ぶらぶら人生

心の呟き

精一杯、涼やかに

2015-08-09 | 身辺雑記
 連日の猛暑に、庭は乾燥しきっている。
 
 日に日に、背丈を伸ばしながら、高砂百合は生気のない蕾をつけて、庭のあちこちに立っていた。
 哀れな姿で。
 開花は無理だろうと思っていたのに、今夕、二つの花が、涼やかに咲いた。

 猛暑を堪え忍んで生きているのは、私ばかりではない。
 百合も精一杯、辛抱強く命を育み、開花に至ったに違いない。

 かそけき風の音に、秋近しと感じつつ、花を愛でた。


          

  


 シロシキブのたわんだ枝に、蝉の抜け殻があるのに気づいた。
 どんなプロセスを経て、この枝にたどり着き、脱皮したのだろう?
 殻は、小型である。
 クマゼミやアブラゼミではないだろう。

 昆虫図鑑で調べてみた。
 が、違いが分かりにくい。
 ヒグラシ? あるいはツクツクボウシ?

                      
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