ぜんきちの365日

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「春夏冬二升五合」何と読む?

2016-10-20 09:30:22 | 日記
入れ物の中に入る分量(容積)を量るときの単位はリットルですが昔は、升・合・斗を使いました。1升は10合で、約1・8リットル
1斗の10ぶんの1です。今もご飯を炊く量は「合」が使われます。くらしのページの料理コーナーでご飯ものを取り上げるときの材料には
「4人分 米2合」のように書かれています。お酒の一升瓶、業務用の油を入れる一斗缶など、升・合・斗・はまだ生活の中に生きているのです。北斗7星の「斗」はひしゃくの事です。北の空にひしゃくの形で連なっています。「升」「ます」と訓読みして、量るための容器を指します。桝形(四角い形)の見物席を升席と言いますね。さて、クイズをひとつ。ある店の前に「春夏冬2升5合」と書かれてた看板が出ていました。何と読むでしょうか。「春夏冬」で秋がありません。「秋がない」=あきない」で「商い(商売)」。「一升」を「ます」と呼んで、それが二つで「ますます」。「5合」は一升の「半分」だから「半升」(はんじょう)。続けて読めば「商いますます繫盛」という言葉遊びです。では、「一斗二升五合」なら?「一斗」は五升の倍、つまり、「ごしょうばい」。「ご商売ますます繁盛」でした。お付き合い有難うございました。

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