日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

2008年 新年に際して

2008-01-01 | その他あれこれ
2008年、新しい年を迎えました。
個人的には喪中なので、新年のご挨拶は省かせていただきます。

さっそくですが、新年に際して今年やりたいことなどを少々。

1.外食分野ビジネスの本格スタートを

すでに昨年の段階でいろいろとプランニングをしてきていますが、今年はいよいよ形にしていく年にしたいと思っています。当然「出店」というものが当面の第一目標ですね。消費者と向き合い、消費者の方々に喜んでいただくこと、それを「食」の世界で展開をしたいということは、私自身の以前からの目標のひとつでもあります。

「食」の世界で金儲け主義はいけません。食品偽装のような問題に必ず陥ることになります。焦らずにじっくりと、「本物」を確実に分かる人たちに伝えていくことに心を砕いていければと思います。


2.ネットを活用して、バーチャルとリアルのマーケティングミクスの検討を

自分のビジネスモデルの中で、現時点まではWEBの活用はあまり検討をしてきていませんでした。理由はふたつ。ひとつは、自分のビジネスを「まずリアルありき」と考えてきたこと。いまひとつは、「WEBの世界の力や可能性が、話では沢山聞いていたものの、今ひとつ実感として見えていなかった」ことです。

前者に関しては、いろいろ学ぶ中でリアルとバーチャルは並行して進めることでもよい、との方向転換が自分の中でできつつあります。後者については、それを実感する目的もあってブログをはじめてみた訳で、徐々にいろいろなことが分かってきました。

バーチャルに頼りすぎることは、決して得策ではないと今でも思っていますが、リアルとの相乗効果というものは、使い方によっていろいろあるのではないかと考えています。既存のやり方を借りるのは面白くないので、弊社オリジナルのWEB活用をいろいろ考える年にしたいと思っています。


3.コンプライアンス経営に関する啓蒙や教育に資する活動を

昨年の食品偽装事件やNOVAの倒産事件や日航の組合員告訴等に代表されるように、企業の不祥事は後を絶たないのが実情です。原因を考えるに、経営者や管理者にコンプライアンス意識があったら未然に防げていたであろうものばかりです。

今や企業経営にとって、その規模に係わらず、コンプライアンスは最重要項目であると言ってまちがいありません。それでもなお、古い常識のまま、危険な経営や指導を続ける経営者、管理者が多く存在します。いまだに多く存在するからこそ、コンプライアンス違反の不祥事件が後を絶たないのです。

企業コンサルタントの立場で、様々な企業の実態を見るにつけ、同じ過ちを犯させないために微力ながら何かができないものか、と心から思っています。
現状ではノーアイデアですが、教育機関、官公庁、出版、マスコミ等言論機関、あるいはネットに係わる企業や個人の方々の力を借りつつ何かできないか、考え行動をしていく年にしたいと思っています。


とりあえず、新年を迎えるにあたって3点、やりたいことを掲げてみました。
細かいことを言えば、ランドリープラスの次の店舗展開をどうするかとか、代理店ビジネスの強化策をどうしたいとか、足元にはいろいろあるにはあるのですが、まぁ新年ですからなるべく風呂敷は大きめに広げたほうがよろしいかと思い、こんな感じにしてみました。

弊社ビジネスに関係の皆さま、現時点で無関係の皆さま、本年もよろしくご指導、ご協力のほどよろしくお願いいたします。