ぶらぶら人生

心の呟き

刈り残されたナデシコ

2011-07-14 | 身辺雑記
 崖に伸びた夏草を、例年通り、同級生のHさんに刈ってもらった。
 鬱陶しさのなくなった崖を見ていると、ナデシコの一輪が刈り残してあった。
 か弱い花を刈り残すという技と心遣いを嬉しく眺めた。
 
 猛暑続きの日々。
 崖にも強烈な夏の日差しが注いでいたが、ナデシコの花には秋の気配が感じられる。
 H夫人のヨウちゃんも一緒に来て、溝の掃除や草取りをしてくださった。
 いつも二人の働きぶりに感心する。
 私の手に負えないことが難なく片づいてゆく。 

          

 昨年の草刈りの折、ヨウちゃんからもらった小鉢に、ネジバナが咲いた。
 秋の気配を伝える花は、みな淡い。

               

コメント
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