ぶらぶら人生

心の呟き

花芽が伸びて

2013-03-09 | 身辺雑記
 裏庭に出て、驚いた。
 昨日までなかった、黄色い花の群れが目に飛び込んできた。
 黄水仙である。

           

 春の到来!
 シデコブシの蕾も膨らみ、海棠や杏の蕾も目立ち始めた。

 ニラバナが、昨日一つ、今日また一つ、咲いた。  

   

              

   


 先日、妹から三隅の梅林に出かけて見ないかと誘われた。
 が、長い急勾配の坂を上るのは億劫だし、心臓にも自信がない。
 折角の機会だが、断った。
 老いは進む一方だから、今後、観梅のチャンスはないだろう。

 前回墓参の帰りに立ち寄ったのは、幾年前だろうか。
 もう数年、梅林を訪れてはいない。
 妹に、電話で様子を尋ねたところ、まだ満開には少し早く、蕾が多かったとのことだった。
 気象条件などで、大方の花の開花は、遅れがちなのだろう。

 梅園には、父の寄贈した梅の木がある。
 以前訪れたとき、少々弱っていたけれど、今年も、無事に蕾をつけているとのことだった。

 父の木は、何年ごろに植えられたものだろう?
 梅の木の標準的寿命についても知らない。
 とにかく、亡き父の後にも、梅樹は健在と言うことだ。

 過日、世界一長寿の女性が、114歳だと紹介されていた。
 明治31年生まれ。
 父も同年の生まれである。、生きながらえていれば、114歳ということらしい。
 父は平成6年に、96歳で他界した。
 けれど、父の梅は健在で、、志が花となって生きているのは嬉しいことだ。
 
 それを見にゆく体力は、なくなってしまったけれど。         
コメント
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