時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

気温100度

2007年08月24日 | Bloomingtonにて
ついに夏休みも終わり、来週2007年秋学期が開始。昨日(22日・水曜)は入学式のようなものがあり、寮に戻ってくる学生もいて大学周辺はどこも大渋滞。市バスは予告もせず適当に迂回する、時間通りにまったく来ない。夏の間がらーんとしていたアパートも車でいっぱい。

昨晩、Bloomington Worldwide Friendshipというプログラムの紹介で知り合い、一年お付き合いが続いているMirerさん一家が、夏の旅行等から戻った私を食事に誘ってくれて、2ヶ月ぶりに再会。学校には行かず、Home-schoolで教育していた上の男の子はこの8月から高校、下の女の子もPre-school(幼稚園みたいなものだと)に通いだしました。

食事のときに聞いた話。夏の間ふだん通う教会が休みだったので、教義がほとんど同じ別の教会に子供さんを連れて行っていたら、そこで別の家族と親しくなった。で、職業を聞いてみるとインディアナ大の言語学科の教員だという。え、もしかしてKenjiを知りません? と聞くと、その人はわが師匠De Jong先生だったとのこと。Bloomingtonの世間はかなり狭いようで、こういうふうに人がつながることが少なくありません。

Mirerさんちのお嬢さんは手足が一目でわかるほど長くなり、小児の体型じゃなくなってました。2ヶ月ってこれほどの変化が可能なのかと驚嘆。別の知り合いのお子さんも這い這いを始めたとのこと。母国へ、新たな留学先へ、就職先へ、と去っていく知り合いもいて、物事は動いているのだと思い知らされます。振り返って自分がこの2ヶ月何をしたか考えると情けないものが。気を引き締め直して前進しないと。

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いまアメリカは、中西部を中心に1世紀に一度、という洪水に見舞われてるらしいんですが、そのゾーンからちょっと南にずれたBloomingtonは「10年に一度」という猛暑。今日はついに出た100F(≒38℃)。99度とするサイトもありましたが、ともあれ日本でもめったに体験したことのない気温。F(華氏)100度は、体温の高いアメリカ人にとっても体温以上で、非常に危険という認識らしい。砂漠の中にあるPhoenixみたいな、よほど暑いことで知られている場所以外ではあまり見ない気がします。

ということでいちばん暑い夕方にアパートのプールへ。プールは住人獲得要件の一つらしく、大きなアパート群なら当然あるみたい。行ってみると、こんな暑い日に、10人近くいるのに、写真のとおりプールの中には一人もいない。たまにちょっと水に漬かってはすぐ上がってプールサイドで陽に当たる。アジア系、中東系の住人も多いうちのアパートですが、わざわざプールに来て、でも外にいるという、(私から見て)奇異なことをするのは圧倒的にヨーロッパ系のアメリカ人。泳いでるのは私だけ、というケースがとても多い(他のアジア系の人もたいてい来たら泳ぐ)。あんたら俺たちよりメラニン色素少ないのにそんなことしたら、皮膚ガンになっちゃうぞ、と思うんですが、やりたいらしいです。

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