日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

<音楽夜話>変わらぬ歌声と“スーツ&スニーカー”のライブ

2008-05-04 | 洋楽
スティーブン・ビショップを、ゴールデン・ウィークに入った29日に、我がフランチャイズの六本木「ビルボード・ライブ」で見て参りました。

「もしかして、今日は俺って若手?」って感じで、年齢層はやや高め。祝日ということもあってか、仕事帰りのサラリーマン風の姿はほとんどなく、それも落ち着いた雰囲気作りに一役買ったようでした。

今回のライブは、2月にリリースされたボサノバ・アルバム「ロマンス・イン・リオ」のプロモーション・ライブと思いきや、なんとそうではありませんでした。ステージ上にドーンとキーボード、彼のアコースティック・ギターとバックメンのキーボードによる“二人旅”。「ギター×2+パーカッション=ボサノバ」を想像していただけに、先日のトッド・ラングレンの時もそうでしたが、ステージ上のセッティングを見て、またまた「えっ、そうなの?」状態だったわけです。

な訳で、ボサノバ・ライブではありませんでしたが、そうは言ってもいかにもスティーブン・ビショップというギター+キーボードのアコースティックなステージ。どちらかと言うと、キャロル・キングのリビングルーム・ツアーとも相通ずる、実にアトホームな雰囲気のゴールデン・ウィークらしいくつろいだライブでした。

曲は代表曲と、新作から少々という取り合わせ。映画「トッツィー」のテーマ「君に想いを」や同じく映画「ホワイト・ナイツ」からの「セパレート・ライブス」などでは、十分に“ミスター・ロマンティック”を堪能させてくれました。曲間では、日本語も交えながら実に明るく楽しいノリでしゃべりも入れるなど、どちらかといえば物静かな印象の曲調とはまったく異なるキャラクターに、少々驚かされもしました。

何といっても、感心したのは高音の伸びが30年前とほとんどお変わりないこと。体はかなりメタボでしたが歌はなかなか達者で、相当歌い続けていないとああはいかないだろうなぁ、と思わされるほど見事な歌いっぷりでありました。

アンコール含めて全18曲。最後はとっておきの2曲、オリジナル・バージョンともボサノバ・アレンジとも違う「雨の日の恋」で明るく盛り上げて、「オン・アンド・オン」でしっとりと締める憎い構成(その後アンコール2曲あり)。代表曲を変わらぬ歌声で堪能できて、ファンにとっては十分満足のいくライブだったと思います。

私が何よりうれしかったのは、彼のファッションです。デビュー作「ケアレス」の裏ジャケット、スーツ姿で寝転がる彼の足もとがスニーカーで、ビリー・ジョエルと同じ「ジャケットORスーツにスニーカー」というスタイルに、アメリカっぽさを感じて憧れて真似していた20数年前の私。30年後の彼は、やはりスーツ&ネクタイに、足元はしっかりスニーカーでした。

歌声だけではなく変わらぬファッション・スタイルが、彼の普遍の“やさしい”音楽姿勢を象徴しているようで、これを見れただけで、個人的には「変わらぬ70年代をありがとう!」と言いたい気分でしたね。

天皇賞春

2008-05-04 | 競馬
春天です。

人気は昨年の菊花賞馬アサクサキングスと、昨年のこのレースの勝ち馬メイショウサムソン。

アサキンは残念ながらテレビ東京原の本命につき消し。よくて3着まで?サムソンは馬はともかく、このところの武豊の不振が気になります。

展開のカギは横山④ホクトスルタンの単騎逃げ。単騎の横山は大逃げをうつ可能性が高く、有力馬の仕掛けどころが難しいレースになりそうです。

大逃げでハイペースなら、ステイヤー資質が問われるレースとなります。スタミナ比べなら、前走阪神大賞典1~3着組⑩ポップロック、⑫アイポッパー、⑭アドマイヤジュピタ。3頭のワイドBOXは旨味ありです。

さらに04年イングランディーレの再現警戒で、④の逃げ残りは注。有力馬へワイドも抑えたいです。

大好きな7ドリームパスポートですが、完全復調はまだ先とみて、ここで人気を落としてもらい、宝塚で狙いたいですね。