ぶらぶら人生

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一泊二日 周遊の旅 6 (「奥田元宋 小由女美術館」再び)

2009-05-28 | 旅日記
 三次に一泊した翌朝、タクシーで、「奥田元宋 小由女美術館」へ行った。
 同美術館は、2006年4月15日の会館である。
 それを記念して、最初の美術展が開催された。
 そのとき、出かけて以来である。
 今、記録を確かめてみると、友人の車で訪れたのは、6月13日であった。
 通常は非公開の、京都・銀閣寺の襖絵(奥田元宋作)が、期間限定で特別展示されており、その最終日に当たっていた。運のいいめぐり合わせであった。
 奥田小由女が、亡き夫を偲びながら、二人の来し方を書かれた本『淡雪の庭』を求め、作者のサインをもらったりもした。
 
 今回は、<女流作家巨匠展>(奥田小由女文化功労者顕彰記念)の最終日であった。この度も、運のいいめぐり合わせであった。

 女流作家の巨匠とは、
   日本画家の上村松園・小倉遊亀・片岡球子・秋野不矩
   油彩画の三岸節子
   人形作品の奥田小由女
 以上の6人である。

 片岡球子は、先日、岡山県立美術館で見てきたばかりであるが、そのときには展示されていなかった作品を、ここでまた鑑賞することができた。
 知名度の高い作家6人の作品は、それぞれの個性を楽しめる展示となっていた。広い空間をゆったり使って。

 常設館の展示も見てきた。
 奥田元宋と小由女夫妻の作品の数々は、会館記念の折にも、展示してあった作品であろう。
 <元宋の赤>といわれる独特な色彩や月のある風景などに、再びめぐり合うことができた。
 奥田小由女の人形の数々にも再会した。
 巨匠展に出品されたものにあわせ、数多くの作品に出合うことになった。

 夫妻の、芸術家としてはの道は異なるけれど、一つの美術館に、二人の魂が芸術作品という形で、永遠に生き続けるのだから、随分幸せなことである。

 写真①は、メインエントランス横のシンボルツリー、いろはもみじである。
 この美術館は、<日本で一番、月が美しく見える美術館>と宣伝されている。
 奥田元宋の作品には月が多く描かれており、死去の日も、満月であったとか。
 小由女の亡き夫に捧げられた作品も、「月の別れ」と題されている。
 写真②の、美術館の池に映る月は、さながら自然の芸術としての趣を呈するに違いない。

 11時半にタクシーを呼んでいたので、お茶をいただいている暇はなく、レストランに入って、コーヒーを頼んだ。
 窓から見える風景がいい。
 テラスに出てみると、美術館の屋根が見えた。(写真③)
 帰宅後、パソコンで知ったことだが、設計者は柳澤孝彦(1935~)とのこと。
 <常設展示棟のゆるやかなカーブは中国山脈のなだらかな山容を表現した>と、設計者の意図が記してあった。自然との調和を考えて設計されたのであろう。

 写真④は、美術館の茶室である。
 以前訪れたときには、そこで友人とお茶をいただいた。思い出は懐かしい。
 茶室に坐っているときには、外観を知る由もなかった。が、テラスからは、その全容を眺めることができたのだった。
 レストランを出て、タクシー乗り場に引き返そうとしたとき、右手に歩道橋が見えた。(写真⑤)
 前回、駐車場から館内に入るときに渡った橋である。 

      ①

                 ②

      ③

                 ④

      ⑤
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