ=丘(の上の住人)」は、カネで人の心までも買いあさる金持ちの象徴なのです。森ビルという“丘の上の金持ち”に魂を売り渡した松坂屋、という絵に見えてしまうのは私だけでしょうか。

松坂屋は名古屋に本店を持つ三河商人の出ですが、銀座松坂屋は古き良き銀座の心を今に伝える東京を代表するデパートです。再開発による銀座の活性化に異論はありませんが、銀座ファンの気持ちを踏みにじるようなことだけはして欲しくない。少なくとも「銀座ヒルズ」などというべっ甲メガネに金歯を輝かせて笑うカネ持ちを連想させるようなヒルズシリーズだけはご勘弁いただきたい訳です(なんでも、当初計画は六本木ヒルズを思わせる超高層ビル計画だったのを、地元に猛反発されて白紙撤回したそうですから、ますます不安です)。森ビルさん、お願いだから松坂屋を“丘に上”に連れていくような真似だけはしないでいただきたい。子供時代からの一銀座ファンの切なる思いです。

★J-CAST~大関暁夫連載「営業は難しい~ココを直せばうまくいく!」またまた更新しました!
→http://www.j-cast.com/kaisha/column/kokonao/index.php

私の名盤コレクション6 ~ Down On The Farm/Little Feat

2011-06-05 | 洋楽
★Down On The Farm/Little Feat 

1. Down On The Farm
2. Six Feet Of Snow
3. Perfect Imperfection
4. Kokomo
5. Be One Now
6. Straight From The Heart
7. Front Page News
8. Wake Up Dreaming
9. Feel The Groove

私は74年にジョン・セバスチャンの「Tazana Kid」でローウェル・ジョージを知り、75年友人とのレコード交換で手に入れた「ディキシー・チキン」で彼のバンドであるリトル・フィートのファンになり、78年に生フィートを見て感動にうち震えました。そして79年は、フィート・ファンにとって決して忘れることのない悲しい年となりました。その年の春、リトル・フィートが解散宣言をしたとラジオで耳にし、ほぼ同時にローウェル・ジョージがソロ・アルバムを発表。フィートのラスト・アルバムが出るかもとの話を聞いた矢先の6月29日、彼の訃報が飛び込んできました。それがリアルタイムだったのか記憶は定かでありませんが、ショッキングであったことはこの上なし。前年78年9月にはザ・フーのキース・ムーンが逝ったばかり。共に遠因はドラッグ過多。当時はまだそんなミュージシャンの生き様が当たり前の時代でしたから、彼らの死は我々ロック・フリークにとってある種“英雄の戦死”的な捉え方をしていたようにも思います。

フィートのラスト・アルバムとして本作がリリースされたのはその死の4カ月後、79年10月でした。一般的に評価の高い前々作「ラスト・レコード・アルバム」や前作「タイム・ラブズ・ア・ヒーロー」における、ローウェルの存在感の低下とフュージョン路線への移行は、ローウェル・ファンの私には決して喜ばしいことではなく、なんとも食い足りなさを感じていたのです。そして、大きな期待感はなかったものの、追悼盤と帯に記された本作に針を落とした時にはあのローウェルのフィートが帰ってきたと妙な安心感を覚えたものです。このアルバムにおいて前2作で色濃くなってきたフュージョン性は薄く、恐らく残されたメンバーたちが残されたセッション音源を仕上げるに際して、誰の異論をはさむ余地もなく無言のうちにローウェル色に染められた作品づくりに至ったのだろうと思うのです。

タイトルの「Down On The Farm」って「農場に帰ろうぜ!」って話で、まさしく前2作がビル・ペインやポール・バレル主導でやや都会的になってきことからローウェル路線への回帰を謳っているようにも思えるのです。タイトル曲は、まるでローウェルとバンドの結末を予知して書かれたかのようでもあり、かえって皮肉な印象が漂います。そもそもリトル・フィートはザ・バンドの後継バンド的に捉えられる部分も多く、南部の泥臭いスワンプ臭漂う独自のグルーブこそが彼らの真骨頂であったはず。後期のフュージョン方向への音楽的発展は音楽界への影響も含めて専門家的には高い評価が得られるのでしょうが、やはりフィートは泥臭くあって欲しいのです。再結成フィートが88年に「レット・イット・ロール」で登場した時歓喜したものの、このアルバムと聞き比べてその物足りなさに寂しさを覚えたのも事実。このアルバムの世間一般での評価がいかに低くとも、個人的には追悼の意も含め決して忘れ得ぬまさに「私の名盤」であるのです。何よりフィートらしい演奏は1.「Down On The Farm」、最もローウェルらしいのは4.「Kokomo」。ジャケット裏の「Produced By Lowell George・・・With A Little Help From His Friends」の表記が泣かせます。

余談として、ジャケットデザインがまた秀逸です。例によって今は亡きネオン・パークのイラストですが、ジャケット的にはこれが最高傑作ではないかなと。彼の独特のイラストもまた、フィートとローウェルのブランドづくりに一役買っていました。本作は数ある洋楽の名ジャケットの中でも、個人的には確実に5本指に入る“名盤”です。本作はオールスタッフが渾身の想いをこめて作り上げた、ローウェル追悼の記念碑なのです。

安田記念

2011-06-04 | 競馬
春のGⅠ東のフィナーレはマイル戦の安田記念です。

人気は前走で同じ東京マイルで年度代表馬ブエナビスタを撃破した紅一点⑧アパパネ。今回は牡馬との力比べということになり、底力を求められる東京のマイル戦だけにやや微妙な感じもします。昨年の秋の勢いを感じない⑬ダノンヨーヨー、昨秋のマイル王者⑰エイシンフォワードは左回りが苦手と有力どころに気になるマイナス点があり、波乱の予感もする春GⅠシリーズ東のフィナーレです。

東京コースでのマイル以上牡馬混合GⅠ実績でみると、なんと⑯ジョーカプチーノのNHKマイル勝利と③スマイルジャック、⑱リーチザクラウンのダービー2着のみ。リーチのダービーは不良馬場でのものなのでこれを除外すると、残るは③⑯。共に単騎逃げが見込まれるシルポートを早めに捉える先行抜け出し型であり、展開的にも絶好です。

と言う訳で本線は、
★③-⑯の馬連・ワイド。
加えて年度代表馬に勝った⑧アパパネに敬意を表し、
★③-⑧、⑧-⑯の馬連。
さらに、穴は4キロの斤量差なら面白いグランプリボスと同等評価NHKマイル3着の3歳馬⑭リアルインパクトで、
★③-⑭、⑭-⑯のワイド。

以上。

「愚」「愚ER」「愚EST」

2011-06-03 | ニュース雑感
内閣不信任案を巡る政局のゴタゴタ、見ている国民は呆れ顔と言った感じでしょうか。自民党も、民主党の反首相グループも、当の首相も、皆「国民のためを思って」との大義名分を掲げて、それぞれが「今の政権に不信任案を突き付ける」「首相に代わってもらわなければ、事態は打開できない」「責任をもって、震災対応にあたる」との主張を展開し今回のゴタゴタに至りました。本当に「国民のため」だったのでしょうか。末端の一国民である私からみれば、どれも「国民のため」なんかではなく単なる自己利益誘導にすぎない「愚(おろか)」の典型であったとしか思えません。

まず「愚」なのは自民党。震災復興優先の今の日本においてなぜ内閣不信任案なのか、もっともっと政権と膝を詰めた話し合いができなかったのでしょうか。連立の良否は別問題として、震災対応に関しては誰もが未体験の難問な訳ですから、相手を責める材料とするのではなくもっと話し合いによる協力姿勢を明確に示す必要があったのではないでしょうか。杓子定規なやりとりに終始したり、原発問題も含めて一方的に問題の責任追及を繰り返すことが、今の筆頭野党に求められる姿勢ではないと思うのですがいかがでしょう。内閣不信任案の提出は、言ってみればコミュニケーションの放棄です。震災対応を最優先すべき局面での与野党間における筆頭野党からのコミュニケーション放棄は、“被災地切り捨て”ともとれる愚行です。情けない。本当に悲しくなるようなやり方であると思います。

民主党に至っては比較級の「愚」(愚ER~“おろかー”ですな)です。同じ政党の中、しかも政権を担っている政党の内部での足の引っ張り合いを、対話ではなく議場と言う公の場で上記の野党が放った“被災地切り捨て”の愚策に便乗しての権力闘争ですから、もうこれに関してはもはやコメントする言葉もないです。なぜもっとコミュニケートできないのか、同じ政党の中にあって、同志として政権を奪取し国民を幸福な生活に導くべき責任を負った人たちでありながら、です。本当に無責任極まりない。政権政党の中にあって、問題を党内の対話によって解決をすることができずに、国会の議場で他の政党の力を借りた多数決の論理で相手方を否定しようなんぞと言うのは、政治家としてその使命を捨てたも同然であると思います。一時でも不信任案への賛成姿勢を示していた民主党議員は、政治家としてあるべきコミュニケーション能力の著しき欠如に対して猛省すべきであると思います。

さらに火種の大元である管直人首相は最上級の「愚」(愚EST~“おろけすと”?)でしょう。あなたは日本国の中心人物であり、民主党の党首でもある訳です。あなたが積極的な対話を仕掛けていかないから、あらゆる政治的利害関係人たちは杓子定規な対応をするような愚行に走ってしまったのです。愚行に走る方も悪いが、原因をつくりすべての責任者であるあなたのコミュニケーション不足という愚行が何より一番悪い。党内も、野党とも話し合って、話し合って、話し合って…、相手が話し合いの場に出てこなくとも我慢強く対話を呼び掛け、それでも出てこないなら世論を引き込んででも対話に引っ張り出す、そのぐらいのコミュニケーション・リーダーシップがなくて一国の首相が務まる訳がないでしょう。あなたが聖人の如く飛びぬけて優秀なリーダーであるのならともかく、むしろ他よりも劣っているのですから。最後の最後はその場しのぎの自己延命策で、期限も設けない口約束ですから、どこまで「愚EST」であるのか。涙が出るほど情けないリーダーにこの国を任せてしまったものです。

とにかく、非常事態にあっても実のある対話一つできずに物事を数の論理でしか推し進めることができない日本の政治水準の低さを、世界に明らかにしてしまったようなものです。日本国民として恥ずかしい限りです。世界の国々の人たちは、未曽有の大災害からの早期復興に動き出しているハズの日本で起きている、政治的混乱をどう見るでしょう。なぜこうなるのか、ソロバン勘定は得意でもコミュニケーション能力が著しく低い国民性なのかと、軽蔑のまなざしを向けることもあるのではないでしょうか。与党も野党も今のこの環境下において、自分たちがしてきたことは国辱につながる由々しき愚行であると認識をした上で、とにかく杓子定規ではない膝を詰めた人と人との対話を繰り返し、一体感を持って国家的難局を乗り越えていく道を切り開いて欲しいと思います。とにかく話し合え、と私は言いたい。

再会

2011-06-01 | その他あれこれ
実は報告漏れが1件あります。正確には“漏れ”ではなくて、あまりに楽しい出来事で密かに一人で味わっていたい気分から、ちょっと書くのをケチっていたのです。

以前当ブログで10本ほど取り上げ、その行方を捜していた私の中学時代の同級生で“魂の師”Mクン。遂に消息が判明し、ちょうど1カ月前5月1日にお目にかかったのです。何年ぶり?最後に渋谷で会ったのがいつのことか正確には覚えていないのですが、少なくとも35年ぶりは確実です。「Mクン」となっているのは、ご本人から「名前を出すのは恥ずかしいからやめておくれ」というお申し出をいただきました故。過去の「たずね人」の記載も削除させていただきました(一部削除漏れがあるかもしれません)。念願の再会、ホント嬉しかったです。

そもそも4月の半ば頃だったでしょうか、彼から突然メールをいただきました。それがまた怪しいメールでして。「久しぶり!」でもなければ「ご無沙汰!」でもない。「ひょんなことから、ブログを読まさせていただきました。よかったらお時間のある時に連絡ください」という、実に“出会い系的”な書きだし。「怪しい~」。事務所でもスタッフに「どう思うこれ?」「怪しいですよぉ」というやりとり。闇風俗の“釣りメール”じゃないかという感じで、返事すらやめようかという状況でした。でも、登場を切望していた“待ち人”ですから、もしかして本物かもとの一縷の望みに賭けて「何か本物の証拠を提示願いたい」と返信。すると、来ました。「当時クィーンのファンだったよね、クィーンはジミヘンを崇拝しているんだとか君は言ってたよ」、いゃーこれ確実に本物だよと、メールを読みながらドキドキしちゃいました。

なんでも、彼が知るとある都内のロックバーのマスターが、私のブログを見て「ネットであんたのこと探している人いるみたいだよ」って教えてくれたらしいのです。ネットの広がりって素晴らしいですね。そのマスターにも感謝。いずれ二人でお礼かたがた飲みに行かなくちゃです。で、2、3回緊張のメール交換の後、いよいよ再会とあいなりました。それがちょうど1カ月前、ゴールデンウィーク最中の5月1日日曜日、雨の夜の丸の内でお目にかかった訳です。第一印象、歳はとっても顔の特徴は変わらないよね、って感じ。お互い髪は薄くなりましたがね(奴め「お前の方が俺より、ピート・タウンゼントだな」と開口一番、言ってくれちゃいました)。性格はもっと変わらない。35年前の会話がそのまま蘇ってくるようでした。「俺はやりたくない仕事はしないんだ」と、“やりたくない勉強をしなかったあの頃”と全然変わらないじゃんそこ。ロックな人生だよね。素晴らしき自由人でした。

当日仕入れた彼らしい新ネタをひとつ。
M「お前、ipodに8000曲?何それ?」
私「便利だよ。ほとんどの所有音源持ち歩いて、いつでもどこでも聞きたい音楽が聞きたいときに聞けるんだぜ」
M「何言っちゃってんのよ。そんなの堕落だろ。アーティストの作った形のままで聞かなきゃダメだよ」
私「俺もさ、2年ぐらい前まで音楽ソフトは丸くなくちゃとか言ってさ、けっこうCDとMDに固執してだけどね」
M「CD、MDだって論外だぜ」
私「えっ?・・・」
M「当たり前じゃん、レコードですよレコード。アーティストが思いを込めて作った通りのA面B面の構成で、盤を裏返しながら電子的じゃない温もりある音で聞くのが正しいんだよ」
私「じゃ何、CDも聞かないの?」
M「当たり前だろ」
私「だけどそれじゃさ、最近よくあるCDの名盤復刻の2枚組デラックス・バージョンとかの、未発表音源やら別バージョンやらは聞けないよね?」
M「そういう歴史を変えちゃうような代物は認めちゃダメだよ」
私「・・・」

徹底してますよ、ホント。素晴らしい。いまだに「ザ・フー命」だそうで、それも嬉しいですね。私にフーをはじめいろいろなことを教えてくれた“師”が、「そんなもん、今時聞くわけないだろ」とか言われた日には、悲しいことこの上ないですからね(他ではよくあるんですよこの手の話。「まだそんなもん聞いてるの?」とか言われちゃうとホント、ガッカリです)。さすが、我が“師”に裏切りなしです。ありがとうございます。なんでもフーの武道館には、奥様とご子息とご家族総出で行かれたとか(ロックライブ初体験の奥様は、ピクニック気分でお弁当を作ってくれたそうです)。変わらぬ先に幸せな生活あるってのは、実に素晴らしいことじゃないですか。話の合間合間に見せてくれる幸せそうな表情が、一緒にいてとてもうれしかったですよ。

あっという間の約4時間、ワイン2本が軽く空き(ものすごいヴィンテージものを用意してくれて、これも感激でした)、でも全然話し足りなかったですね。「続きはまた近いうちに」と約して別れました。思いがけない友との再会って本当にいいですね。感謝です。ひょんなことで再び紡がれた人と人との縁ですから、本当に大切にしていきたいですね。お互いここまで良い歳の取り方ができていてよかったなと心底思いました。

※彼の名誉のために1件訂正。以前ブログでMクンが英語が苦手だったからジョン・セバスチャンの「タザナ・キッド」を「ターザン・キッド」と呼んでいたと書いたのは、私の間違えのようでした。彼の発音が良くて、私が聞き間違えたようです。「確かに英語は苦手だったけど、そんな間違えはしない!」そうです。お詫びして訂正します。

※※以前書いた彼に連れられて行った青山のレコード店が、伝説の初代「パイドパイパー・ハウス」であったと判明しました。そんなわけで初代店長岩永正敏さんの廃刊本を手に入れて読み、昭和のレコ屋事情を書いた次第です。
→http://blog.goo.ne.jp/ozoz0930/e/0cfd301128de6620e2145e9986b36480

★J-CAST~大関暁夫連載「営業は難しい~ココを直せばうまくいく!」またまた更新しました!
→http://www.j-cast.com/kaisha/2011/05/30096840.html