ぶらぶら人生

心の呟き

「寄」の読み

2019-02-04 | 身辺雑記
 今日の「天声人語」を読んでいて、地名に「寄」[やどりき]というのがあることを知った。
 神奈川松田町の地区名で、2万本の臘梅が咲きほこる町だという。
 寄中学校の生徒が卒業の記念樹として250本の苗を植えたのが始まりで、その後、地元の森林組合のメンバーが、荒れ放題だった畑を再開墾して、苦労の末、『寄[やどりき]ロウバイ園』が完成したという。(維持のためには、絶えず手入れが必要であろう。)
 花の時期には、2万人の観光客があるようだ。

 「寄」という地名を知って少々賢くなり、普通の梅園とは異なる、見事な臘梅園を想像しながら楽しんだ。
 梅園はかなり見てきたが、臘梅園には今まで縁がなく、ご縁のないまま、人生を終えることになるのだろう。(来春、今年くらいの体調なら、臘梅園に行けなくはない?)

 <やどりぎ>で広辞苑を調べると、<宿木・寄生木>と出ている。
 漢和辞典でしらべると、<寄>の≪難読語≫として、[寄(やどりぎ)・(よりぎ)・寄生木(やどりぎ)]が紹介されている。

 地名の「寄」は、濁音ではなく「やどりき」となっている。

 寄中学校は、今年度で閉鎖されるという。
 私の住む町の中学校も、この春で閉鎖される。

 寂れゆく寄町には、春を告げて臘梅が咲き、当地には水仙が咲く。
 なんだか皮肉な符合を感じる。

       
 家の臘梅も、もうおしまいである。花弁の一部が黒ずみ始めた。


 今日は立春。暖かい日であった。
 ソコロシステムズからKさんがきてくださった。WIFIの接続の仕方を教えていただき、さらに、あまりにも不要なメールが入るので、大切なものだけ(例えばアマゾンなど)、タブレットのメールに変更してくださった。(以後、PCに入るものは、迷惑メールとして一挙に消去できるように。)

 今回、帰宅してみると、確定申告の書類が届いていた。
 夕方、書類を完成した。多分間違いなくできていると思う。
 今年も、自力で完成できた。まだ計算力も大丈夫らしく、ホッとしている。
 (私の計算では、例年同様、5000円余りの還付金があるはず☺️。苦労のお手当!)
コメント
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